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たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

加須市大越昆虫館「夜間採集・観察会」

2023年08月04日 | 加須市大越昆虫館

 7月22日(土)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「夜間採集・観察会」のお手伝いに行ってきました。


 たか爺は18時頃に到着。
 
ミソハギ

 きれいに整備し直されたビオトープ池です。

フサフジウツギ(ブッドレア)

 「バタフライブッシュ」は昆虫館の庭には必要ですよね!?

ニイニイゼミ(抜殻)

 残念ながら、木登り中の幼虫は見つかりませんでした。

アオバハゴロモ

ツマグロヒョウモン(幼虫)


 この子が見つけてくれましたね。トゲトゲに見えるけど刺さないので、「手乗り」もOKですよ!?


 自然教室は18時半にスタート!


 参加者は10組で23名ぐらいだったのかな。内、ワンダースクールからは2家族6名が参加してくれました。


 本年6月10日の夜間採集の際に採集されたガの標本ですね。たか爺も写りこんじゃったけど…。


 18時45分頃、最初に集まってきたのはハラヒシバッタたち。


 これは別個体。小さなバッタですが、前胸背板の斑紋がいろいろでおもしろいです。

トウキョウヒメハンミョウ

クビキリギス♂(幼虫)

ウスバカミキリ

 これはライトトラップではなく、小さな林の木の幹におりました。


 同じく、初めて見た虫はセスジナガキマワリになるのかな。ピンボケで残念…。


 この日の日没は18時55分。19時を過ぎた頃にこの子が捕まえていたのは?


 カトリヤンマの未熟な個体でしょうか。夕方、地上を低く飛びながら活動する小振りのヤンマです。


 講師の方がいっしょに調べてくれました。


 こちらでも捕まっていましたね。


 これもいっしょに調べてくれて。ヤブキリ♀だったかな。


 19時20分頃の夜空には三日月。



 19時25分頃からカブトムシもご登場です!


 とはいっても、直接ライトトラップに飛んできたわけではなく、庭の横の小さな林のほうにかなり飛んできておりました。



 林のほうで捕まえてきたカブトムシを、こうしてくっつけに来る子がいたわけですね!?


 で、こうなるわけです…。


 同じ頃からニイニイゼミも増えてきました。



 これは直接ライトトラップに飛んできます。



 小さな林ではカブトムシ採り続行中!?

アオドウガネ



 19時40分頃からはアオドウガネやドウガネブイブイも多数飛来するようになりました。写真は撮っていませんでしたが、スジコガネやサクラコガネも。


 アオドウガネかな。ワンダースクールの子ではないので、お日様ステッカーを付けさせていただきます。

モンスズメバチ

 これはちょっと…。たか爺が酎カップにて採集しました。


 酎カップ越しに観察中です。

カブトムシ♀

 この♀のみ直接ライトトラップに。そういえば、「夜の森探検隊」の際にトイレの灯りに来るカブトムシやノコギリクワガタも♀のほうが多いかも!?


ハグロトンボ



アブラゼミ

 アオドウガネやドウガネブイブイは人にもくっついてくるもので…。

ウスバカミキリ


 ドウガネブイブイとアオドウガネ?

ハグロトンボ&ニイニイゼミ


 20時を過ぎると、ものすごいことになってきました。




 ニイニイゼミはたか爺にもくっついてくるし…。


 20時20分頃、無事終了です。「夜間採集・観察会」はやっぱりおもしろいですねぇ~。8月26日(土)にも開催予定ですので、ぜひまたご参加ください。
 そういえば、今回もガが少なかったけれども、飛来するのはもう少し遅い時間になってからなのかな? 解散後、後片付けのお手伝いをして、21時頃には帰途につきました。

 明日はまた鎌倉の実家、明後日は越生町で「プライベイトリバーで川遊び」、明々後日はまたまた鎌倉と、爺さんとしてはちょっとハードスケジュールですが、そのあと湯の丸・鹿沢高原へ遊びに行く予定なので、ここはがんばっておかないとね。

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加須市大越昆虫館「食べられる野草の観察会・試食会」

2023年05月22日 | 加須市大越昆虫館

 5月5日(金)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「食べられる野草の観察会・試食会」のお手伝いに行ってきました。東北道が事故渋滞で通常だと1時間のところ2時間かかってしまいましたが、どうにか間に合ってよかったです。


 参加者はワンダースクールの2家族4名+地元の2家族6名の4家族10名。何だかちょっともったいなかった感じ!?


 まずは、メイン講師の荻島さんが食べられる野草に関していろいろと教えてくれました。


 展示されていたこちらのサンプルを見てもらいながらなので、参加者の方もわかりやすかったと思います。ノビル、ユキノシタ、ドクダミ、サンショウ、ヨモギ、セリ、ハリギリ、アシタバ、ハコベ、タラの芽、カキドオシ、コゴミ、ハリエンジュ、竹の子、カキ等々ですね。


 昆虫館を出てすぐ裏手の利根川の土手へ。


 田植えが済んだ田んぼです。荒川や利根川の近くの田植えは早いですよね。


 実は食べられる野草だらけの土手の階段を上ると。


 子どもたちはさっそく階段の両脇の草むらでチョウを追いかけはじめました。昆虫館に来る子どもたちは野草摘みより虫捕りですからねぇ~。まあ、たか爺の師匠たちも同じかも!?


 土手の上では野草摘みをされていたママもいました。


 利根川河川敷の下流方向です。2日前の5月3日に「ジャンボこいのぼり」で有名な「加須市民平和祭」が開催されたので、左側に仮設トイレが残っております。


 お花の天ぷらがおいしいムラサキツメクサです。シロツメクサやタンポポもお花丸ごと天ぷらがお勧めですよ。


 阿部さんが摘んでおいてくれたので、あとで久しぶりにいただきました。甘くておいしかったです。


 ムラサキツメクサが群生していればヤセウツボも。マメ科のシャジクソウ属に寄生する植物ですね。


 昆虫館へ戻ると、いよいよ食べられる野草の試食会。


 毎年埼玉昆虫談話会会長の江村さんが揚げてくれる天ぷらは絶品です。もちろん、「これは〇〇の食草で」等々の解説付きでございます!?


