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Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

もうお別れですか? 犀川

2015年09月05日 19時45分53秒 | 鮎釣り

空梅雨の反動なのか、野分が近いためなのか、このところの雨の影響で今週末の神通川水系は釣りは難しい様子です。北陸の各河川の水位の状況等を確認していくと九頭竜川水系は釣り可能でしたが、すでにコロガシが始まっている事もあり、混雑する友釣り専用区での釣りは避けたいところ。で、結局今週も短時間でも安定的な釣果が見込める近場の犀川に行くことにします。



9時30分、前回のポイントに到着すると、既に4人ほど釣人がいます。昨日までの雨の影響で川の水位は10cmほど高めで少し濁りが入っているようです。ふと、駐車スペースの車を見ると、見覚えのあるSUVが…。上流の瀬の脇を攻めている釣人のロッドはスペシャル競のRS90-R… Ayu-Yoshiさん でした。見てる間に1尾掛けましたので、電話してみるとポロポロ掛かりますとのこと。しばらくAyu-Yoshiさんの釣りを拝見しながら、川見をしにきたオジサンと話をしていると、今度は○○さんが登場します。金沢軍団の飲み会でお会いして以来でしたが、今日は用事があって釣りはできないが、川が気になって見に来たとのことでした。お互いの近況を報告しあっただけで、すぐに帰られましたが、お元気そうで何よりでした。



再び、本日入るポイントを探しに下流に車を走らせます。環状線の橋から少し下流の大きな淵に落ち込む瀬落ちで釣人を発見します
狭い場所なのに長い竿で窮屈そうに釣っています。しばらく見ていましたが、竿は曲がりません。

さらに下流に向かいますが、下流に行くほど濁りが強くなっていく感じがします。深いポイントが多いからでしょうか。そこで、8月20日にそこそこ釣れた上流域の岩盤帯に向かいます。途中、コンビニで昼食の買い物したりと案外と時間をロストしてしまいます。



結局、スタートは10時30分頃になります。思ったとおり上流では濁りはほとんど気になりません。まず、前回良かった岩盤の溝を拾いながら探ります。しかし、鮎の反応は薄い感じで、浅場を走るビリ鮎も見えません。1尾目を掛けるまでに20分ぐらいかかってしまいます。ここでは1時間半ほどで5尾と期待外れな結果となります。(理由は後で判明します。)



そして、正午近くに本日最大の失敗をやらかしてしまいます。川の中央に立って両岸の溝を探っていたのですが、下流に移動した際に岩盤のヌメリに足を取られて転倒。普段なら滑っても怪我をしないように安全な倒れ方を想定して釣っていますが、うっかり考え事をしてたため右手を岩盤の溝に突っ込む体(てい)になってしまいます。溝の中には尖った石があったため、人差し指の爪は割れて出血。親指の爪の中には1/3くらいまで岩盤の粘土が入り込んでしまい激痛が走ります。丁度ランチタイムなので、一旦竿をたたみ昼食を摂りながら痛みが治まるのを待つことにします。オトリ交換ができるか心配です。



午後、痛みがやわらいできたので、反応が薄いこのポイントを諦めて下流の橋に移動し、橋の上(カミ)のトロ場からリ・スタートします。手前に磨かれた石が見えるので、ポジショニングを考えて慎重にオトリを送り込みます。思った通り手前で目印が吹っ飛びました。ここでは10尾ほど掛けますが、アタリが止まったのをきっかけに、橋の下流にある少し荒い瀬の瀬肩に移動します。ここも岩盤帯なので、転倒しないように溝を攻めると、型の良い鮎が飛び出します。鮎の強い引きと入れ掛かりの時間帯のおかげで、右手の痛みも忘れてしまいます。ここで、気が付いたのが、これまで掛かる鮎には雄がほとんどいない事でした。前日の雨でスイッチが入り、そろそろ雌雄が分かれて移動を始めたのでしょうか?何しろ今年の犀川の鮎はほぼ放流鮎で、ここは犀川の鮎釣りエリアの最上流部付近ですし・・・。

