OL主婦の小さな幸せ。

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2019年の滋賀京都旅行・2(滋賀・豊郷小学校旧校舎のウサギとカメ)

2021年07月07日 | 旅行・小旅行

前回からまた日にちが経ってしまいましたが続きです
2019年の滋賀京都旅行・1(滋賀・豊郷小学校旧校舎群)

豊郷小学校旧校舎群は、昭和12(1937)年に豊郷尋常高等小学校の校舎として完成。
2001年まで使用されました。
現在は校舎の右側の講堂・左側の酬徳記念図書館を合わせて「豊郷小学校旧校舎群」となっています。
国の登録有形文化財です。

前回も触れましたが、豊郷小学校の前身の小学校を卒業した古川鉄治郎氏(丸紅の当時の専務)の寄付によって、
そして米国から来て近江八幡に根を下ろし、医療や教育事業などの社会事業家であり数多くの名建築を残した建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計で建てられました。

古川氏が建築家ヴォーリズに設計を依頼した時、
「私は小学生の時、グズでのろまでいじめられっ子だったんですが、先生からイソップ物語のウサギとカメを例えに、誰も見ていないところでも努力してゆっくりでいいから前に進んでいきなさい、と諭されたんです。その通りに努力し学校を寄付できるようになりました」と語ったそう。

この話を聞いたヴォーリズ氏が形にして残したのが、校舎内の階段にあるブロンズのウサギとカメということです。
※情報サイトより抜粋 


ウサギとカメ、1階では仲良く並んでいます。

ちなみにこの画像、インスタでは2019年ベスト9(いいね!の数が多い順)のトップに躍り出ました!







寄り添っているように見える。



ゆっくりのぼって行くカメ。




踊り場のところで昼寝をしているウサギがいました。
カメはここでもゆっくりのぼっています。










ゴールしたカメがウサギを見下ろしていました!
元々足は速いけど、途中で余裕こいて居眠りをしてしまったウサギを追い越し、
着実に歩みを進めたカメが勝った、ウサギとカメのかけっこのお話。
手すりがこの「ウサギとカメ」のストーリーになっているのです。

↓↓ちょっと広角で撮ってみました!※この頃、機種変したてのホヤホヤだった笑


実は現在のウサギとカメは二代目ということです。
竣工時の像は戦時中に金属供出されたらしく、戦後に建築時の現場監督だった神谷新一氏(後の竹中工務店副社長)が当時の設計図を探し出して自費で復元したんですって。これも情報サイトから。

私財を寄付した古川氏の思い出話を設計者のヴォーリズさんが具現化し、一度は失われても現場監督だった人が復元。
遠くから訪れた私達にも、感慨深いものがありました。

次は校舎内の様子をアップします!

2019年の滋賀京都旅行・1(滋賀・豊郷小学校旧校舎群)
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2 コメント

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Unknown (うなぎ)
2021-07-12 12:37:56
うん、やっぱ可愛い。
ここなら彼女連れて行っても喜んで貰える。www
返信する
うなぎさんへ (win)
2021-07-17 00:37:59
可愛いですよね!
喜んでもらえると思いますww
香ばしい街並みよりかはw
返信する

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