スーパーなどの食品売り場で陳列棚に並んだ商品は、賞味期限が近づいている品物を手前の方に、消費期限にまだ余裕のある品物はその奥に並べてあるのが普通である。そうしたことを知っている(賢い?)主婦達の多くは品物を買う際に奥のほうから取り出して持っていく。従って手前の方にある賞味期限の近づいている品物はどんどん売れ残って賞味期限が来てしまう。
現在こうした傾向がいろいろと問題になっている。こうして売れ残り、賞味期限の切れた商品は製造元へ戻され廃棄処分される。それに要する搬送のための燃料や廃棄処分による資源のムダ遣いは相当量に及ぶ。賞味期限はその期限内に消費すれば風味も落ちないし安全である。賞味期限に十分な余裕があるからといってそれだけ安全度が増し風味も増すとは必ずしも言えない。それよりもそのために生じる資源のムダ遣いや環境汚染の方を考えるべきではないか。そんなことを配慮して賞味期限の近づいている方をあえて買っていく。それを「エコ買い」と称するようだ。
賞味期限といえば雪印乳業に始まって、不二家製菓、ミートホープ、石屋製菓(白い恋人)など賞味期限切れで回収した商品の期限を延長して再度販売していたケースが摘発されている。こんなことでは消費者は賞味期限すら信用できなくなってしまう。製造元としては、賞味期限は十分な余裕を持って設定しているので、期限が少し切れたくらいは問題ないとしているのかもしれない。しかし、それならそれで賞味期限そのものの延長を消費者の納得できる理由と共に公表しておくべきではないか。
現在こうした傾向がいろいろと問題になっている。こうして売れ残り、賞味期限の切れた商品は製造元へ戻され廃棄処分される。それに要する搬送のための燃料や廃棄処分による資源のムダ遣いは相当量に及ぶ。賞味期限はその期限内に消費すれば風味も落ちないし安全である。賞味期限に十分な余裕があるからといってそれだけ安全度が増し風味も増すとは必ずしも言えない。それよりもそのために生じる資源のムダ遣いや環境汚染の方を考えるべきではないか。そんなことを配慮して賞味期限の近づいている方をあえて買っていく。それを「エコ買い」と称するようだ。
賞味期限といえば雪印乳業に始まって、不二家製菓、ミートホープ、石屋製菓(白い恋人)など賞味期限切れで回収した商品の期限を延長して再度販売していたケースが摘発されている。こんなことでは消費者は賞味期限すら信用できなくなってしまう。製造元としては、賞味期限は十分な余裕を持って設定しているので、期限が少し切れたくらいは問題ないとしているのかもしれない。しかし、それならそれで賞味期限そのものの延長を消費者の納得できる理由と共に公表しておくべきではないか。