アタリが遠のいた15時、右手の痛みがぶり返します。二本の指も腫れてきました。特に親指は曲げることができません。ハナカンを通す事もままならなくなったため、本日の釣りは、ここで終了となります。4時間ほどの釣りでしたが、トータルは33尾でした。



そして、オトリ缶を置いてある元の岩盤地帯に戻ると、毛鉤釣りのお爺ちゃんがいます。すると、聞いてもいないのに「昨日ここで、投網の奴が百も二百も鮎を捕っていったんや。雨で増水しとったし、岸よりの緩い流れに集まってたんやなぁ。」とのことでしたわ。
どおりで、釣れませんでしたわ。


天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス フロロ 1.0号
ハリ   V5-Special 6.5号、一角ライト 6.5号、シフト6.5号
ハリス  フロロ 0.8号


牧神の午後への前奏曲 犀川

2015年08月31日 20時39分44秒 | 鮎釣り




今日は師匠が夕方に出撃したいと言うので、やっぱり近場の犀川に、いつもより少し早めの10時スタートで、師匠のオトリを確保することにします。早めに自分の釣りを終えて夕方のサポートに備えるためでもありますが…。最初は中洲の上流にある瀬を釣りますが、思ったほど掛かりません。周囲に比べて石色はかなり良いのですが、水温の関係なのか流芯付近の反応はイマイチです。やはり午後なのでしょうか?



ふと見ると対岸の葦際付近の浅場では意外と型の良い鮎が跳ねています。そこで、水中糸をフロロの0.175号に替えて、瀬の真ん中に立ちながら芦際の浅場を攻めてみると意外に入れ掛かりとなります。18cmが主体ですが20cmクラスも掛かります。午前中は、芦際と中洲廻りの浅場で数が出ました。



昼食後、釣人が増えてきましたが(とは言っても平日ですから少ないですが…)、駐車スペース前の瀬肩が空いています。師匠を待ちながら午後はここから始めます。朝から誰も差していませんので、予想通り入れ掛かりとなりますが、15連荘ほどで仕掛けのトラブルでストップしてしまいます。



一息ついて給水しているところで、師匠登場。とりあえずポイントまで誘導して、師匠の引き舟にハナカンを通していない鮎を入れて準備をしていると、「自分は大丈夫だからお前も釣れ。」と。
で、お言葉に甘えまして、上流にあるトロ場に入りますが、これが大誤算。20cm超が1尾のみという体たらくで、這う這うの体で退散します。しかも、午後イチ入れ掛かったポイントは別の釣り人が入っていました。



師匠は?と見ると、瀬の中で立往生しています。慌てて戻ってみると、「根掛かりを外しに瀬に入って、その場所でサカバリを打ち直して放り込んだら、一発でデカい(22cm)のが掛かった!何とか取り込んだが、疲れて元の場所に戻れなくなっちまった。」とのことで、立往生していることよりも、大きい鮎が釣れたことの方が嬉しい師匠に、少し複雑な思いがした弟子でした。

その後、16時まで釣りますがバレが連発で数は伸びませんでした。それでも午前中の貯金が効いて41尾と安定的な釣果でした。



天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号、フロロ0.175号(つけ糸なし)
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ   一角ライト 6.5号、シフト 6.5号
ハリス  フロロ 0.8号


狼たちの午後 犀川

2015年08月29日 19時39分24秒 | 鮎釣り




宮川共有漁場は、9月1日から網漁が解禁になるため今週末がラスト・チャンスとなります。しかし、天気予報は雨の予報なので、渓流相である共有漁場では不意の増水が心配なところ。とりあえず、共有漁場用の仕掛等の準備はしていましたが、いつものメンバーからは”ツナギ”がなかったため、今週も近場の犀川で釣ることにします。



