前略、いろいろやってます

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計画停電のいろいろ

2011-03-15 23:37:39 | 考えもの
今日は昼間は職場で、夜は自宅で停電にあってしまった。遠距離通勤者は一日2回の停電を経験することになるらしい。朝、品切れでガソリンスタンドが閉まっていると聞いた。車の燃料もう少ないんだけどな。給油出来なかったら、あと二日くらいしか通勤出来ないや。

米も底をついたから買いに行ったら、売り切れていた。買い占めたヤツふざけるな!!こっちは切れるまで買い控えているのに。まぁ、政府に備蓄米があるから、すぐに仕入れはあると思うけど。帰りにガソリンスタンドは開いていた。車の列が出来ていた。しかし、値段がリッター160円!!値上げしてないか? 米もどさくさにまぎれて値上げしてたら、打ちこわしをしたくなるね(笑)

さて、昼間は外が明るいので、そんなに問題がなかった。ただし、停電時間帯はパソコンが動かないのでほとんど仕事にならない。年度末で事務仕事も多いんだけどな。仕方がないから、片付けなどをしていた。印刷室でシュレッダーのゴミが4袋もたまっていたので、ゴミ置き場まで運ぶことにした。階段の下まで人力で運んで、そこからはリヤカーに積んでゴミ置き場へ。見ていた人が「昔、野菜とかを積んで行商に歩いていた人を思い出した」などと言う。それから、机の上の書類を整理する。シュレッダーにかけるもの、捨てるもの、保管するものなどに分別。みんな同じことをしていたらしく、間違えてシュレッダーの前に立って、「あっ動かないんだった」と笑っている人が多数。停電は3時間程度で終わった。最初に「信号がついてる!!」の声。それから1分後くらいに部屋の電灯がついた。「やったー」とみんな拍手・・何でもないことだけど、電気のありがたみを感じてしまった。

問題は夜。沼津市までは普通に帰って来れた。長泉町に入った瞬間、全部真っ暗。信号どころか街灯もついていない。国道246号線の長泉ICにはあれだけの複雑な交差点にも関わらず、警察がいなかった。停電になっていない地域から走って来る車は、停電地帯に来ると真っ暗なので。交差点を交差点として認識出来ないらしく、凄いスピードで走って来ている。徐行して譲り合いをしなきゃダメだろ!!って言いたかったけど、仕方がない。タイミング見ながら、結構強引に渡ったけど・・死にそうだった。

今日は夕方、耳鼻科の予約が入っていたのだが、耳鼻科へ寄ったら、停電のため予約の方のみ22時~23時の診療になります」という貼紙がしてあった。

家の中も暗闇。こんなこともあろうかと、手回し充電の電灯を買っておいて良かった。十数回グルグル回すと5分くらいは明るい。で、少し暗くなって来たら、また十数回グルグル。そんな感じ。とにかく静かだなぁと思った。時計の音しかしない。上の階に住むALTは同僚の人が車で迎えに来てどこかへ行った。たぶん、南の方は停電していないので避難したのだろう。

さて、計画停電のデータを集めなきゃ・・ということで、いろいろ実験してみた。まず、夜の停電は一人1個は懐中電灯が必要だ。そうしないと、各自身動きが取れなくなる。トイレとか行くにも困るしね(笑) 暗闇を少しでも明るくする方法を考えてみた。出来れば、鏡をたくさん置いて、光を反射させ、広い範囲を照らせるようにする。鏡がない場合は、懐中電灯を白い壁に向けておくと、反射光で結構部屋が明るめになる・・と言ったって、暗いことは暗い。まぁ、洗濯物を畳むことは出来るくらいの薄暗さ。困ったのは「夕飯どうしよう?」ということ。とりあえず、水道やガスは大丈夫なんだけど、暗くて調理が不可能だ。何か方法を考えないと・・というより、停電前に調理を済ませておくか、コンビニで弁当を買うかするしかない。でも、この暗さでは食べるのも難しいと思う・・懐中電灯では手元しか見えないし。

どうしようかなぁと思っていたら、2時間で停電終了。21時には何の不自由もなくなった。三島市では大きな交差点に発電機付きのバルーン(工事現場によくある大きな照明器具)が設置されていた。三島市はさすがだ。長泉町は県内一の経済状況を誇るくせに、こういう所は考えていないなぁ。