 いただきます!






 お味の方はいかがだったでしょうか。
 そういえば、昔ちびっこ探検隊のお母さんたちのお世話になっていた頃から、野菜嫌いだった子が野草の天ぷらを食べたあと野菜も食べられるようになったという話をよく聞きました。なぜでしょうね?


 庭のビオトープ池もきれいに整備されていました。



 庭のエゴノキ。


 コシアブラもおいしかったです。


 子どもたちはまた虫捕りモードへ。


 庭でテリトリーを張っていたキムネクマバチ♂も捕まえてくれました。念のためまずはたか爺がつかんでみせます。というか、メスだったらたか爺だってつかんだりしませんけれどもねぇ…。


 触ってみてもらって。


 そうそう自分でもつかんでみないとねぇ~。


 記念撮影中!?


 この子も自分で捕まえておりました。


 今度は何を捕まえたのかな?


 アオスジアゲハでしたねぇ~。
 利根川の土手ではモンシロチョウ、モンキチョウ、ヤマトシジミ中心でしたが、昆虫館の庭ではアゲハ、アオスジアゲハ、アカボシゴマダラも飛んでいました。でも、大きなチョウを捕まえたのはこの子だけです。


 何竹になるのかわかりませんが、小さな竹の子の天ぷらもおいしかったぁ~。


 でも、たか爺はやっぱりハリエンジュの蕾が一番好きかな。


 毎年荻島さんが早起きして、苦労しながら集めてきてくれています。ありがとうございます!


 自然教室は10時半から12時の予定でしたが、20分ほどオーバーして無事終了。何だかお手伝いというよりも「ごちそうさま!」でございました…。

 このあと、7日(日)と14日(日)のワンダースクールのほうは2週続けて雨天中止…。昨日の里山体験プログラム「タマネギの収穫と牛丼作り」は好天に恵まれて無事開催できました。
 でもなぁ…。本日下見に行ってきた28日(日)の「親子で勝負! ザリガニ釣り」のほうは、今度は逆に池の水が干上がりそうでどうするかというところです…。「初夏の生きものさがし」にでも内容を変更して、希望者のみで開催するしかないかもしれません。
 本日のさいたま市は12時から東京は15時から24時まで雨の天気予報も大ハズレで、雨なんかまったく降らなかったし…。明日は本当に1日雨なんでしょうかね? ある程度降ってくれたら明後日また様子を見に行ってくる予定ですが、そのあと日曜まで晴が続くとなるといったいどうなることやら…。まあ、なるようにしかなりませんけれどもね!?

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加須市大越昆虫館「春の自然観察会」

2023年05月08日 | 加須市大越昆虫館

 4月16日(日)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「春の自然観察会」のお手伝いに行ってきました。アカボシゴマダラの前蛹を観察中です。


 先に撮っておいたこちらになります。「特定外来生物」とはいえ、きれいなものはきれい!?



 昆虫館の入口ではフジの花が出迎えてくれました。


 嫌いな方はごめんなさいねぇ…。昆虫館にて飼育中のいわばガのスプリングエフェメラル、フチグロトゲエダシャクの幼虫たちがヨモギの葉っぱを爆食中!? 『埼玉県レッドリスト動物編 2018』では準絶滅危惧1型に指定されています。


 ワンダースクールの1家族4名を含めて、参加者は4組11名。まずはメイン講師の荻島さんのレクチャータイムからスタートですね。


 飼育中のキエダシャクの幼虫も見せてもらいました。ノイバラそっくりで棘まで付けちゃって実にお見事!


 阿部さんは標本を使ったレクチャーを。


 こちらの標本ですね。たか爺も写りこんでしまいましたが…。


 タンポポの花にヤブキリの幼虫は、春の定番でございます。


 これは虫こぶの話だったかな? 昆虫館の庭ではヒメウラナミジャノメの姿が目立ちました。


 利根川の土手へと移動します。

スズメノエンドウ

 スズメノエンドウとカラスノエンドウ、ハルジオンとヒメジョオンなど植物のお話も。


 あとはひたすら春のチョウを追いかけて。








 モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、アゲハなどが捕まっておりました。キアゲハも見られましたね。


 これではよくわかりませんが、土手では黒いハエが大量発生。オスが群飛びながらメス待ちなのかな?


 捕まえて撮ってみてもこんな写真じゃねぇ…。とりあえずケバエsp.としておきますか。


 利根川の河川敷では、ヒバリたちがにぎやかにさえずっていましたね。時々キジも鳴いたりして。下流方向です。


 上流方向ですね。


 昆虫館まで戻ってきたら、キムネクマバチ♂がテリトリーを張っていたので、参加者の方に捕まえてもらって。


 オスだからつかんでもOKですよ!?


 最後にツマキチョウを見せてもらっているところかな。前回は雨で室内でのレクチャーのみだったので、今回はお天気にも恵まれて何よりでしたね。

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加須市大越昆虫館「春の昆虫、植物観察会」

2023年04月12日 | 加須市大越昆虫館

 3月26日(日)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「春の昆虫、植物観察会」は小雨開催予定でしたが、本降りの雨となってしまったため室内での講義スタイルに変更されました。


 参加者はワンダースクールからの2家族6名のみ。たか爺は虫の師匠たちの講義が受けられておもしろかったけれども、子どもたちはどうだったのかな?

ムラサキシャチホコ(標本)


 今回はガの擬態の話が中心でしたね。これぞまさしく「トリックアート」!?


