9月8日(土)は「鳴く虫の観察会」でおごせ昆虫と自然の館へ。
お天気の心配はまったくしていなかったのですが、関越道走行中に雨が…。開催時間にはやんでくれてよかったですね。
鳴く虫たちの生体展示です。
こちらは、「昆虫王」で日本昆虫協会会長の長畑さんが捕まえてきてくれた虫たちのほうかな。
ミツカドコオロギのオスは独特な風貌をしています。
メイン講師の和田さんも、バッタ・コオロギ・キリギリスの仲間別に分けて用意してくれていました。いったい何種類いたのでしょうか? ちゃんとメモしてこないとなぁ…。
コバネササキリです。
まずは室内にてレクチャータイム。参加者はワンダースクールのご家族のみ6家族22名です。
越生町でこれまでに確認された直翅類は78種ということで、リストもいただきました。バッタ・キリギリス・コオロギの仲間たちの耳の位置や鳴き方に関するお話もありましたね。
屋外へ出ます。梅林はアオマツムシだらけです…。
地面ではエンマコオロギ・ツヅレサセコオロギ・モリオカメコオロギなどが鳴いていましたが、ヒゲシロスズの鳴き声はたか爺には聞こえません…。年をとると8.000Hz以上の音は聞こえなくなってしまうようです。4~5.000Hzぐらいの虫の音は大丈夫なんですけれどもねぇ…。
鳴く虫の姿を探しながら移動します。
さっそく何かを捕まえていた子です。
まあ、ワンダースクールの子どもたちだからなぁ…。次から次へといろいろ見つけてくれちゃうので、なかなか前には進めませんよね。
photo by sachibaa
この子が捕まえたのは?
photo by sachibaa
サトクダマキモドキでした。昨年のヤマクダマキモドキに続いて、「鳴く虫の観察会」では初記録ですよ!
しかも、お尻からハリガネムシのおまけ付き!?
盛り上がりましたねぇ~。
なぜか道路上にはセスジスズメも。
幼虫を見つけていた子もいました。
photo by sachibaa
虫とり網にはエンマコオロギが入っていますが、パパもママも後ずさり…。最近ご両親は虫が苦手なのに、お子様のために入会してくれるご家族も増えていますよね。ありがたいことです。
ヒゲシロスズの鳴き声が聞こえるかどうかチャレンジ中?
オオカマキリかな。
「昆虫王」の長畑さんはやっぱりすごいです。
鳴く虫に限らず、子どもたちのためにいろいろと見つけてくれていました。
アオマツムシを捜索中!?
帰りにはついに姿を発見! 捕まえていましたね。
ようやく道灌橋を渡ったあたりまで…。このあたりからは、天然のスズムシやカンタンの鳴き声も聞こえてくるようになります。
今度は何かな?
こちらも。
オオカマキリです。夜は真っ黒な目になりますよね。
コカマキリを捕まえていた子です。
photo by sachibaa
よしざわ自然農園さんの駐車場では、クマスズムシも見つかりました。
photo by sachibaa
何だったっけ? 記憶のほうが…。
あらっ!? この子が手にしているのは?
サワガニでしたねぇ~。
そういえば、サワガニとり名人の子だったか!?
これは帰り道。道路に出てきていたエンマコオロギです。
室内へ戻って。
エンマコオロギが多かったけれども、モリオカメかハラオカメコオロギ、アオマツムシ、カマドウマなども入っていました。エンマコオロギは、目の前で鳴く姿も見せてくれましたねぇ~。
カマドウマです。
「夜のクワガタさがし」や「夜の森探検隊」の際に見られるのはマダラカマドウマのほうなので、かえって珍しいかも!?
最後に、生体展示の虫たちで欲しいものがいたらお持ち帰りくださいということで。
この子は迷わずショウリョウバッタ♀を選んでおりました。
一番大きなバッタだもんねぇ~。
おごせ昆虫と自然の館の師匠たちには、10月にも「トンボの観察会」と「スズメバチ、イナゴの試食会」でお世話になります。ご予約はお早めに!?