「オシム監督を日本代表チームに送り出してよかったと思える日が
早くくることは間違いないと思っています」(川淵C)
自分は千葉サポーターじゃないけどさ、この人にはこんな事言われたかねーよ。
クラブファンにとっちゃ、この人達が考えてる以上に
代表なんて大事なモンって思ってないわけで。
21日、オシム新日本代表監督の就任が正式に発表された。
代表チームの再構築で日本チームが飛躍的な成長を遂げるとは正直思えない。
結局はW杯での成績を受けて、世論は前チームとは対称的なものを求め、
違うものを欲し、得た事によって満足してしまう。
しかしそう単純なものではない。
あくまでも希望を得ただけだから。
が、日本がW杯に初出場を果たして以来、捻じ曲がってきてしまったものを
オシム監督なら少しずつ正しい方向へと導いてくれるんじゃないかと信じてる。
しかしながらこの新監督就任までの流れ、どうしても納得いかねー。
数日前に協会から、前監督への批判はないということが発表された。
もちろん川淵C個人も。
しかし今回新監督に任命されたオシム氏のサッカー理論は、
前監督とは「真逆」のものであり、
協会として事実上、前監督のサッカーを否定したことになる。
失敗だったと認めたと言った方が良いだろうか。
多くのサッカーファンは以前から、オシムサッカーを求めてきたが、
それを無視し続けてきたのは、協会なのに。
そして、前監督と共同体としてあらゆる世論を跳ね返してきた人が
当然のように前監督のやり方をNOと言い続けたオシム氏の隣で笑顔を見せる。
日本代表を統轄する協会の一貫性のない態度や、
冒頭の言葉一つにしても、国内リーグの強化といいながら、Jを軽視し、
代表チームの都合を優先させるような代表を軸にした考え方があり続ける限り
日本サッカーの大きな発展はまだまだ望めないのかなとも思う。
とにかく今はオシム監督の可能性に夢見るしかない。
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