 ハチのようなスカシバの仲間や、翅に鳥の糞のような模様があるカギバの仲間の標本です。


 なんと鳥の糞に来ているハエまで描かれている!? これにはビックリですねぇ~。

春の観察会で見られる昆虫(標本)


 解説中です。今回は雨で残念でしたが、4月の観察会へもぜひまたご参加ください。

タケオオツクツク(標本)

 中国から輸入された竹箒に卵がくっついてきたと言われていて、埼玉昆虫談話会には市販されている竹箒を購入して調査されている方もおります!? 埼玉県では川口市などの竹林に生息している外来種のセミですね。

クビアカツヤカミキリ(標本)

 これは繁殖力や拡散能力が高い「特定外来生物」で、「サクラやモモ、ウメ、スモモなどのバラ科樹木に寄生し、幼虫が樹の内部を食べて枯らしてしまう」ため、今後お花見の名所だって壊滅的な被害を受けてしまう可能性もありますよねぇ…。東京都環境局のホームページもリンクしておきます。「早期発見・早期防除」にご協力を!


 フユシャクなどのお話もありました。



 アカボシゴマダラの幼虫は、終了後に昆虫館の庭の若いエノキにて。
 今週末の里山体験プログラム「たけのこ掘り」と加須市大越昆虫館「春の自然観察会」は、雨など降りませぬように!

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加須市大越昆虫館「蜜蝋のハンドクリーム作り」

2022年12月14日 | 加須市大越昆虫館

 12月4日(日)は、羽生ICまでひとっ走りして加須市大越昆虫館へ。自然教室「蜜蝋のハンドクリーム作り」のお手伝いに行ってきました。まあ、蜂屋さんのsundog師匠の荷物を部屋に運んだぐらいですけどね…。


 庭もきれいになって、いろいろな樹が植えられていました。


 庭に設置されているニホンミツバチの巣箱です。


 さすがに出入りは少なかったけれどもまだ活動中でした。これじゃあよくわかりませんが、入口の右側に1頭だけ写っています。


 開催場所の前のお庭の小さな楓の紅葉です。


 「蜜蠟のハンドクリーム作り」は10時半からスタート。参加者はワンダースクールのご家族2名と地元のお爺ちゃん1名の3名のみ!? いつもだと当日になって地元の親子も結構参加してくれるのですが、今回は0でした…。


 師匠が作っている蜜蝋は50gだったかな。


 蜂の巣もいろいろです。


 でも、いつ見ても実にお見事! スズメバチやアシナガバチの巣は、樹皮やもろくなった木材をかみ砕いたものと唾液で作られていますが、ミツバチの巣は蜂が分泌する蜜蝋で作られています。そういえば、人間が木から紙を作るようになったのはスズメバチの巣がヒントになったんだっけ!?


 採蜜後の巣くずです。セイヨウミツバチとニホンミツバチのものだったかな。これを精製して蜜蝋にしているわけですね。


 メイン講師は前回の「ミツバチの話とハチノコ、イナゴ試食会」と同じく、たか爺の蜂の師匠のsundogさんです。


 ハンドクリーム作りが始まりました。


 オリーブオイルと蜜蝋は重さで5:1。


 蜜蝋は48℃で溶けはじめるそうですが、最初はかきたま汁風!?


 ゆっくり混ぜながら溶かしていきます。


 今回は入れていませんが、香料のサンプルも見せてもらって、匂いも嗅がせてもらいました。


 もうそろそろかな?


 蜜蝋が溶けきったようですね。


 容器に入れていきます。


 あとはクリーム状に固まるまで待つだけです。


 待っている間に阿部さんがハチノスツヅリガのお話を。


 標本です。


 「巣虫(スムシ)」と呼ばれているハチノスツヅリガの幼虫を羽化させたものですね。おごせ昆虫と自然の館の周りは梅林だったからなぁ…。


 あとはsundog師匠のほうからミツバチのお話を。


 「王台」と呼ばれている新女王蜂を育てた巣房です。


 11時半頃にはハンドクリームも完成! たか爺もさち婆用にいただいてきましたよ。
 次回の加須市大越昆虫館の自然教室は、来年1月15日(日)の「冬の昆虫・植物観察会」となります。どんな虫たちが見つかるか楽しみですね。 


 終了後、お昼はキャッセ羽生のむじな庵にてモロヘイヤそばを。まっすぐ帰って来ちゃうのはもったいないんだけれども、12月は道草して遊んでいる暇はございません…。

 まだまったく整理されてはいませんが、とりあえず2Fに作業スペースは確保できたので、昨日はオギのウサギ作りに着手。置くタイプ3つとリース用1つを試作してみました。でも、みんな没…。なかなか思うようにはいきませんねぇ…。

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加須市大越昆虫館「ミツバチの話とハチノコ、イナゴ試食会」

2022年11月04日 | 加須市大越昆虫館
ニホンミツバチ

 10月23日(日)は加須市大越昆虫館へ。交流会「ミツバチの話とハチノコ、イナゴ試食会」のお手伝いに行ってきました。


 例年通り、昆虫ゼリーと水を含ませたティッシュをセットしたケースを持参して、まずはオオスズメバチのオス蜂たちを分けてもらいます。


 sundog師匠が巣の駆除の際に回収した巣盤から羽化した蜂たちですね。たか爺の目では新女王蜂かオス蜂かわからないので、師匠が持参した飼育ケースにはうかつに手を突っこめません…。オス蜂だけしか入っていないという保証付きのケースから、8頭ほどいただいてまいりました。


 これは試食してもらうためのハチノコたちを準備中に。一番左は1年冷凍しておいたキイロスズメバチで、素材そのものを味わってもらうために!? あとは左からキイロスズメバチの薄味、濃い味、モンスズメバチだったかな。前蛹と蜂の形になったばかりの真っ白な蛹を使うそうです。


 イナゴの佃煮は市販されているものでした。ちゃんと脚も付いていてけっこうリアル!?


