たそがれ縁側日記

ボケ老人の独り言

多すぎるNHKのチャンネル数

2006-05-10 10:22:15 | Weblog
 NHKの改革論議でテレビのチャンネル数の多いことが問題となっている。現在NHKテレビ放送は、総合、教育、衛星第一、衛星第二、ハイビジョンの5チャンネルを有している。これらのチャンネルごとの番組を見ると、同じ日に重複して放送している番組がかなりある。昨日(9日)の番組では、米大リーグ・レビルレイズ×マリナーズ戦を衛星第一とハイビジョンで同じ時間帯で中継放送。大相撲夏場所を総合、衛星第二、ハイビジョンで生中継。ドラマ純情きらりを総合、衛星第二、ハイビジョンでほぼ同じ時間帯に放送。街道てくてく旅を衛星第二とハイビジョンで放送などがある。
 NHKは公共放送が使命であることから、ドラマやバラエティー番組などはできるだけ民間放送に任せ、報道、教育、教養、文化に重点を置くべきで、現在のチャンネル数は多すぎるような気がしてならない。受信料を払っている視聴者はあらゆる階層に広がっており、NHKとしてはそれら全体の好みや要望に応えなければならない立場にあるが、それにしても現在所有している5つのチャンネルの番組を見る限り無駄が多いと思われる。また、チャンネルを埋めるために多くの番組の作成に追われ、多額の経費を使うのであれば本末転倒といわざるを得ない。