朝は小雨がシトシト降っていたため、自転車で行きたくないというお仕事な”じゃーま”(ハニー)を会社まで送って、近江町市場で買物を済ませてから犀川に向かいます。
10時50分実釣スタート。養殖1号で瀬肩のシワシワをトレースすると秒殺で掛かります。2尾目、3尾目も秒殺で、今日はイケると思いましたが、しばしストップします。



掛かりどころが悪かったり、少しでも弱ったりと、オトリの状態によって循環が悪くなるのが鮎釣りですが、いきのイイのが1尾掛かると、循環が復活するのも鮎釣り。今日はストップ&ゴーが激しい、まさしくそんな日になります。



特に14時~15時までの1時間は循環がうまく嵌って、瀬の中で20cmクラスが連発します。ロッドが中硬々なのでスリリングなやり取りが楽しい!アタリが止まった16時までに38尾!やみつきになりそうですわ。




天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ   V5-Special 6.5号、一角ライト 6.5号
ハリス  フロロ 0.8号




勝負は午後なのか? 犀川

2015年08月23日 23時04分20秒 | 鮎釣り



今週も溜まっている休暇を消化するため、木曜日から4連休なのですが、午前中は所要のため釣りにはいけないので勝負は午後となります。当然、遠征はできないので近場の犀川で釣ることになりますが、これが意外と○でした。

型は16~17cmが中心ですが、たまに19~20cmの割と良い型の鮎も掛かります。チョットいいかも。







8月20日(木) 11:30~16:30 25尾
8月21日(金) 14:30~16:30 15尾
8月22日(土) 12:00~16:30 33尾
8月23日(日) 13:00~16:30 21尾


天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ   V5-Special 6.5号、刻 7号、競技Special DF 7号、イニシア・ブロンズ 6.75号
ハリス  フロロ 1.0号


手取川を想いながら  常願寺川

2015年08月16日 23時30分00秒 | 鮎釣り



お盆はじゃーまの実家で麻雀三昧な日々でしたが、ようやく重い腰を上げて釣りに行くことにします。大鮎に沸くJinzoo?かと思ったら、最近よく釣れているという常願寺川に決定。神ちゃんBros.&Tanaさんと一緒に放流ゼロの天然遡上鮎河川に挑みます。今年の北陸は放流鮎が主役でしたのでどうなることでしょうか…。



常願寺川に到着して、最初に思ったのは手取川にすごく似ているなぁと。川の規模や石の大きさなど手取川下流の様な雰囲気です。今シーズン、春先から続く濁りによって、一度も竿を出すことがなかった手取川を想いながら今日一日を釣ることにします。ちなみに入漁料が不要なのも同じですね。※手取川は川北大橋より上流は有料です。



入川ポイントは富立大橋ですが、橋の下流には瀬肩~瀬~トロ場と続く良さげなポイントが続きます。神ちゃんBros.&Tanaさんは、その富立大橋下流に入るという事なので、Waraは橋上流側の瀬に入ることにします。

実釣開始30分を過ぎた頃、先週に続き青空画伯一向が登場です。画伯とYOU先生がこちらに向かって歩いて来ますので、手を上げて挨拶しますが素通りします。前回の宮川共有漁場のコメントにもあるように菅笠を被っていないので、誰か判らなかったようでした。全身D社スペシャルな釣人は、どこの川でもいっぱいいますもんね。 



さて、肝心の釣りですが、入る場所が違っていたのか、ウワサほど掛かりません。天然鮎の数釣りを期待していたのですが、4人とも一日の釣果が20尾~25尾と少し残念な結果でした。まぁ濁って釣りにならない手取川の事を想えば良しとすべきでしょうね。

夕方、帰り支度をしていると、午前中サッパリ掛からなかったポイントで、青空画伯が超入れ掛かりをしています。常願寺川でも時合いは夕方から日没なのでしょうか?




天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号、フロロ 0.175号(つけ糸なし)
つけ糸  フロロ 0.25号
中ハリス ナイロン 0.6号
ハリ    エアスピード 6号、6.5号
ハリス  フロロ 0.8号