 昆虫館の庭に設置されているニホンミツバチの巣箱です。
 9日(日)の「トンボの観察会」の際には右端に置かれた白い器に液体が入っていて、オオスズメバチが1頭ずつ飛んできては飲んでいたので何かスズメバチ対策用ものかと思っていたら、ミツバチ用の砂糖水だったとは…。



 最近になって、出入口やその前がこんな風に汚れている巣箱はスズメバチに襲われにくいという説も!? ニホンミツバチたちが自らスズメバチが嫌う物質を出しているのではないかとのこと。まだはっきりと解明されたわけではないようですが、そうだとしたらすごくない!


 庭では新たに木を植えるために伐ったシュロなどを焼却中でした。


 交流会は10時半にスタート。参加者はワンダースクールの2家族6名を含む7組22名でした。講師はもちろん、たか爺の蜂の師匠のsundogさんですね。


 まずはニホンミツバチの巣箱の前で。


 そのあと室内へ移動して。


 ハチノコ、イナゴの試食から。



 さて、お味のほうはいかがだったでしょうか?
 師匠の料理の腕前も年々アップしているので、たか爺としては昔よりかなりおいしくなっていると思います。以前真っ白な蛹を巣から直接取り出してそのまま生食させてもらったこともありますが、味付けなしだとやっぱり生臭さは残りますからね。


 その場でバター醬油炒めも。


 今回はこれが一番おいしかったかな!?


 お次は蜂蜜の試食です。左からセイヨウミツバチのハリエンジュ(ニセアカシア)、同百花蜜、久喜市の天上裏に営巣していたニホンミツバチ、同百花蜜だったでしょうか。
 

 テーブルの上はものすごいことになっております…。




 参加者の方たちの一番人気はセイヨウミツバチの百花蜜でしたが、市販されている蜂蜜に近い味とのこと。たか爺は以前からニホンミツバチのほうが好きなので、帰りに師匠からひと瓶いただいてきてしまってラッキー! セイヨウミツバチの採蜜は3週に1度ですが、ニホンミツバチのほうは1年に1度となるため味が丸くなるみたいですね。


 ミツバチやスズメバチの巣盤も見せてもらって。


 最後にオオスズメバチのオス蜂のプレゼントタイム!



 記念撮影もしておかないとね!?


 行きにトイレ休憩で立ち寄ったさいたま水族館駐車場のモミジバフウも載せておきます。




 きれいでしたよ。

 とりあえず、明日の親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」の準備は終わったので、あとは成り行き任せということで!?

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加須市大越昆虫館「トンボの観察会」

2022年10月16日 | 加須市大越昆虫館

 10月9日(日)は、加須市大越昆虫館の「トンボの観察会」のお手伝いに行ってきました。
 いきなりこんな画像でご容赦を!? たか爺のハチの師匠のsundogさんが昆虫館の庭にセイヨウミツバチの巣箱を設置したら、オオスズメバチたちの襲撃を受けて全滅…。巣箱の上にゴキブリホイホイ的なトラップを仕掛けたようです。1頭捕まえて貼りつけておくと、フェロモンを出して他のハチたちを呼ぶので、このような状態になるようですね。


 1頭はまだ生きておりました。


 こちらはすぐお隣に設置されていたもう1つの巣箱です。


 セイヨウではなく、ニホンミツバチたちですね。


 でも、あれっ?


 右下をよく見てみると、ありゃ!?


 小さなアリさんたちも集まっているとなると、ただの水ではなさそうですねぇ~。多分これも何か意図があって置いたんだろうから、23日の「ミツバチの話とハチノコ、イナゴ試食会」の時に聞いてみないと。今年もオオスズメバチのオス蜂たちを持ってきてくれたら、「オオスズメバチと記念撮影」用にいただいてくる予定でおります。


 参加者はワンダースクールの1家族2名を含む4組8名。赤トンボの仲間の標本を説明中です。


 カラスウリやスズメウリなど、庭の草の実に関しても。


 クサギですね。


 利根川の堤防へ移動して、さっそく何か捕まえたかな。


 この子が見つけてくれたのは、交尾中のトノサマバッタでした。


 どうせなら緑色型と褐色型だったら良かったのに!?


 右岸の土手の上から見た利根川の下流側。


 上流側です。  

 

 これは?


 アリグモでしたね。


 こんな画像ではわからないと思いますが…。



 土手のコセンダングサにはモンシロチョウが集まっていました。ヒメアカタテハやツマグロヒョウモンも。


 ようやくトンボを。



 アキアカネ♂です。


 かわいいお顔の色に違和感もあるのですが、ハグロハバチの幼虫かな。


 河川敷でも「トンボの観察会」というより、何だか「トノサマバッタ狩り大会」みたいになっておりました。






 これはアキアカネ狙い。




 ヤマトシジミでしたね。


 土手の上でリリースタイム! 4頭は写りこんでおります!?


 昆虫館へ戻って来てまとめのお話を。トンボはアキアカネのみ…。たか爺としてはウスバキトンボは0で残念でしたねぇ…。

 14日(金)は秋の池の平湿原へ。休暇村嬬恋鹿沢へ宿泊して、15日(土)は9時から17時まで鹿沢インフォメーションセンターにて、上信越高原国立公園鹿沢万座パークボランティア登録研修会でした。16日(日)は里山体験プログラム「サツマイモ掘りとローストビーフ作り」があるので帰宅しましたが、夜の山道と高速道は疲れたぁ…。

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加須市大越昆虫館「夜の鳴く虫観察会」

2022年09月17日 | 加須市大越昆虫館

 9月10日(土)は加須市大越昆虫館へ。


 自然教室「夜の鳴く虫観察会」のお手伝いに行ってきました。


 昆虫館で飼育されているスズムシたちもお庭へ出してあげて!?



 あとで野生種の鳴き声も聞けるかもしれませんね。



 アカメガシワの樹液にはコクワガタ♀が来ていました。


 これはオンブバッタだったかな。


 コカマキリも見つかりました。


 たまには秋の空も!?


