10月10日(水)のワンダーキッズは、子供の森で「秋の生きものさがし」です。先週は雨のため彩湖自然学習センターの見学が中心となり、まだオギの穂も少なかったので予定を変更しました。
樹液の三ツ星レストランだった駐車場脇のクヌギの木は、切られてしまいましたね…。KIMさんがメールで教えてくれていたので知ってはいたものの、目の当たりにするとさみしいものです。まあ、内部がこれだけ空洞になって朽木状態だと、数年後には強風で倒れる可能性もあったのかな。
別名は「焼身自殺の木」…。まだ午後9時までは車が停められた頃、この木の裏側で亡くなられた方がいました。たか爺の家は神道なので、この森の守り神として時々手を合わせていましたが、こればっかりは守り神の力も及ばずといったところでしょうか。
切株のまわりだけでも子ども10人は乗れそうな立派なクヌギでしたが、切られた木のほうは跡形もなし。「宝の山」にも見当たりませんでした。もうチップにされてしまったようです。そのまま転がしておいてくれれば、子どもたちの遊び場にもなるし、冬のクワガタさがしでも使えたのになぁ…。
森の中にはジョロウグモの巣があちこちにはりめぐらされています。林縁部には未熟なノシメトンボが集まっていましたね。
人に対する警戒心は薄いようで、ちょっと遊ばせてもらいました。たか爺の頭にも長い間とまっていてくれたようですが、子どもたちにしか見えないからなぁ…。
トウキョウダルマガエルの溝は干上がったまま。地面に落ちていた瀕死のサトクダマキモドキは、じゅんが見つけてくれました。
立派なニホンアカガエルも、カブトムシの森でじゅんが捕まえたものです。
カラスウリの実も収穫。たか爺もスイカ模様から完熟したものまで、7個ほどお持ち帰りです。玄関のドアに飾っておきました。スイカ模様のものもだんだん色が変わっていく様子が楽しめますよね。「葉っぱのフレディ」の木の「木の実のトゲディ」は、今年は不作。
「宝の山」は片づけられ、大半はチップにされてしまったようです。カブトムシの幼虫の死体が目立ちます…。木の中にいたクワガタやカミキリ等の幼虫たちもこなごなですよねぇ…。新たに積まれていたナンキンハゼの木の実は少々いただいてきました。リース飾りに使う人もいますよね。
カブトムシの森の原っぱは「ウニの海」! チカラシバにおおわれていました。こんなに茂っていたこと、今までなかったことです。
池はなんとただの原っぱに…。池の生きものさがしではなく、バッタとりになっておりました…。じゅんはツチイナゴも見つけていましたね。