谷口が夢を叶えた日・・・甲府戦観戦記。

2011-05-24 | 横浜F・マリノス

「夢が叶いました」
谷口の記事にまぢ泣きしている人が私の隣にいました(笑)
谷口の楽しそうにプレーしてる姿を見ると、こっちが幸せになっちゃうよ。

そんな谷口の先制点から始まり、千真、大黒両FWの得点により快勝した甲府戦。
むしろ何も語ることがないほどの快勝でした。
後半に得点をしたかった、多くの選手がそのようにコメントしていたし、
ホームスタンド側でのゴールも見たかったと言えばそうなんだけど、
今後のハードな日程を考慮して、俊輔を早い時間帯で交代できたということ、
結果として得点は奪えなかったが、完封をしたこと、
トータル的な試合展開としては理想的なものだったと思います。
もっと欲を言えば、兵藤、小椋あたり(谷口はノリノリだからいいけど)毎試合ハードワークしている選手を
休ませてあげられるようになったらもっといいかなと。
あのタフな兵藤が試合後疲労顔だったからね(苦笑)
あの布陣は彼らにとってはキツイ。

選手個人としては、交代した選手達が思うようなプレーが出来なかったこと、
これは大いに反省材料かと思います。
クナンが出てくるまでの時間どーしようかと思ったもん。
クナンが入ってやっと前線が動きだし、結果的に前でプレーできるようになった。
俊輔が退いたことによって展開力が無くなったということも大きかったが、
それよりも前線の動きが激減したことにより(大黒も疲れてきてたし)、
ボールを引き出せなくなったことが、相手に押し込まれた原因かなと。
アーリアはもっとよく考えてプレーした方がいいね。

そして健太はむしろ考え過ぎずプレーした方がいい。
健太の動きを見ていると、どうしても俊輔のプレーをしようとしている感がある。
だけど健太は俊輔の真似をしてもダメ。俊輔を超えるようなプレーをしていかなきゃ。
4-0というリードの中、早い時間帯で俊輔との交代で出場して、中盤の底でプレーしてどーすんの。
試合後の和司のコメントは厳しいものだったけど、
和司はきっと健太らしいプレーを期待していたんじゃないかな。
4-0という状況は滅多にない。自由に思い切りプレーできるチャンスを健太に与えたんだから。
後ろなんて他に預けて、前線で躍動して欲しかったなぁ。
あんなところで空気読んで「チームのための」プレーしなくていい。
健太が思い切りプレーしてくれることがチームのためになるし、チームの未来にも繋がるんだということを、
健太には自覚して欲しいです。

そしてクナンにはゴールを(苦笑)
あれだけ流れを変えられる選手って、本当に貴重な存在だと思うし。
クナンにはゴールして喜んで欲しいなぁ。

甲府は、横浜が守備的であるというイメージからプレーしていたように思う。
とりあえず俊輔抑えとけば、カウンターで行ける。みたいな。
しかし蓋を開けてみれば、谷口がトップ下だし。
谷口を上げるという形は福岡戦と同じだが、今季の横浜は同じ失敗は繰り返さない。
福岡戦では、むしろ全員が上がり過ぎ小椋の守備範囲が大きくなったことで守備が定まらなかった。
しかし甲府戦では、俊輔と兵藤を小椋と並べることで、サイドをケア。
俊輔と兵藤にとってはかなり頑張ってもらう形ではあるけれど、
結果的にあれだけ楽な試合展開に持ち込めれば問題なし。
まぁどの相手にもこれが通用するということではないけれど、こういう形も出来るんだという可能性を見せてくれた。
甲府は、俊輔には過剰なほどに守備に行くけれど、
その分、谷口や両FW、そしてサイドの小林には対応しきれず。
完全にゲームプランが崩れて、軽くパニックを起こしているように見えました。
だってさ、4失点してんのに攻撃いかずに全員で守備してるって・・・。
そこは失点してでも点獲りに行けと(苦笑)

谷口の運動量は横浜にとって大きい。
そしてやはり大黒と千真の相性はいい。
FWが得点してくれるとやっぱり気持ちいい。
何より選手達の笑顔はサイコーだよね。

次は敵地で仙台戦。
仙台も好調だけど、それ以上に横浜は絶好調なんで、絶対勝つしかないでしょ。