 ついでに夕陽も…。


 そろそろスタートかな。


 と思ったら、ツマグロヒョウモンの蛹が見つかったので、参加者の方たちにも見てもらっているところです。まだ明るいうちに成虫を捕まえていた子もいましたね。


 まずは埼玉昆虫談話会の江村会長から。参加者は、ワンダースクールの1家族2名を含めて3家族8名です。おごせ昆虫と自然の館時代からの人気プログラムなのに、今年はなぜか少なくて…。


 メイン講師はもちろん直翅類がご専門の和田さんです。やはり直翅類の林さんもサブ講師となって、スタッフは計7名! たか爺以外はみんな昆虫の専門家なので、何だかちょっともったいない感じでしたねぇ…。


 配布資料を使って、「鳴く虫の仲間(バッタ目)」のバッタ・キリギリス・コオロギの仲間の違いを教えてもらっているところです。バッタの触覚は「太短い」けど、キリギリスやコオロギは「細長い」とか、バッタの耳は「腹部の付け根」にあるけど、キリギリスやコオロギは「前脚のひざ付近」にあるとか、「発音」の仕方や体の特徴等々も。
 「加須市大越の直翅類リスト」も充実していて、2018年までの越生町での確認記録は80種で、2019年からの大越での記録は今のところ60種。でも、観察会の際に確認できたTOTAL記録としては、越生町35種、大越45種となっております。
 

 まずは昆虫館の庭にて。木の上ではアオマツムシ、クサヒバリ、カネタタキ、地面ではエンマコオロギたちが鳴き始めていましたね。


 でも、この先たか爺はまたまたTG-5の使い方を誤ってほとんどフラッシュは発光せず、ブレブレ写真を量産…。お見苦しい画像で申し訳ございませんが、どうかご容赦を…。まあ、夜の雰囲気は伝わるかも!?


 これはアオマツムシの幼虫だったかな?






 アオマツムシです。大きな鳴き声の割には、探してもなかなか見つからないですよね。クサキリやニホンアマガエルも見つかっていました。


 利根川の堤防沿いの道へと移動して。残念ながら、利根川の河川敷はス-パー堤防の工事で立入禁止です。カンタンやスズムシ、クツワムシ等は諦めるしかないかぁ…。


 上の子が見つけて喜んでいたセスジスズメの幼虫ですね。


 ここは、クサカゲロウの幼虫やクロコガネが見つかった場所だったかな。


 とりあえずエンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ミツカドコオロギ、ハラオカメコオロギ、モリオカメコオロギ、クマコオロギ、シバスズ、ヤチスズ、クマスズムシ、ケラ、ハタケノウマオイ等の鳴き声は確認できたようです。たか爺には聞こえない虫の音もありましたけれどもねぇ…。まあ、こればっかりは高周波数は聞こえない高齢者ゆえに致し方ございません。


 何種類かのオスを捕まえていた親子もおりました。


 この日は中秋の名月だったのですが、たか爺のコンデジじゃあねぇ…。まあ、しっかりと目に焼き付けたし、写真はフォローしている方たちの記事で楽しませてもらいましたよ。


 スズムシは近くで1頭だけ鳴いていましたが、姿までは確認できませんでしたね。


 土手と道路の境目のコンクリートの上には、エビガラスズメの幼虫も多かったです。でも、どうして? ちょっと今は調べていられないけど…。



 エゾカタビロオサムシもご登場!


 オサムシがご専門の佐々木さんがお土産にしておりました。


 トノサマバッタは、交尾中のところを観察できた方たちもいたようです。


 トノサマバッタの鳴き声を聞いたことがない人は意外と多いのかも? けっこうよく鳴くんだけれどもね。




 虫が大好きな子どもたちといっしょに過ごす時間は、ほんとうに楽しかったぁ~。昆虫館にやって来る子どもたちは特に、どんな虫たちよりもおもしろいですよ!?


 ここからは昆虫館に戻ってから。


 講師の1人の林さんがミツカドコオロギを捕まえてきて、子どもたちに見せてくれました!


 でも、こんな写真しか撮れていなくて残念…。独特の風貌をご覧になりたい方は検索してみてください。


 なんとケラまで捕まえてきてくれましたね。
 土に潜れて泳ぐことも飛ぶこともできるハイパー昆虫なのに、「おけらの七つ芸」なんてちょっとひどくない?


 次回の自然教室は10月9日(日)の「トンボの観察会」。10月23日(日)には交流会「ミツバチの話とハチノコ、イナゴ試食会」も。たか爺もお手伝いに伺う予定でいますので、ぜひまたご参加ください。

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加須市大越昆虫館「夜間採集・観察会」

2022年07月30日 | 加須市大越昆虫館

 7月23日(土)は加須市大越昆虫館へ。


 たか爺の虫の師匠たちが開催している自然教室「夜間採集・観察会」のお手伝いです。



 到着すると、ライトトラップが2か所にセット済みでした。


 18時15分には点灯!


 暗くなるまでは庭で虫探しを。


 参加者は14家族44名。ワンダースクールからも4家族14名が参加してくれました。おごせ昆虫と自然の館時代からずっとお世話になっております。


 これは18時45分。アブラゼミの幼虫が木登り中です。


 この子ですね。


 でも、残念…。黒い紐のところまで来たら、このあと落ちてしまいました。別の木にとまらせてはみたものの、羽化しているところまでは見られず…。無事羽化できていたらいいのですが。


 以下、例によって「夜間採集・観察会」の様子を時間順に載せておきます。ピンボケブレブレばかりですがご容赦を…。


 19時頃から集まってきたのはハラヒシバッタ。


 模様はいろいろですが何頭も。オンブバッタの幼虫も来ていましたね。




 これはナツアカネでした。アキアカネのように避暑には行かないもので!?


