アスリートにしろ研究者にしろ、ものごとを成し遂げるのには、才能と努力が必要なことは当然だ。
だが本当にそれだけでいいのか、おいらはそこに、何となく違和感を抱いていた。
脳科学者の茂木健一郎氏の解説によれば、こういうことだ。
◆才能と努力とグリッドが必要
氏によれば、ものごとを成し遂げるには、才能と努力ともう一つの力、グリットが必要だという。
そしてそのグリットとは、何かの目的を達成するための最後までやり抜く力のことだそうだ。
このグリットの例として、マラソン選手の有森裕子氏とテニスの松岡修造氏が挙げられる。
有森は、高校入学でクラブ活動の陸上部にさえ入部がかなわなかったそうだ。
それは、それまでの「才能」がなく、「努力」もなかったからだ。
だが、熱意「グリッド」はあったので結果的に入部は出来た、そして結果もだした。
バルセロナオリンピック銀メダル、アトランタオリンピック銅メダルだ。
もう一人、阪急東宝グループ御曹司の松岡修造氏だ。
彼は才能も身体能力も国際基準では不足しながらも、世界ランク40位まで登った。
これこそが熱意「グリッド」だ。
なんとなくの違和感が溶けました。
何かを成し遂げるには、「才能」+「努力」+「熱意」が必要なようです。