つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

田中角栄の失敗論

2023-11-25 06:41:58 | 日記

ロッキード事件で評価を下げたのだが、田中角栄元首相は、庶民にとってとても魅力的だった。

彼の本音というか、直接的というか、根源的というかの言葉の一つがこうだ。

同意される方も多いことだろう。

 

◆成長の正体は失敗なんだ

 「失敗はイヤというほどしたほうがいい。

  そうするとバカでない限り、骨身に染みる。

  判断力、分別ができてくる。

  これが成長の正体だ。」

 

 「今太閤」とも呼ばれ、権力の栄華を極めたかに見える角栄だが、その人生は苦労と挫折の連続だったそう。

 寒村での生活、吃音、落選、逮捕、長男の死・・・

 文字通り人生の修羅場を経験し、社会に揉まれに揉まれて、政界へ進出した。

 その角栄が語る「失敗の効能」は、エスタブリッシュメントの官僚や、

 世襲議員では、決して語り得ない説得力を持っていたと感ずる。

 

 角栄は、他人の「失敗」にはとても寛容であったそうだ、むしろそれを克服しようとする姿を好んだ。

 清濁併せのむ人間の強みでもあり、それが庶民に愛される理由でもあるのだろう。

 もう少し首相を続けていただきたかった方だ。

 


「永源寺の紅葉」

2023-11-24 06:34:31 | 旅行

昨日は、近江の古刹「永源寺」に紅葉鑑賞に行ってきました。

ここ名古屋からは、岐阜方面から名神高速経由の既知のルートでは、110kmくらいだ。

ところが、三重県側から新名神高速~八風街道で峠を越えれば80kmくらいのようで、今回はそのルート。

結果は大正解で、祝日だったが途中ストレスなく、現地に到着できた(高速料金も少し安い)。

 

◆写真では表せないほどの美しさだった

  〇山門・鐘楼・芭蕉の句碑・池に写る逆さ永源寺など

  

 

 〇本堂

  

 〇紅葉、写真では表せない美しさです、外国人もワンダフルを連発していました

 

 

 

 

 

 

 

 御朱印帳を忘れたので、別紙をいただいたのですが、それは「書置き」というようです。

 帰宅して、自分の御朱印帳に糊付けすればOKのようです。

 

 

 

  

 


選択の連続

2023-11-23 06:35:04 | 日記

あまりよく存じ上げてはいない方なのだが、桑原晃弥氏の書が参考になった。

それは、「人生は選択の連続」というもの。

そして、その選択と共に為すべきことも語ってくれている。

 

◆選択をどう生かしていくか

 人生は選択の連続なのですが、大切なのはその選択が正しかったかどうかよりも、

 自分の選択を「こう選んで良かった」と言えるものにするために、どれだけ考えてかつ努力するかなのです。

 それさえできれば、人生で遭遇する事件や事故でさえも、

 後に考えれば次の成功へのステップとすることさえ出来るのです。

 

 人生とはままならないものですが、だからこそ「どう生きるか、どんな選択をするのか」を考え、

 懸命に生きることが大切なのです。

 ぜひ、「次に何をすべきか」と自問自答しながら、次の道を選択していただきたいものです。

 

 →なるほど、たしかに人生は選択の連続だ。

  当たり前のことなのかもしれないが、その選択を正しいものとするために努力・・・

  それが次の道や選択に繋がっていくんですねぇ

 


手放す

2023-11-22 06:48:26 | 日記

人は誰しも、一度手に入れた物は、手放したくはないものらしい。

だがここに、手放すことの効用を説く人がいた。

英国の小説家サマーセット・モームだ。

 

◆現状に固執してはいけないようです

 「人生とはおもしろいものです。

  何か一つを手放したら、それよりもずっといいものがやってくるものです。」

 たしかに・・・

 おいらの卑近な例で恐縮ですが、前職をもうしばらく継続したい気持ちはあったのですが、

 諸般の事情で退職することとなりました。

 いわば一つ手放したわけです。

 

 そして、現在の生活です。

 世の中に繋がりながら、責任は軽く、自由時間が豊富にあります。

 そして、やりがいというものは、スケールの大きさとか、金銭的価値とか、

 重要性とかには、まったく関係ないという事を知ることもできました。

 そう、現在の自由で満ち足りた新しい生活を得られたのです。

 

 たしか以前に、禅宗のご住職から、「離せば手に満てり」という言葉を学んだ。

 思い起こせばこれも、手放すことの効用なのでしょう。

 つまりこれは、洋の東西を問わずの真理なのかもしれませんね。

 


才能と努力

2023-11-21 06:37:52 | 日記

アスリートにしろ研究者にしろ、ものごとを成し遂げるのには、才能と努力が必要なことは当然だ。

だが本当にそれだけでいいのか、おいらはそこに、何となく違和感を抱いていた。

脳科学者の茂木健一郎氏の解説によれば、こういうことだ。

 

◆才能と努力とグリッドが必要

 氏によれば、ものごとを成し遂げるには、才能と努力ともう一つの力、グリットが必要だという。

 そしてそのグリットとは、何かの目的を達成するための最後までやり抜く力のことだそうだ。

 このグリットの例として、マラソン選手の有森裕子氏とテニスの松岡修造氏が挙げられる。

 

 有森は、高校入学でクラブ活動の陸上部にさえ入部がかなわなかったそうだ。

 それは、それまでの「才能」がなく、「努力」もなかったからだ。

 だが、熱意「グリッド」はあったので結果的に入部は出来た、そして結果もだした。

 バルセロナオリンピック銀メダル、アトランタオリンピック銅メダルだ。

 

 もう一人、阪急東宝グループ御曹司の松岡修造氏だ。

 彼は才能も身体能力も国際基準では不足しながらも、世界ランク40位まで登った。

 これこそが熱意「グリッド」だ。 

 

 なんとなくの違和感が溶けました。

 何かを成し遂げるには、「才能」+「努力」+「熱意」が必要なようです。