 セスジスズメです。




 これはアオドウガネだったかな。


 19時15分過ぎからコガネムシの仲間が増えてきて、子どもたちの争奪戦が始まりました!?
 


 エゴヒゲナガゾウムシを観察中です。


 交尾中に。


 産卵中。でも、こんな写真じゃねぇ…。まあ、参加者の方たちには実際に見てもらえたということで。



 あらっ!?


 19時25分頃からニイニイゼミも増えてきて…。


 ナツアカネも来たの?




 アカメガシワの樹液に来ていたヨツボシケシキスイです。




 
 ありゃ!?


 1人でもうこんなに捕まえていたのかぁ~。この子は帰りにリリースしていきましたがそれもよし、持ち帰って飼ってみたり、標本を作ってみるもよし。とりあえずは自分の手で捕まえてみて、当然触ってもみないことには、虫たちとのいい関係は始まりません!? まあ、虫に限った話ではありませんけれどもね。


 スジコガネです。


 この子は事前にノコギリクワガタのリクエストがあったので、ペアで持参してお土産にしてもらいましたよ。



 トウキョウヒメハンミョウやモンスズメバチも来ています。参加者の方が刺されると大変なので、モンスズメバチは酎カップに回収ですね…。


 ベッコウハゴロモです。


 小さなトビケラはパスさせていただいて…。


 これはウンモンスズメだったかな。


 ここでたまたま20時ジャスト。


 この子はノコギリクワガタ♂を見つけてくれました!


 灯りに飛んできたわけではなく、アカメガシワの根元に隠れていたようです。


 これはアカメガシワにとめてヤラセ写真…。




 モンスズメバチも3頭は来ていたかな。懐中電灯やヘッドランプに突っこんでくることもありますからねぇ…。


 君はどうしちゃったのかなぁ…。ガになりたかったの?
 そういえば、今回はガが少なかったですね。撮っていたのは1種だけで現在調査中です。もしかするとガを専門に集めていた子がいたとか!?


 20時30分にはカブトムシのお土産をもらって解散です。
 次回の「夜間採集・観察会」は8月27日(土)の予定ですが、たか爺は当日も翌日も午前中は熱中症要注意の「トノサマバッタ狩り大会」があるので、お手伝いに行きたくてもちょっと無理かもなぁ…。


 帰りに昆虫館のトイレに入ったら、やけにニイニイゼミが騒がしくて。でも、姿は見当たらなくて。そしたら、車に乗り込む前にも!? たか爺のシャツのフードの中にずっと隠れていたわけねぇ…。

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加須市大越昆虫館「夜間採集・観察会」

2022年06月21日 | 加須市大越昆虫館

 6月11日(土)は、たか爺の虫の師匠たちが運営する加須市大越昆虫館へ。


 自然教室「夜間採集・観察会」のお手伝いに行ってきました。


 ライトトラップが庭の2ヶ所に設置済みです。


 「夜間採集・観察会」は19時にスタート!


 参加者はワンダースクールの1家族2名も含めて6家族18名。地元のご家族が中心ですね。


 ワンダースクールの会員の方が羽化させたカブトムシも持参して、♂7・♀8をお土産にしてもらいましたよ。


 あとは欲しい虫を見つけたら早い者勝ちです!?


 時期的には、さすがにまだクワガタやカブトムシは飛んでこないと思いますけれどもね。


 こちらの親子は昆虫館の中で標本を観察中。標本だけでもかなり見ごたえのある展示となっております。


 以下、時間順に「夜間採集・観察会」の様子と、ほんの一部ですが撮っていた虫も載せておきますね。



 虫が大好きな子どもたちと競争なので、撮る前に採られちゃって写真はなかなか撮れませんでした…。


 とりあえず1枚目はヒトリガ科のアカハラゴマダラヒトリ? 似た種がいるので自信はなし…。以下も同様です。



 こんな写真ではわかりにくいけど、ヨコバイ科のミミズクです。



 何を見つけたのかな?


 たか爺はハラヒシバッタを。


 これはコチャイロヨコバイになるのでしょうか。



 トビケラの2種は何となくあたりが付いてきたけれども、こんな写真では確定しようもない…。


 ハマキガ科のナカジロハマキ。どう見ても「ウエジロ」だと思うけど?


 同じくバラシロヒメハマキ。いずれも鳥の糞に擬態しているのでしょうか。


 ツトガ科ノメイガ亜科のホシオビホソノメイガかな? 小さなガは調べはじめると訳が分からなくなって、結局正解に辿りつけない…。


 こちらのお方は?


 モリチャバネゴキブリでした。



 この子も次から次へといろいろ見つけていて驚きましたねぇ~。


 ヨトウガ亜科のシマキリガ。


 イラガ科だと思うのですが、テングイラガになるのかな?


 ヒトリガ科コケガ亜科のシロオビクロコケガは、見当違いの科ばかり探していて…。久々に「新」になっていた「蛾像掲示板」のお世話になりました。焼飯さんに感謝!


 サビキコリです。





 ノメイガ亜科のモンキクロノメイガ。


 館内では標本作りです。


 この日の日中に捕まえたというウンモンスズメでした。たか爺は昔高尾山で初めて見てからずっと大好きなガですねぇ~。なんとも和風な色合いがお気に入りです。


 そろそろ20時を過ぎて。


 キリウジガガンボ。


 ドクガ科のウチジロマイマイ。


 ヤガ科のクロテンカバアツバ?


