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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

シニア世代が生きている限り

2009年04月23日 | 経済・エネルギー・交通
「電子時代に紙メディアは生き残れるか?」という問いに対する答えは、すでに出ているというべきだろう。つまり、現在もなお紙の新聞が残っている理由は、「かつて新聞を読んでいた世代がまだ生きているから」だ(野口悠紀雄:ウェブ隆盛時代に新聞の株式欄が生き残っている本当の理由
この理論だと新聞は高齢者が顧客ということになる。ちなみに、新聞の株式欄が生き残っている理由は惰性で説明されているが、高齢者理論でも説明できそうだ。

#リクルートがテレビ番組表と地域のちらしをセットにして「メール便」で宅配する事業を始めようとしている(フィールドテスト中)。テレビ番組表が新聞の重要な機能であるのは事実だろう。R25やL25とかのメリットにもなっている。こうした無料情報誌が新聞の主たる競合相手に見えるかもしれないが、実際は隙間を埋めているだけで、番組表も無料情報もWebで代替可能である。

そういえば、趣味やアクティビティーの類は、シニア世代が主たる層になっているという。登山でも車でもダンスでも。そうなると、今のシニア世代がいなくなる頃には、日本(市場)はどうなっているんだろう。多分、基本は小さい画面のデバイスに依存し、リアル体験は重視しないようになっているという所か。市場の長期的変化という意味で、考えておくべきポイントだろう。

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