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丸裸

2024-03-26 06:38:46 | 日記

真言宗のご住職の言葉だ。

死ぬときはみな丸裸」だからこそ、生きているときは懸命でなければならない。

 

◆どうせは心の赤信号

 住職の父親は肝臓がんを患い、「どうせあの世へ帰る身ならば、せめてこの世に生きているうちは、

 命をかけて頑張り尽くそう、誰が知ろうとしるまいと。」と記していた。

 だが、どうせには、いつかこの世と別れるという思いが込められている気がする。

 

 生きていればその先に、死が待っているのは明らかだ。

 だが、死が近づいてくるのではなく、我々の方から死に近づいていくのだ。

 避けられない死を考えたとき、それまでをどのように生きるのかを真剣に考えるのだろう。

 

 仏教には、ヘビが水を飲むと毒液になり、牛が水を飲むとミルクになる、というたとえがあります。

 死ぬときは皆丸裸、地位も肩書も財産も何も持っていけない。

 せめて誰が知ろうと知るまいと、出会う出来事をミルクにしていきたいものです。

 

 →おいらは宗教心はあまりないが、おっしゃることはわかるような気がします。


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