 これはライトに来たわけではありませんが、庭のエノキにいたアカボシゴマダラの幼虫です。


 キンバエもとりあえずsp.ということで…。

 他にもコガムシ、ユミアシゴミムシダマシ、オオマルガタゴミムシ、コガネムシ数種、アオイラガ、クビキリギス、ニホンアマガエルの子ガエル多数等々。ライトトラップは本当におもしろすぎます! 次回の「夜間採集・観察会」は7月23日(土)。飛んでくる虫の種類もさらに増えて、セミの羽化も観察できるかな。たか爺もとても楽しみにしております。
 尚、加須市大越昆虫館は現在土日祭日と埼玉県民の日の10時から16時まで開館。でも、今年は7月25日から8月12日までの平日も夏休み特別開館するとのこと。自由研究の相談にものってくれると思いますので、ぜひご利用ください。

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加須市大越昆虫館「自然教室 食べられる野草の観察会・試食会」

2022年05月13日 | 加須市大越昆虫館

 5月5日(木)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「食べられる野草の観察会・試食会」です。ワンダースクールからも1家族4名の参加希望があったので、たか爺もお手伝いに行ってきました。現地加須市からは2家族6名のみでちょっとさみしいというか、何だかとってももったいない感じでしたね。


 並べられていた「食べられる野草」は、左手前からタンポポ・ハコベ・ドクダミ・セリ・ユキノシタ・カキドオシ、右手前からギシギシ・ナズナ・イタドリ・ヨモギ・ノビル・ヤブガラシ・ハリエンジュ(ニセアカシア)・ヤブカンゾウ・ヒメジョオン・ハルジオンだったかな。


 たか爺が毎年楽しみにしているハリエンジュの蕾は、5時起きで朝採りしてきてくれました。川沿いに普通に生えている樹なんだけれども、手が届く場所には咲いていない高嶺の花!? あとで甘くておいしい天ぷらが食べられそうですね。


 昆虫館の庭のエノキにあったアカボシゴマダラの蛹です。


 さっそく庭で虫探し。


 写真は撮り忘れてしまいましたが、これは褐色型のクビキリギス♂でしたね。


 このヒメウラナミジャノメは羽化に失敗したのかな?



 観察会は午前10時半からスタートです。


 庭での観察会はユキノシタから。




 とは言っても、講師陣はみんな虫の先生たちだし、虫が大好きな子どもたちばかり参加してくれているわけで、どうしたって虫の観察会になっちゃいますよねぇ…。たか爺も「食べられる野草」の写真は撮っていなかったなぁ…。


 一応書いておくと、昆虫館の庭で観察できた「食べられる野草」はユキノシタ・アカメガシワ・カキドオシ・タンポポ・フキ・ハルジオン・ハコベ・ドクダミ・セリ・スギナなどでございました。


 エノキの虫こぶ(虫えい)はエノキハトガリタマフシ。


 エノキトガリタマバエの幼虫が入っています。


 割ってみて、中の幼虫を見てもらっているところかな。


 このエノキにもアカボシゴマダラの蛹が。


 わかりますか? これでは鳥も見つけられないですよね。


 苦手な方はごめんなさい…。シャチホコガsp.の若齢幼虫はオオトビモンシャチホコかな。毛虫だけど触っても大丈夫ですよ!?


 ハルジオンの花に来ていた虫たちを観察中。



 コアオハナムグリだらけです。


 セイヨウミツバチも。


 そういえば、以前さち婆が行った観察会で、ハルジオンとヒメジョオンの見分け方に関して講師の方が「春は抱く姫は抱かない」と言ったら、セクハラ発言にされちゃったみたいで…。葉っぱが茎を抱くか抱かないかという話なんですけれどもね!?
 いずれも食べられますが、以前ハルジオンの天ぷらを食べた際には何だか可もなく不可もなく特に個性を感じられない味だったような…。


 ノイバラは食べられる野草というわけではありませんが…。


 たか爺の好きな花なので。


 これはアオスジアゲハでした。ナガサキアゲハやツマグロヒョウモンも飛んできていましたね。


 最後に「食べられる野草の試食会」の様子を。





 ちょっとあやしいたか爺の記憶によると、セリ・クワ・ヨモギ・ミツバ・サンショ・ドクダミ・タラノメ・ハハコグサ・ハリエンジュなど、揚げたてのおいしい天ぷらをいただきました。ごちそうさま!


 これにて無事終了。虫に詳しい方たちは虫たちの食草もよく知っているので、人が「食べられる野草」にも詳しいわけです。でも、ドクダミだけは食草にしている虫を見たことがないとのこと。見つけたら新発見ですね!?
 6月と7月の加須市大越昆虫館の自然教室は「夜間採集・観察会」。ぜひまたご参加ください。たか爺はこのあと越生町のよしざわ自然農園さんへ。続く。

 明日の親子でワンダー「小川の生きものさがし」はどうするかなぁ…。巾着田の明日の天気予報は本日14時現在、tenki.jpの9-12時は曇から小雨へと変わり、ウェザーニュースの1時間ごとだと9時は曇で10時から晴に変わりました!? あとの3サイトは曇か雨のまま…。当日の朝バタバタと連絡したくはないので、19時の段階の予報で判断するしかなさそうですね。

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加須市大越昆虫館「冬の昆虫採集と標本作成」

2022年02月27日 | 加須市大越昆虫館

 2月20日(日)は埼玉昆虫談話会が運営する加須市大越昆虫館へ。たか爺の虫の師匠たちが講師の自然教室「冬の昆虫採集と標本作成」でした。




 昆虫館内の標本展示の一部です。


 ものづくりが大好きなこの子は早速、自分で作ったカメレオンを見せてくれました。舌が伸び縮みする優れものでしたね。


 参加者はワンダースクールから3家族10名、地元の方が3家族8名の計6家族18名。寒かったので、今回は館内にてスタートします。
 

 例年だと「2月20日頃見られる蝶・蛾」の標本の解説をしてくれているところです。でも、今年は気温も低い日が続いているもので…。


 こちらの標本ですね。


 ジャコウアゲハの蛹は、最後に希望者にプレゼントしてくれていました。ご自宅で羽化するところが見られたらラッキーですよねぇ~。


 庭へ出て、まずは池の昆虫を。


 でも、池の水も少なくなって寒い日が続いたので、生きものたちにもかなりのストレスがあったのかな?


