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値上げ

2024-03-21 06:46:07 | 日記

物価(物やサービスの価格)が上がることは、ほとんどの人々が嫌がることだと思う。

だが、当地(名古屋市)の地元紙で、「値上げは悪ではない」とのコラムを見た。

そんな論調には、即座には同意は出来ないので、その主張をよく聞いてみた。

 

価格は需要と供給の交点で決まるもの

 モノやサービスの値段が上がることを、単純に喜ぶ消費者は一人もいないはずだ。

 しかし、地元紙の調査では、「食品値上げやむなし」が75%を占めるという。

 多くの消費者が、値上げを容認しているということ。

 

 日本は、30年間にわたるデフレを経験し、賃金が上がらず、物価も上がらなかった。

 値上げは、「悪」という風潮だ。

 だが会社は、ただ自社が儲けるためだけに値上げするのではない。

 社員への賃上げを図るためでもあるようだ。

 今、日本で起きていることは、社員への賃上げを発表し、

 それに合わせてモノやサービスの値上げへと踏み出すという経営なのだ。

 だから、値上げは賃上げの原資を生み出すために必要なことらしい。

 ということは、生活者・消費者は認識を変えるべきなのかもしれない。

 値上げと賃上げの好循環を期待すべきなのかもね。

 

 →そういうシステムデザイン(社会構造)の中では、モノの値段を上げることが、賃金の上昇につながるので、

  社会全体で、モノの値上げに取り組むべきらしい。

  では、賃金を得ていない年金生活者の生活はどうなるのか。

  それは、現役時代を含めての自己責任らいいです。

 


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