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-6年半ぶりに投稿

(大)不況がやってくる!?  その14

2006-09-30 17:25:12 | 世界経済
連日、ニューヨーク市場で史上最高値更新のニュースが流れているが、バブル経済時の日経平均の最高値の様に、歴史的な金字塔とならないことを願うばかりである。

さて、個人消費は予想通り弱含んでいる様であり、市場予想を下回った。貯蓄率のマイナス幅が縮小した様だが、今後プラスに移行する過程で、更に個人消費は弱含もう。

さて、3/16の記事で書いた米国での高リスクのローンの拡大の懸念がいよいよ顕在化してきたようで、RealtyTracというオンライン抵当流れ(Foreclosure)情報サービスの8月に入った抵当流れ物件数が、7月から24%も増加したと言う。特に価格上昇の激しかった地域で顕著になっているようだが、厳しい実態は、以下の「ニューイングランド通信」のブログに詳しい。

米国の不動産市場の状況のインパクトについては色々な見方があり、これも含めソフトランディングするという見方が今のコンセンサスであろう(米国市場の株価が示すとおり)。ただ、過去の例を待つまでもなく、市場は常に正しいわけではなく、また特定のインセンティブを持った人が現状を実態以上に良く言う事も、極めて普通の事である。私と同じ様な問題意識を持つブログの情報は大変参考となるので、以下に2つあげてみる。
http://blogs.yahoo.co.jp/toushizantetu
http://teamiwana.seesaa.net/



◎8月の米個人消費、0.1%増・市場予想下回る
 市場予想(0.3%増)を下回り、05年8月(0.1%減)以来の低い伸び率。貯蓄率はマイナス0.5%となり、前月から0.2ポイント改善。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3K2900W%2029092006&g=G1&d=20060929

◎Foreclosure Tsunamiがやってくる!(「ニューイングランド通信」
http://blogs.yahoo.co.jp/giantchee2/trackback/1391397/19437061

◎Foreclosures spiked in August
http://money.cnn.com/2006/09/13/real_estate/foreclosures_spiking/index.htm?postversion=2006091314

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