心穏やかに・・・

孫育てonlyの日々も少なくなり
和太鼓を楽しみながら時々仕事も行って
愛犬ムクと一緒に充実した毎日を送っています

3月のお遍路 その②

2014年04月28日 | 四国お遍路

3月1~2日と第6回に出かけたその一週間後 8~9日と第7回にまたまた出かけてきました!

月一回の予定なのになぜ二週続きに?

本来なら第6回は2月  ところが雪で中止  その日程が3月の1~2日に設定されたもんだから。

 

     

新幹線車内からの風景・・・今はもう覚えてないけれど 3月8日はこんなお天気だったようです

 

29名の参加 41番~47番 7ヶ寺のお参り 

     

今回の先達さんは 歴史に詳しくお話もいっぱい 般若湯大好き!とおっしゃる男性

 

     

こんな形のオッパイだったらいいなぁ・・・と通るたびに思う 『讃岐富士』 を眺め

 

       

バス車内でお弁当を食べて (このお茶入れ・・・すごく懐かしいじゃありませんか!)

     

     

     『伊予灘』 が眺められるSAで休憩し (写真 繋がらず・・・手持ちじゃ難しいわね)

1時40分 やっとこの日の1ヶ寺めに到着  打ち始め。

 

【41番 龍光寺(りゅうこうじ)】  ご本尊:十一面観世音菩薩

ここは神仏習合時代のお寺さんとのことで

       

       道路に鳥居があって       その先にあるこの階段を上がると

     

           山門  やっぱり鳥居があります

     

          狛犬が出迎えてくれます

     

          そしてこんなにふくよかな笑顔の方たちも

     

          本堂

     

          お大師堂

 

参道のお店で有名なのは 女性の拳ほどもある大きな大福とのこと

       

500のペットボトルと並べてみましたが・・・う~~ん・・・それほどの大きさでもない?

     

【第42番 佛木寺(ぶつもくじ)】  ご本尊:大日如来

     

            山門

          

     

        ありゃ・・・本堂は修復中とのこと

       

     

        こちら 大師堂 にて2回続けて心経をあげました

     

    

     鐘楼   280年前の建物とのこと 茅葺屋根は葺きなおされた直後らしいです

    

       家畜堂 があって ペットの霊を慰めるお寺さんでも有名だそうです

 

【第43番 明石寺(めいせきじ)】  ご本尊:千手観世音菩薩

    

        山門

    

          本堂

    

        お大師堂

     

お大師堂隣りにある 夫婦杉  さ~てどっちがどっちでしょうか?

そう どんな時代もどんな世界も逞しいのは◯性のようです。

         

       きれいに掃き清められた境内を通り抜けると

      

         しあわせ観音 がありまして

      こちらは五重塔を模して作られたとのこと

 

ここで一日目は打ちおさめ

 

     

今宵の宿となる 道後温泉 に入るべく街なかへ  とここで坊ちゃん列車に遭遇!

     

運転士さん手を振ってくれましたが ポーッ! は滅多に鳴らさないそう

理由は・・・一回で何十万(?)かかるから・・・だそうです。

     

         これが 坊ちゃんの湯 本館 だって!

     

       宿は 『椿館 別館』     そう こんな部屋が落ち着きます

     

       ウェルカムお菓子(?)の量にはビックリ!  多すぎじゃありません?

       

夕食はバイキング・・・好きな物をササッと食べ 街へ繰り出してくださいな・・・ということらしい

毎回のように顔を合わせ親しくなった男性二人 女性三人で出かけることに。

      夜はここで休む(?)

 

      

 からくり時計 毎時00分と30分に ぐぐっと伸びて坊ちゃんにちなんだ人物がいっぱい登場します

     

         車内からチラッと見た 坊ちゃんの湯 本館

     

料金はいろいろ分かれておりまして 体験するなら1階にある400円のお風呂で十分だそうです

ただし 芋洗い状態覚悟とのこと

わたし・・・入りませんでした

     

     その昔・・・当時は料金によって入口が違ったんだそうです (本館左側)

 

     

     

一通り歩いたあと 『椿館 本館』 で 和太鼓 『松山水軍太鼓』 の演奏を聴くことに。

迫力ありました!  毎晩演奏してるんですって!  小学生の男の子も頑張ってました!

