95歳になる母と姉の3人で 時々ランチをします。
母から姉へ電話があり 姉からわたしへと連絡があり
都合が良ければ3人揃って出かけます。
母と姉・母とわたしの二人だけの時もありますが。
昨日は生憎の雨だったので 屋内でも楽しめるところへと
【瀬戸蔵ミュージアム】へ出かけ お雛飾りを見てきました。
ピラミッドのように4面個性豊かなお雛様がズラリ!
≪ひなミッド≫と呼ぶらしいです。
★高さ4メートルの11段飾り!
★その数なんと約1,000体!陶器・磁器・ガラスの創作雛がずらり!
★吹き抜けの上からは長さ6メートルのつるしびな!
このお隣りにあるレストランにて数量限定の≪お雛ランチ≫を食すことに。
どれもこれもほんと美味しかった~!
ペロリ!でございました!
この箸置きはどうぞお持ち帰りしてください とのことでした
その後は2階3階で瀬戸物の歴史など勉強(?)したり美しい陶器も見たり
2時間ほど過ごしました。
2階にあるこのお雛様の地上絵?
たっくさんのお茶碗を並べて絵になってます
3階から撮りました!
95歳の母 足腰はとても丈夫だし 話してる瞬間はしっかり受け答えできるので
よそ様は 「元気でしっかりしとりゃーすでいいわねぇ」
と言われますが 認知症が進んでるわけでして・・
「なんで〇子とヨッコと出かけることになった?」
「朝おばあさんが電話してきたでしょ?どっか遊びに行きたいって」
「わたしが電話した?! ・・ほやったかなぁ」
「どこへ連れて来てくれたんだった?」
「瀬戸」
「ほやなぁ・・瀬戸へ来たんやったなぁ・・ところで瀬戸へ何しに来た?」
「お雛様見にきたの」
「ふぅ~ん・・ほぉいやぁお雛様見たなぁ・・お昼はなんぞ食べたか?」
「お雛様のそばのレストランで食べたよ」
「ほやったかなぁ・・何食べた?」
こんなことを何回も聞くわけでして・・・
助手席に座ってる姉はそのたびに根気よく答え
そのすぐあとに苦笑しながら小さな声でわたしに言うんです「次は何分後だと思う?」
5分ほど経つと
「なんで出かけることになった?」
「ほらきた!」 と二人してクスクス・・
情けないという思いやショックはとっくの昔に通り過ぎちゃって
ここまで進んでくると笑えて笑えてね。
身内も職場も認知症の≪めびな様≫ばかりで 可愛いやら笑えるやら。
というわたしも一歩手前? いや始まってる?(汗、、、)