東京の場合、小さい子どもが二人いる母子家庭の生活保護:192,000円(公共交通機関、住民税、NHK受信料、水道料金基本料、医療費は免除、住宅扶助は別途)
ちなみに東京の住宅扶助は場所によって、53,200円~69,800円(3人世帯想定)のようだ。料金が免除になるものの総額は決めにくいが(働けない=体の具合が悪いから医療費がかかるものと思った方がいいだろうが)、まあ月額1万円としよう。3人世帯が住むアパートは6万円とか7万円という事はありえないが、それは措いといて、とりあえず住宅扶助を7万円で計算しよう。合計272,000円、年額3,264,000円になる。住民税の件はとりあえず度外視。
東京の最低賃金837円で8時間22日働く人の月収は147,300円、年額1,767,600円。まあ時給1,000円で8時間、22日勤務なら176,000円、年額2,112,000円。普通のパートタイマーなら、よく働いても年収150万~200万円というところだろう。仮に年収176万円あると言ったら、酷い貧乏とは言わないと思うが、それでも生活保護には約100万円も負けている。住民税やその他料金も自腹である。単純な話、年収を176万円→270万円にするには、時給が1284円であればよい事になる。最低賃金がそんな額になる事はありえないだろうが...
生活保護制度が要改善なのか、最低賃金額が要改善なのか。いつまでも答えを先延ばしにするのは、妙な話である。後者は、デフレ経済の下ではどうにもならない。生活費を安くできれば良いが、それはデフレ推進政策になりかねない。そりゃあ、いわゆる節約は可能だろうが...
気になるのは医療費や介護費。仮に月額30万円といったら、まだ安いだろうが、年額360万円。ざっくり数百万円。無収入ではどうにもならない。一体全体、この悪夢のような状況に対策はあるのだろうか。落としどころはどこなのか。
ちなみに東京の住宅扶助は場所によって、53,200円~69,800円(3人世帯想定)のようだ。料金が免除になるものの総額は決めにくいが(働けない=体の具合が悪いから医療費がかかるものと思った方がいいだろうが)、まあ月額1万円としよう。3人世帯が住むアパートは6万円とか7万円という事はありえないが、それは措いといて、とりあえず住宅扶助を7万円で計算しよう。合計272,000円、年額3,264,000円になる。住民税の件はとりあえず度外視。
東京の最低賃金837円で8時間22日働く人の月収は147,300円、年額1,767,600円。まあ時給1,000円で8時間、22日勤務なら176,000円、年額2,112,000円。普通のパートタイマーなら、よく働いても年収150万~200万円というところだろう。仮に年収176万円あると言ったら、酷い貧乏とは言わないと思うが、それでも生活保護には約100万円も負けている。住民税やその他料金も自腹である。単純な話、年収を176万円→270万円にするには、時給が1284円であればよい事になる。最低賃金がそんな額になる事はありえないだろうが...
生活保護制度が要改善なのか、最低賃金額が要改善なのか。いつまでも答えを先延ばしにするのは、妙な話である。後者は、デフレ経済の下ではどうにもならない。生活費を安くできれば良いが、それはデフレ推進政策になりかねない。そりゃあ、いわゆる節約は可能だろうが...
気になるのは医療費や介護費。仮に月額30万円といったら、まだ安いだろうが、年額360万円。ざっくり数百万円。無収入ではどうにもならない。一体全体、この悪夢のような状況に対策はあるのだろうか。落としどころはどこなのか。