僕の菜園日誌

家庭菜園40%、水彩画40%その他雑記20%の生活ブログです。ごゆっくりどうぞ。

携帯電話の使い方・使われ方

2005年05月17日 | ライフ
通勤時、ラジオで聞いた話である。
今の若者はケータイを取り上げられると強いストレスを感じるのだという。
メールが必要不可欠なコミュニケーションの手段だからだ。
私にとってのケータイはあくまでも電話。単なる連絡手段だ。
といっても私がかける事はほとんどない。かかってくるほうがほとんどだ。

勤務が終わり、帰る準備をしていざ車に乗り込む。まるでみていたかのように妻からメールがはいる。
「途中、○○を買って帰ってきて♪」
むかしは紙おむつを良く頼まれた。テキトーに買って帰ると怒られる。
「広告に出ていたこれじゃないと駄目!」・・・わずか数十円安いだけである。
当時、私のケータイにはカメラがついていたのを思い出した。
これは便利と「これか?」
オムツの画像メールを送っていたものである

またケーキなどの材料を売っている専門店にも寄ってちょーだいと頼まれる。
店内は女性ばかり。ホントはいやなのである。
何がどこにあるのかわからないので妻からのメールをそのまま定員さんに見せる。
それでも品物を決めかねるときは直接私のケータイで妻と話してもらう。
便利であるがよしわるしである。まるで「ぱしり」のごとく使われてしまう。

そもそも私がケータイを持ちはじめたのはかなり遅い。
上の子供が幼稚園に入園したときだからまだ4年前だ。
保護者記入事項に両親の携帯電話番号の欄が当たり前のようにあったのがきっかけである。
しょうがなくこの日から携帯電話をもつ生活がはじまったのであるが半分強制のようなものである。

私の友人にもひとりいる。
いまだにテレカをもって希少な公衆電話を探すおっさんが・・・(笑)
意地でも持たないらしい。人はとっても良いのだが、とにかく拘束されるのが嫌らしい。
以前は「ケータイもたない連盟」を結成していたがついに最後のひとりになってしまった。

その彼が今年PTAの役員になってしまった。しかも副会長。
周囲からさんざんつめられて弱っていると聞いた。年貢の納め時が来たようだ。
今の時代携帯電話をもっていないと社会が許してくれないのである。
彼も私と同じ「ぱしり」の道を歩むだろう。観念しろ!(笑)