OL主婦の小さな幸せ。

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2019年の滋賀京都旅行・11(そして長浜へ・土倉鉱山跡)

2022年01月11日 | 旅行・小旅行

年をまたいでしまいましたが、2019年滋賀京都の続きです

2019年の滋賀京都旅行・1(滋賀・豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・2(滋賀・豊郷小学校旧校舎のウサギとカメ)
2019年の滋賀京都旅行・3(滋賀・町おこしの主役☆豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・4(豊郷町のレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・5(彦根☆花しょうぶ通りのレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・6(袋町遊廓跡を歩く)
2019年の滋賀京都旅行・7(ヴォーリズ記念病院・ツッカーハウス)
2019年の滋賀京都旅行・8(ヴォーリズ記念病院・希望館【五葉館】と礼拝堂)
2019年の滋賀京都旅行・9(ヴォーリズ記念館)
2019年の滋賀京都旅行・10(旧御園村役場から醒井宿へ)

2017年に行った愛媛の別子銅山跡で、すっかり銅山跡とか炭鉱跡とか変電所跡とかにハマりました。
(2017年11月に4回に分けてアップ済)

※2018年には釜石鉱山跡
晩秋の東北旅行~釜石鉱山選鉱所跡1~
晩秋の東北旅行~釜石鉱山選鉱所跡2~
晩秋の東北旅行~旧釜石鉱山事務所(現展示室)~
夫は嫌がりますが・・・^^;

2019年も無理を言って、滋賀長浜の山中にある土倉鉱山跡へ。
山中と言っても舗装された普通の道路を通って普通に行けます。
別子銅山のようにすれ違えない狭い道ではないので、嫌がる夫にそこを説得しました。










~土倉鉱山~

明治40年(1907年)に鉱石の露頭が発見され、1910年(明治43年)に採掘を開始した銅鉱山。
昭和30年頃には最盛期を迎え従業員366人、人口約1,000人を数えたそうです。
多くの鉱山がそうですが、こちらも鉱山事務所、従業員の住宅、小学校の分校、日用品の販売所、共同浴場、診療所、理髪店、映画館まであったそうですよ。

しかし、昭和38年(1963年)銅鉱石の貿易が自由化され、銅価格の低迷などから55年続いた土倉鉱山は昭和40年(1965年)に閉山。

貿易の自由化で海外の安価な鉱石が入ってくるようになり、国内の鉱山が次々と閉山に追い込まれたことは聞いたことがあります。
だからか昭和40年代から50年代初頭の頃の閉山が多いのですね・・
それに資源は掘り続けたらいつかは枯渇するでしょうし。

今、残っているのは選鉱場跡のコンクリートの土台や柱?などだけですが、それでも古代遺跡のような雰囲気はありました。







※立て札があるように立入禁止、(2019年時点)見学は市道からのみです!
万が一、事故が起こればこの市道にすら、一般の立ち入りが出来なくなるかもしれません。
遺構を見ることで、誰もが鉱山の歴史を感じることが出来るよう、決まりごとは守りましょう。









市道から腕を伸ばして撮影しています。









入ってないですよ。
身体をテレ東のナナナのように折り曲げて、片腕をぷるぷるさせながらズーームで撮影しています。
それでもマナーに厳しい主人から「上半身入ってるよ」とツッコミが^^;









同じような画像になってしまいますが、遠景も載せたいしズームでの接写も載せたい。








ここも身体を折り曲げて撮影。










採掘した岩石は選鉱場の一番上に運ばれ、砕かれた後に沈殿分離槽で分離した銅鉱石を取り出して、
残りを下の階の槽へ運んで分離・取り出し作業を繰り返したそうです。





円形の遺構はシックナーかホッパーか・・・
あの橋脚みたいなのはなんだろう。
あれが遺跡感を強くしていますね~











このあたりは今にも崩れそう。



この土管みたいな造りはなんだろう。




記念碑もありました。

樹木の中にもコンクリートが見え隠れしていたので、遺構の一部だと思います。

そして今この「土倉鉱山跡」と呼ばれている場所は正確には「第3選鉱場跡」らしく、
3代目にあたる選鉱場ということです。
もっと奥に行くと坑口があり、2キロほど進むと奥土倉で、2代目の選鉱場の遺構もあるそうですが
主人の機嫌が降下しつつあったので、とてもじゃないけど行けませんでした。
まぁ私も膝が悪いし、ここで満足です。

次回は長浜の街中へ。
ここは予定になかったのでノーマークでしたが、素晴らしい歴史的建物にたくさん出会えました!
更新頑張ります。


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2 コメント

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Unknown (うなぎ)
2022-01-11 18:58:19
私もそんな詳しくは無いのですが、足尾銅山の時にシックナーとかホッパーとか覚えました。
一人だったら入っちゃいますか?私は入っちゃいます。さすがに廃屋だけは遠慮しますが。
遺構はその殆どが自然に帰しているんですよね。木造建築は雪や台風などで倒壊して、そのまま腐敗して草に覆われる。
かつて街が有った場所が、想像も出来ないくらいに森になってたりして、そこに西洋建築との大きな違いを感じます。
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うなぎさんへ (win)
2022-01-18 19:36:29
お返事遅くなりました!
私も別子銅山の時に覚えました^^;

1人でも入らないですよ!
いつ誰が来るかわからないし、監視カメラあるかもしれないし。
(ここは特にコスプレの方々の行為が問題になったし)
でも、都内の激狭路地は公道なら入ります!
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