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世界の覚書

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WHOの事務局長にSARS隠蔽の責任者(中国人)が当選

2006年11月13日 | 環境・天災・健康
WHOの事務局長に中国人(マーガレット・チャン)が当選したと聞いて、やれやれと思ったが、詳しい背景が大紀元に載った。
大紀元時報:「皮肉なことだ」、SARS隠蔽した中国代表がWHO事務局長に=香港患者権益協会が批判
香港の患者権益協会幹事・彭鴻昌氏は、2003年に発生し、香港で約300人の死亡に至ったSARSの香港での流行に、陳氏が逃れられない重責を負っていたと指摘した。当時香港衛生署署長であった陳氏は、「国家機密」との理由でSARS蔓延の情報を隠蔽し外部に公開しなかった。「感染源の追跡調査には非常に鈍感だった。感染が密集していた団地『淘大花園』を隔離する決定も後手にまわり、伝染病の条例を修正する動きも遅かった」という。
 中共当局のSARS隠蔽方針を実行した陳氏の対応を、中国衛生部の黄傑夫副部長は当時「大局に気を配ってくれた」と評価した。
 また、1997年鳥インフルエンザの初めてのヒト感染が香港で発見された際、当時香港衛生署署長の陳氏が、香港市民に、鶏肉を安心して食べるようにと発表した。その後感染が香港全体に広がった。
 2003年8月、陳氏はSARS対応での失職により辞任した。2004年7月、香港立法会は陳氏の職務怠慢を非難する動議を発動した。陳氏は直後にWHOに転任したため、懲罰から責任を逃れた。
WHOのサイトに情報が出ている。女史いわく、
I want us to be judged by the impact we have on the health of the people of Africa, and the health of women. … Improvements in the health of the people of Africa and the health of women are key indicators of the performance of WHO.
つまりアフリカと(世界の)女性の健康が大事だそうである。「女性」を強調するのは「プロ市民」ぽいし、アフリカといえば、おりしも中国で朝貢会議をやりましたね(笑

読売新聞の報道が妙だ。
元・香港保健局長のチャン氏は、2003年の新型肺炎(SARS)制圧で功績を上げ、感染症対策の専門家として同年9月にWHO入り。鳥インフルエンザの拡大防止対策で活躍し、アジア・アフリカの理事国を中心に幅広い支持を獲得した。
朝日や毎日はまともだ。↓朝日新聞
総会後の陳馮氏の記者会見では、SARS(重症急性呼吸器症候群)や鳥インフルエンザの発生時に自国情報の公開に消極的だとして問題視された中国への対応について、質問が集中した。陳馮氏は「中国籍は引きずらず、加盟国の利益のために全力を尽くす」としたうえで、「中国人の事務局長として、中国政府の首脳部に対してよりよい働きかけの手段を持つことができると願っている。加盟国に必要な努力を促すのが私の仕事で、中国に対しても(感染症の)検体や情報の共有を率直に求めるつもりだ」と語った。
#香港での評判を基礎に報道すべきだった。

#ちなみにWHOの事務局長の前任者は韓国人だった。韓国、中国の人が国際機関の長になる例が続いている。

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