1070年代以降、多くの小型車がFRからFFへと構造転換した。これは、主にパワープラントの一体化によるそれ自体のコスト低減や、車両への組み付け性の向上を意識したコスト低減だったのだろう。FF車の場合、左右前輪のドライブシャフトを貫通させる必用から、従来のFRに比べサイドフレームの位置が高くなる。その結果、従来のフロント骨格において、サイドフレーム前端を結合し、ラーメン構造体を形作るフロントクロス . . . 本文を読む
ブレーキ(制動装置)とは、クルマの基本機能たる、走る、曲がる、止まるを全うする上においてステアリングに並んだ最重要装置であろう。そのブレーキの必用要件だが、如何なる高μ路においても、十分ロック可能な絶対能力を持っている必用がある。そして、超高速からの急減速とか、下坂路での連続使用や急加速からの急減速の繰り返しにおいて、昇温により容易にフェード(高熱により摩擦係数が低下する現象)しない十分な熱容量 . . . 本文を読む
どちらかというと古い映画(クルマに限らず)が好きで、過去に見る都度、私なりのレビューを記してきた。その第1弾として再録してみる。
先日、映画とクルマのことでクロード・ルルーシュの「男と女」のことを記し。同年代の映画で邦題名「ミニミニ大作戦」(1969年、原題:The Italian Job)のことと、登場するクルマのことをちょっと記して見る。
この映画は、正にクルマが主役とも感じられる . . . 本文を読む