石垣島2日目。
ホテルのトラベルデスクにはさまざまなアクティビティーが用意してあり、それぞれ申し込んだ会社がホテルまで迎えに来てくれる。
この日は定番の「西表島、由布島、竹富島3島周遊コース」、このツアーも3度目になるけど、仲間川の水量があり上流まで行けるかもしれないということだったので、また申し込んでみた。
石垣港から西表島へ渡り、島の南にある大原港から出発して仲間川の上流に向かって行く。
このクルーズはマングローブが繁る仲間川を遊覧船で上流まで行き、サキシマスオウの大木を見学するコースで満潮のときだけ行くことができる。
前回は2回とも水位が足りなくて途中で引き返してしまったので今回は期待していた。
最初のうちは川幅も広く水量も十分ある。
だんだん川幅が狭くなり、周囲はマングローブの林になってきて、30分くらいしたら船着き場が見えてきた。
情報通りの水量だったので、どうにかここまで来られて良かった。
サキシマスオウの巨木は船着き場から少し歩いた場所にあった。
日本一のサキシマスオウ、樹齢400年、周囲は3.6m、板根の高さは最高3.1mもあると書いてあった。
神秘的で迫力と風格のある大木を見られて満足だった。
次に向かったのは西表島の西側の海を挟んだ対岸にある「由布島」。
西表島と由布島の間は干潟になっていて満潮時でも水深1mほどなので、水牛車で渡って行く。
その間、おじぃと呼ばれる水牛夫が三線を弾きながら島唄を歌ってくれる。
由布島は周囲2kmの小さな島で、全体が亜熱帯植物園になっていて、南国の草花がたくさん見ることができ、蝶の温室もあった。
[アラマンダ]
[オオゴマダラ]
日本最大級の蝶。
[オオゴマダラ]
サナギは金色になる。
[アダン]
マングローブの林の中にもたくさんあった。
茎の部分は食べることができ、居酒屋に行ったら若葉の茎を炒めた料理があった。
由布島から再び水牛車で西表島に戻り、次は竹富島観光に。
ここでは水牛車でのんびりと島内巡りをした。
赤い屋根瓦、シーサー、あちこちに咲いている南国の花々を見ながら、狭い路地を水牛車に揺られて回った。
日常を忘れてしまうような体験をすることができた。
そしてツアーの最後は星砂の浜で星砂拾いをした。
浜辺で手のひらを砂の上に置くと砂がたくさん付いてきて、その中に星形の砂があるので、それを集めた。
星砂を持っていると幸運が訪れると言われている。
実際は砂ではなく星の形をした有孔虫という生物の殻なのだそうだ。
こうして1日目がかりでツアーを終えた。