反町監督どうよ?香港戦雑感

2007-03-01 | サッカー日本代表

北京五輪アジア2次予選 第1戦
U-22日本代表(H)vsU-22香港代表 3-0

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国立の入場者は11909人
日本代表だからといってスタジアムが埋まるような時代ではない。
面白いサッカーを求めているファンたちは残酷にも、正直なのだ。

レベルの違いを見せつけた。
もちろん日本のレベルが高かったということではない。
あの程度のサッカーで3-0で勝利できてしまう。
あまりに香港のレベルが低すぎるからだ。
・・・と言っては、元も子もないだろうか。
2次予選という舞台、結果が全てと言ってしまえばそれまでだが、
果たして最後までその結果もついてくるだろうか、と
今は不安が高まっていくばかり。

そもそもこのチーム、どんなプレーを目指しているのかが伝わってこない。
選手達自身、理解しきれているのかも疑問だ。
中盤には技術のある選手達を選出してはいるが、
彼等を活かしていこうとするものが全く見えないし。
組織力で勝負するというのなら、選手の選び方に疑問が残る。

香港戦では、中盤と前線との繋ぎが完全にストップしていた。
個人の突破力に賭けるしか攻撃の糸口が見つからない。
個人の能力とはいっても、一辺倒なサイドからの攻撃ばかりで、
肝心の中がプレーに加わる事が出来ない。
連動性がなく動きが停滞した中でのパス交換はあまりに拙く、リスキーで、
相手によってはカウンターを受けまくって終るんじゃないか?(苦笑)

昨日の試合で、唯一収穫があるとすれば、『危機感』だろうか。
正直、この時期に現状態がベストであるならば、
もう手遅れと思って諦めざるを得ないか、僅かな奇跡を祈るしかない。
が、きっと彼らのポテンシャルはもっと高いものである事を信じたい。
一からチームを作り直していくのは無理であっても、
彼らの本来の力を引き出してやるにはどうすればいいのか、
それを考えるにはまだ時間は残されているように思う。
反町監督の実績、監督のかつての指揮力を持ってすれば不可能ではない。
それには誰かの言葉に惑わされず、頭でっかちにならず、
指揮官こそがまずはそのポテンシャルを発揮してくれることが、
このチームの未来に繋がるんじゃないかな。と。
勿体無いよ、このチーム。
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