 クロスジギンヤンマのヤゴはけっこう見つかっていましたが、お亡くなりになっているものも多く、ヌマガエルらしきカエルの亡骸も…。


 コクワガタ♀です。庭には何か出てきそうな朽木も少しだけ残っていたので、たか爺がちょっと削ってみたら出てまいりました。


 参加者の子どもにバトンタッチですね。


 なかなか優秀な子だったようですぐにコクワガタの幼虫も。


 成虫♂も見つけてくれました。


 コクワガタの♂♀ですね。


 次の子に交替して。


 コクワガタ♂です。


 また♂。



 これは♀だったかな。


 ありゃ!?


 最終的にコクワガタ♂3・♀3と幼虫1が出てきましたね。


 離れの室内へ移動して後半の標本作りへ。


 モンシロチョウを配布中です。


 展翅板に展翅テープをセットしているところですね。


 チョウに昆虫針をさしているところかな?




 うまくできたでしょうか。


 なんとお次はフランス産のコガネオサムシがご登場! たか爺は冬のクワガタさがしの際にアオゴミムシを見つけて、「黄金の虫が出てきた!」と言った子を思い出してしまいました。


 チョウの展翅のあとは甲虫の展足にもチャレンジです。




 本当にきれいなオサムシでしたね。


 最後にカブトムシの標本もプレゼントしてくれました。


 加須市大越昆虫館の次回の自然教室は、3月27日(日)の「早春の昆虫、植物観察会」となります。ぜひまたご参加ください。

 本日は親子でワンダー「冬のクワガタさがし」の2回目も無事終了。終了後、さくら草公園と牧野記念庭園の様子も見てまいりました。また写真がたまってしまいましたが、もう春なので致し方ございません!?

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さいたま水族館にて

2022年01月22日 | 加須市大越昆虫館

 1月16日(日)のさいたま水族館の続きです。



 以上はティラピア池にて。


 こんな企画展も開催中でした。

ミシシッピアカミミガメ

スッポン




 例によってちょっと楽をさせていただきます…。









 ここから館内へ。









 この3種はうまそぉ~にしか見えなくて…。







コクレン

 館内は親子連れでけっこうにぎわっていたので、じじいは早々に退散でございます…。

 これまでA4二つ折りのパンフレットに里山とアートのA4両面チラシ2枚の計8ページ分だったワンダースクールのご案内を4ページのパンフレットだけに変更したら、いろいろと大変になってしまって…。本日ようやく完成して入稿しました。
 封筒&返信用封筒も今までは簡単に再注文できたのに、新たに作らないといけなくなってしまって…。ご案内郵送用の角2のほうは発注済ですが、返信用はテンプレートがないので、レイアウト変更ページからどうやって作成したか思い出せない…。ゴム印作ったほうが早いかも!? これからしばらくドタバタだなぁ…。

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さいたま水族館のコツメカワウソ

2022年01月21日 | 加須市大越昆虫館

 1月16日(日)は加須市大越昆虫館での「冬の昆虫、植物観察会」のあと、午後はさいたま水族館へ。


 羽生ICから昆虫館までの途中にあるのに、コツメカワウソの兄弟にはまだ会えていなかったもので…。



 落葉を集めてせっせと巣に運んでいるかと思ったら。


 今度はまったりぃ~。


 カメラ目線もくれたりして!?





 急にそわそわしだしたと思ったら、飼育員さんたちが入ってきて。



 お食事タイムでしたねぇ~。




 とてもかわいいのですが、水の中に生きた魚を放すと野性が目覚める感じかな!?




 解説板も載せておきますね。読めないとは思うけど…。

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加須市大越昆虫館「冬の昆虫、植物観察会」

2022年01月20日 | 加須市大越昆虫館

 1月16日(日)は加須市大越昆虫館へ。埼玉昆虫談話会が運営する施設の自然教室「冬の昆虫、植物観察会」でした。たか爺も受付と移動中の安全管理ぐらいは師匠たちのお手伝いをしないとね!?


 用意されていた冬芽のサンプルは、左上から右にホオノキ・サネカズラ・コブシ・ハクモクレン・オニグルミ、下段はフジ・イチジク・カシワ・トチノキ・アジサイ・アケビの11種類です。


 こちらはチョウの卵や幼虫、蛹など。


 観察会は10時半にスタート。ワンダースクールからの3家族8名を含めて、参加者は6家族18名でした。


 今回の講師は阿部さんと荻島さんの2名です。


 まずは「冬の生きもの観察」に関するレクチャータイムですね。


 庭で蓑虫を観察中。


 オオミノガです。


 エノキの木へ移動して。


 根元の落葉をひっくり返しながら、ゴマダラチョウの幼虫を探してみます。


 この1頭だけでしたが見つかってよかったですね。


 この子はクビキリギスを見つけていました。


 次に利根川の土手へ移動して。


 スイバの葉っぱでベニシジミの幼虫探しです。

オオイヌノフグリ改めホシノヒトミ

ホトケノザ

 冬に咲くお花も少々!?


 ヨツボシテントウダマシかな。


 ピンボケでしたが…。


 ナナホシテントウの成虫や幼虫も見つかっていました。
 たか爺は見られなかったけれどもコオロギも見つかった? エゾスズの幼虫なら見てみたかったのになぁ…。


 この子が何頭か見つけていた幼虫は?


 ハバチかと思ってちょっと調べてみたけれども??? 


 残念ながらベニシジミの幼虫は見つかりませんでしたね…。


 昆虫館へ戻って離れへ。


 冬芽のお話も。


 あとは毎年恒例のおしるこタイムでした。


 いただきます! リンゴもね。


 これはたか爺がいただいたお餅2個入りです。


 終了後には昆虫館も見学。


 世界のクワガタのカレンダーもお土産にいただきましたよ。


 カブトムシの標本もお土産ですね。
 たか爺はコツメカワウソに会いたくて、このあとさいたま水族館へ。続く。

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