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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

ポピュリズムを深掘りした共和党

2015年12月31日 | 政治
左派運動はなぜ力を持たなかったか? ~ 3.11以降の5年間を振り返る - モーリー・ロバートソン
クルーグマン氏はドナルド・トランプの存在が共和党の「身から出た錆」だと論じている。複雑な問題を多方面から検証したり、妥協して実務的に課題を解決する政治よりも「気持ちの良い政治」を共和党は重視し、その戦略がジョージ・W・ブッシュを圧勝に導いた。結果、自ら深く掘ったポピュリズムの溝から今や抜け出せなくなっているのだ。
日本でポピュリズムを深掘りしているのは「リベラル」だろうか、安倍政権だろうか。

安保法制を見れば前者だし、軽減税率を見れば後者だ。でも軽減税率について民主党はグダグダで立場が定まらない。だから日本では、争点はポピュリズムではなく、そもそも何について何を論じているかのリテラシーの覚束なさではないかと思う。話がかみあうも何も、それ以前に話が終わってしまう感じ。ポピュリズム未満と言えばいいか、あるいは冷静と言えばいいか。日本の多勢は、情報を深掘りしないのが特徴だろう。民主党支持も雰囲気だったのだから、自民党支持も雰囲気なのだろう。
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