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青空ーすべてはバランス

うまくいかない時 それはバランスが崩れている時
いろんなことに「バランス」の大切さを痛感します。

がん細胞とウイルスー4 驚きのテロメアとテロメラーゼ

2021-06-10 21:42:55 | 生活・文化ー健康・体ーがんと死
2021.6.10(木)晴れ。今日も暑くなりました。真夏でしょ!
私もがん細胞に熱くなっています!雑草が元気に育っている・・・?

私の疑問に対する答えを理解するには、重要な物質のことを頭に入れておく必要があることが分かった。

今回もまた驚くことになった。

なぜ細胞に寿命があるのか?
細胞に寿命があって、新たに細胞を増やしていくために細胞分裂して増殖して生命を維持していることは分かっている。

増殖するためには、同じ情報の遺伝子を正確にコピーする必要があるが多少ミスがあることも以前書いた。
そして、染色体ですが、この中に遺伝情報を持つDNAが折りたためられて入っている。

この染色体は棒状になっていて、両方の末端部分には「テロメア」と呼ばれるものがあり、染色体末端を保護(守る)する機能がある。
細胞分裂の時、染色体全体はコピーされるけど、テロメア部分はコピーされない

そして、

正常細胞は分裂するたびに、このテロメアがわずかに短縮し、ある一定の長さ以上短くなると増殖を停止し、細胞老化(死ぬ)を引き起こすことになる。
テロメアは使い切ることで細胞が死ぬから、「命の回数券」とも呼ばれている。 初めて知った!!!そうだったのか!!!

しかし、

あのがん細胞のようにすごい勢いで細胞分裂を行う細胞では、テロメアを伸長させる酵素であるテロメラーゼの発現が上昇するなどによってテロメアの短縮を防いでいる
テロメアDNAが作り出されて、伸長し、短くならないから生き続けるのです。

酵素のテロメラーゼが細胞の生死を左右してるの?びっくりだ!

テロメラーゼの発見は比較的最近のことであり、テロメアとテロメラーゼの仕組みを解明した米国のブラックバーン博士は2009年のノーベル生理学・医学賞の受賞者です。


テロメラーゼ活性があるかないかは、正常細胞とがん細胞との大きな違いとなりますね。


だから、
テロメラーゼは、テロメアを伸長させることで、細胞が何度でも繰り返し分裂が可能になる能力(細胞不死化能)を与えると考えられている。

細胞不死化能はがん細胞の特徴の一つであり、細胞ががん化する際に必要な過程と考えられている。

恐るべき?テロメラーゼが活性するか、しないかを決めているのは何???神様???
なんで細胞不死化の能力をがん細胞が持たなきゃならないの?

どうやってテロメラーゼの活性を抑制させるの?


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