  (2月からずっと欠席続いてたので腕がムズムズ?・・・なんちゃって)

 

ホテルに戻ってプールのような大きい大浴場へ 

翌朝5時に起き またお湯に浸かって 8時に出発 二日目は4ヶ寺のお参り。

 

【44番 大寶寺(たいほうじ)】  ご本尊:十一面観世音菩薩

標高490メートルの高原にあり 『遍路ころがし』 といわれる難所の一つ。

     

      こんな坂道を歩いて

     

           山門

     

両側に大きな草鞋 足・脚にご利益あるとのことで 草鞋を触って自分の足を触ります

     

            こんな高い所に本堂が見えてきます

     

             本堂

     

お大師様頭の右上 横に細長い屋根が見える建物が お大師堂

確かアングルに収まらなかったような記憶・・・かすかにあるのですが定かではありません。

 

【45番 岩屋寺(いわやじ)】  ご本尊:不動明王

道が狭く大型バスが乗り入れられないお寺さんは 

マイクロバスやタクシーに乗り換えることもあるのですが 

「ここは覚悟して歩いてください」 さんざん脅されてきた一番の難所

     

          標高800メートルに建ってるそうな・・・この山の中です

     

           山門

     

 山門からしばらく行くと 不動明王様が出迎えてくれ 脚や体力に自信のない人はここでストップ

     

延々と坂道と階段を上り続け 木々を見下ろす感じになってきました

   

          

     

           本堂

29名全員本堂まで頑張りました!  (もちろん全員無事にバスまで戻れました)

     

        本堂横に梯子が見えます  上がれます  

お大師様が訪れる前に 土佐の女性がこの岩穴に籠もって修行されてたそうです(法華仙人)

お大師様の修法に篤く帰依し 全山を献上したとのこで 

この山そのものがご本尊 不動明王様だから 必ずしも本堂まで辿り着かなくてもいいとのこと。 

     

          お大師堂

明治31年火事になり 現在のお堂は大正9年に建てられたもので国の重要文化財。

    

         正面の柱(?)・・・パルテノン神殿を模したとのこと

 

     

ふぅ~・・・はぁ~・・・と上ってきた道を帰りは下ります

 

そうそう! ここの住職さん 75歳過ぎてからCDを出しておられます(作詞作曲)

お遍路さんを爽やかに歌い上げた  ♪鈴の音山河  芹洋子さんが歌ってます

裏面は二葉百合子さんの浪曲  お大師様が唐へ渡る様子を語った  波濤の果てに

バス車内で聴きました。

 

  

2ヶ寺お参りしたら もう昼食          愛媛名物  『冷や汁』

        

 

【46番 浄瑠璃寺(じょうるりじ)】  ご本尊:薬師如来

浄瑠璃町は  衛門三郎・・・四国霊場にまつわる伝説上の人物  の故郷

この話は毎回先達さんからお聞きする話の一つです。

     

   山門があったのかどうか・・・この階段を上がると浄瑠璃寺・・・これは間違いなし

     

             本堂

     

 『真魚(まお)ちゃんだっこ大師様』 (お大師様の幼少名)が 本堂とお大師堂にあります。

本堂の真魚ちゃんを抱っこさせていただきました。

台から離して抱っこしますが・・・短いヒモで台と繋がってました。

    

             お大師堂

     

        今まで『仏足跡』はよく見かけましたが これは 『仏足手』

     

     樹齢1000年以上といわれてる大樹イブキビャクシン

 

【47番 八坂寺(やさかじ)】  ご本尊:阿弥陀如来

なだらかな道を500メートルほど歩いて到着  衛門三郎の菩提寺(屋敷跡)とのこと

 

       

               山門

      

         本堂

8つのお地蔵様が納められており  また左奥から階段をおりていくと・・・

薄暗くてひんや~り・・・ そこには47都道府県別に整然と 8000体もの阿弥陀如来様が!

          

     

           本堂とお大師堂の間にある 閻魔堂

向かって左側は『地獄の途』・・・壁・天井にはおどろおどろしい絵 足もとは石ころいっぱい

右側は『極楽の途』・・・壁・天井は愛に満ち溢れた優しく美しい浄土の絵 足もとは平坦

あっという間ですが 地獄と極楽 ともに体験してから お大師堂にお参り。

     

          お大師

 

 

   

道中こんなお顔に出会うと ホッ・・・優しい気持ちになれ ニコッ・・・自然に顔がほころびます

     

            民家の梅の花もほころんでいました

 

 2時45分 打ちおさめ

あとはまた延々とバスに乗り 岡山駅へ

今は定番となった6時21分の新幹線で 一路名古屋へと無事帰ってきました。

 

父の付き添いの合間にちょこちょこ綴りました。

こうして思い出しながら綴ることによって お参りの代わりになるかも と思って。

おかげ様で快方に向かっているようです。

 

 今回も長い長い記録を最後まで読んでくださりありがとうございました!