埼スタに向う車内で、後ろ斜め45度の姿が俊輔激似のお兄さんを見かけました。
勇んで正面からの顔を見ると超イケメン男子でした。
お兄さんごめんなさい。
キリンカップ第2戦
日本代表vsコロンビア代表@埼玉スタジアム 0-0
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モンテネグロ戦を受けて、急遽観戦を決めたコロンビア戦。
アウェー自由席、遅くの到着とあって席の確保が出来るかどうか
不安があったものの、現地に着くとすぐに不安は解消された。
平日ということもあり、観客の出足も遅く、空席も目立ったが最終的には
45000人を超えた。
”サッカーファン”はだいぶ減ったようだったが。
個人的にはこの試合を楽しみにしていた。
国内組と海外組、はたまた、ジーコジャパンからの代表組と、
オシムジャパンからの新戦力のまだまだ拙い融合とも言えるチームが、
コロンビアという強豪を相手にどこまで試合を組み立てられるのか。
始まったばかりの組織がそう簡単に出来るほど、
容易い試合ではないことはわかっていた。
スコアレスドローという結果に不満を述べるものも少なくなかったが、
個人的には観に行って損とは思わない試合であったことは確かだ。
コルドバが見られなかったのは非常に残念だったけど。
試合内容としては決して良かったと言い切れるものでもなかったし、
連携の乏しさも目立った。
しかし前半からゴール前でのワンツーからの崩し→シュートという場面も
何度か見られたのは、オシムサッカーの片鱗を垣間見たような気がした。
特にそれらのプレーが海外組と国内組の連携から生み出されていたことが
このチームのこれからの可能性を感じさせてくれたかなと思う。
また最終ラインの守備が良かった。
コロンビアの中盤が厚いということもあり、中盤の守備を厚くした布陣
を起用したと思われたが、ほとんど機能しているとは思えず、
(後半の今野を見たけど、やはりボランチは今野を使うべきでは?)
最終ラインに相当の負担が掛かっているように見えた。
それでも両CBを中心として、頑張ってたなー。
佑ニの身体の強さと、阿部のカバーリング力、
なかなか見応えがあったのではないだろうか。
コロンビアは胸板厚いし(苦笑)、スピードもある。
ああいう相手と対戦出来たことは守備陣にとってもいい経験になったはず。
残念だったのは、今回初めて起用された稲本と中田コ。
2人の積極的なプレーを期待していたのだが、
中田はコロンビアの右サイドに忙殺され、
稲本は攻守共に宙ぶらりんの状態のまま何も出来なかった。
稲本に関しては、ポジショニングの曖昧さが目立ち、
やはりチーム合流から間も無いことが大きく影響しているようだった。
新チームへの移籍ということもあり、アジア杯への出場も不透明の稲本、
本来のプレーが出来るまでにだいぶ時間がかかるかもしれない。
この試合ではワントップと採用したが、
やはりワントップには限界があるなーと思ったよ。
特に昨日のメンバーは中盤にパサーが多い。
また高原がポストに忙殺されることが多く、なかなか前を向けない。
中盤の身体使いが軽い選手にとっては厳しい試合であったが、
しかし常に高原には2人のDFがついている状態の中で、
高原ばかりに頼りすぎるパスもどうかなと。
球離れを早くするのはいいが、
攻撃意図が感じられない責任逃れのパスも多く感じられた。
状況によってはもっと丁寧なパスワークが見られても良いかな。
個人的に高原にはゴール前で勝負して欲しいのが願望というのもあるけど、
やはり2トップの方が多彩なパサーを使いこなせるのではないだろうか。
まだまだ満足には程遠い。
しかし、格上にも積極的な姿勢は見られた試合であったと思う。
モンテネグロ戦では弱いと感じられた積極性。
細かいミスやもっと冷静に進めていかなくてはならない部分での
落ち着きの無さなども目立ち、荒削りなところが多いが、
今はミスしても、結果が出なくても「チャレンジ」することの方が
大事な時期だと思うし、後ろ向きにならず進んでいって欲しい。
しかしながらスコアレスドローでタイムアップを迎えた時、
こんな試合の場合、終盤に帳尻を合わせたかのように
ゴールして勝っちゃうのがあのチームだったなぁと、
何故だか嘗ての日本代表に思いを馳せていた。
コロンビア戦戦評などは
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試合自体は面白かったですし。普通にコロンビア強かったですね。
”サッカーファン”
これについては様々な意見があると思います。
個人的には、一概にサッカーを見ないからとか、選手のファンというミーハーはサッカーファンじゃないとか排除的な考えは基本的に持っていません。
もちろん試合を見るにこしたことはないですよ(苦笑)
ただ今回スタジアムに行って感じたのは、
もっと応援を楽しんで欲しいなということでした。
アウェーというエリアに行ったせいもあるのでしょうが、
普段はサッカー(Jリーグ)を見てない方も多くいたのだと思います。
だからこそスタジアムに来た時は、応援の楽しさを知ってもらいたいなって、、、
でも応援をリードしていくはずのコールリーダー周辺の応援すら残念ながら盛り上がりに欠けた試合でした。
試合を見てなくても、選手のファンでも、楽しんで応援できたらそれも代表の力になると思うんですけどね。
日本代表戦って何となくお祭り的な雰囲気があるじゃないですか?せっかくなんだから知らない同士でも皆で応援して、盛り上がって、サッカーを楽しめるそんな空間にはならないかなという意味では、全くそんな雰囲気ではない客層だったなと思いました。
長々と書いてしまいましたが(苦笑)、
試合に関してはネコさんの仰る通り、アジアとの戦いで所謂「奇跡」といわれた試合と今回のコロンビア戦では相手の質が全く違いますね。
コロンビアの身体能力はやはり高かったと思います。
しかし日本代表もいいチャンスを作っていたのはたしかです。
見応えのあった試合でした。
だからこそ相手のコンディションを考えると、勝てなくもなかった試合だったとも思ってます。
その意味では、ジーコジャパンに限らず、歴代の日本代表でも、サッカーチームにおける一般論から見ても、
今の代表には「奇跡」を起せる(可能性のある)スーパーサブという存在がまだいないのかなと思います。
選手交代などを見るに、元々オシム監督にそのようなお考えがないのならしょうがないのですが・・・
試合終盤も奇跡は起こらないだろうなという感じで試合を見ていました。