「キャロラン」-SeanNorth(シャーンノース)
作詞/作曲/編曲:佐々木久夫
06.8シングル「final your song」から2曲目
アイリッシュテイスト全開!!
超一級のPOPソング!
です!!!
前回ちょっと名前だけ書きましたが素晴らしいニューカマーを見つけましたので取り上げてみます。名前はSeanNorth(シャーンノース)と言います。
オフィシャル・サイトより<------SeanNorth(シャーンノース)------>
Vo. Lumi、Guitar 佐々木久夫、Guitar ムーチョの3人組ユニット。
地元千葉県内や都内を中心に活動。佐々木久夫の創りだす
美しい楽曲を、独特な雰囲気と透明感あふれるLumiの歌声
で歌い上げ、ムーチョのテクニカルなギターが華を添える。
「良いメロディー、良い歌詞、良い楽曲」にこだわり活動を続け、
他にはない世界観の音楽を確立。
<------「キャロラン」------>
"どこか外国の荒野に、どこまでもまっすぐな一本のハイウェイ。
そこでひとりヒッチハイクを待って親指を立てているような、
カラッと疾走感のあるナンバー。
『どんなにフラレたって止まない雨はない』と歌われるように
失恋の痛みをポジティブに越えていこうという想いが曲を通して伝わってくる。
悲しんでばかりでは何も始まらない。
そして恋人との写真を投げ捨てるとき、始めて次の誰かに道が繋がるという
ラストシーンでさりげなく離陸する感じがfeel so good。
佐々木久夫のフィドルとムーチョのエレキギターの掛け合うソロは必聴"
毎年沢山デビューするアーティストの中でどうして私がこのグループに気を留めたか・・・?実はこれはそのバンド名にあります。私はアイリッシュ(アイルランド)音楽/ケルト音楽がとても好きでもう随分前からいろいろなCDを聴いたりコンサートに行ったりしています(この辺は以前の記事にも書いていますが)。そのアイルランドの伝統な的歌唱法にseannos(シャーンノス)と呼ばれるものがあるんです。吟遊詩を無伴奏で歌うものなのですが、このバンド名を初めて聞いたときには"この一致は何かの偶然だろう・・・"位にしか考えていませんでした。でもずっと頭に残っておりました・・・
で、ある時、最近バーコード読みとりでCD試聴ができるシステムで試聴した途端、これは偶然ではないことがすぐ分かりました。特にこの曲で(^^)。特にこの曲はアイルランドが生んだ超人気POPバンドThe Corrs(コアーズ)へのオマージュ感全開です!So YoungとかBlueとかのCorrsの曲のタイトルや"yeh yeh yeh"などのコーラスはCorrsを相当意識したのがよく分かります。またそもそも楽器編成も音響的なサウンドもCorrsだし・・・(それにしてもフィドルとギターのプレイも素晴らしいっ!)。キャロランってCorrsのメンバーにはキャロラインもいるし(笑)。
それにしてもこの曲を聴く度に
"日本にこんなグループがいたんだっ"
"日本の音楽もここまでになったんだぁ・・・"
などと嬉しい感慨が浮かんできます(^^)
最後に、手放しで誉めすぎなので?今後に期待を込めてちょっとだけリクエストさせて頂ければ、①3曲目は無理にフォークっぽくしたのか方向性が中途半端な感じがして個人的にはあまり・・・です(^^;。歌詞に反して不思議なくらい情景が浮かんで来なかったなぁ・・・。きっとこの子の声にはこの手の情緒世界が似合わないのかもなぁ・・・・(^^;。②それと欲を言えば、全体的に歌詞にもうちょっと奥行きを感じさせるといいなぁ。ストレートな表現ばかりじゃなく、多少文学ぽい要素があれば良いのですが・・・
※最後に"final your song"って英語的にはちょっとおかしくないですかい・・・???(まぁ意味は通じるでしょうけど)普通の語順では"your final song"じゃないかなぁ?? でもこれじゃニュアンスがちがうか?そもそもこの歌詞の場合の"final"じゃないなぁ。ニュアンスに近い正解は・・・・(みんな自分で考えてみてね(^^;)。
おっっと最後にいろいろ書いてしまったけど、私はこのグループ、超~~~~~~期待してます。マジです(^^)
final your song 佐々木久夫 ミューチャー・コミュニケーションズ このアイテムの詳細を見る |
ソメイヨシノ~桜の木の下で~ SeanNorth,佐々木久夫,栗山和樹 ミューチャー・コミュニケーションズ このアイテムの詳細を見る |
Story Neverend 佐々木久夫 ミューチャー・コミュニケーションズ このアイテムの詳細を見る |
シャーンノース、ハマってます(^^
癒されまくりです。
アルバムに期待が膨らみますね♪