2022年1月3日(月)くもり。寒波がまた来ているようですが、こちらは大丈夫のようです。

初 夢
人間の社会は目まぐるしく変化している。そのスピードは我々人間のリズムをはるかに上回る。人間自身が変化させているのにね。
それはウイルスの変異に似ている。
私たちはすぐに「毒」という言葉を使って、敵対する相手に対して「毒」という言葉を使う。ウイルスに対しても「弱毒化」「強毒化」とかという言葉を使う。でも、冷静に考えてみるといい。
日本の高度成長の時期に公害の犠牲になった方々は差別された。運よく公害の被害に遭わなかった方々は当たり前に高度成長の利益を享受する。
ウイルスはただ自分の子孫を残したいだけで宿主を利用する。宿主を殺して自分も死ぬこと(不活化すること)は本来のあるべき姿ではないはずです。ゆっくりと宿主と共存しながら自分も生きていく。そんな人類が誕生する前から長い時間を過ごしてきたはずです。

ゆっくりと生きるべきなんです。ゆっくりと成長するべきなんです。早すぎる。ウイルスの生命活動が人間のせっかちな動きに乱れていると思える。
すぐに相手を「毒」だと決めつけて抹殺しようとする行為は、多様な生物が共存して生きている地球にあって異質です。人間同士でさえ「毒」だと決めつけ合うんですから人間は厄介です。
細胞を持たない「RNAあるいはDNA」を簡単な殻で包んだだけのウイルスの生きざまは、地球の環境を指し示していると思える。ウイルスは宿主を殺してしまう増え方から生き延びる変異に修正してくるだろうか?そうあってほしい。
一方、かつて地球環境になかった物質を大量に生産し大量に投棄している人間は、その行為を修正できるだろうか?