勝てない理由・・・清水戦雑感

2006-07-20 | 横浜F・マリノス

昨日は攻撃型DFが裏目に出たような・・・(滝汗)

”終了間際の失点”というキーワードさえなければ、
昨日の試合は内容からみても負けてもしょうがない試合だったと言えるでしょうか。
逆にあの内容であのまま勝ち点1を取れていれば大きな勝ち点だったとも・・・
いつからこんなチームになってしまったんだろう、
と正直昨日はさすがに落ち込んだよ。

序盤から清水の勢いは凄かった。
リスクを恐れず、ダイナミックでアグレッシブな攻撃型サッカー
波状攻撃、サイドアタックに効率的な守備。
パスを繋ごうとしても清水の足が一歩も二歩も速くて繋がらない。
正しく、横浜がやりたいサッカーをイヤラしいぐらいに見せつけられた。
それでも横浜の守備もよく耐えていたと思う。

でもさ・・・正直今のチームで90分走りきれる気がしないんだよ。
あれだけ足が止まって、連携もとれなければ、
90分集中力が続かないのも当たり前のように思う。
失点シーンはDF陣が引き出されたところに、
清水の選手達を完全フリーにしちゃってるしね。
ピッチ上に選手の数はいても、プレー出来てる選手が
90分になる頃にはどれだけいるんだろう。
選手交代も状況に応じたものでなく、パターン化して可能性を感じない。
負け方もパターン化してるし・・・(ボソ

負けた事も悔しいけど、それ以上に何も変ってないことが悲しくてね。
中断期明けにはきっと強いマリノスが戻ってくる・・・
そんな期待を勝手にしていたほうが間違いなのか。
たかが2ヶ月そこらで、チーム状態が大きく良くなるわけではないことは判る。
しかし、再開一発目がまたあの負け方っていうのは、
あまりに進歩がなさ過ぎじゃないのかな。

この中断期、ただ怪我人の復帰を待ってきただけだったのだろうか。
「開幕戦のメンバーさえ戻ってくれば
確かに戦力が揃う事が大事だけれども、あまりに開幕4連勝の呪縛
固執しすぎなんじゃないかな。
大幅にメンバーを代えて臨んだナビスコ杯の素晴らしいサッカー、
虎に「ここまで出来るとは思わなかった」とまで言わせたものは何だろう・・・
もちろんメンバーを代えればチーム状態が変わるとも思わない。
要は気持ちの問題。どんなメンバーであろうと、何だろうと、
いつまでも怪我人さえ戻ってくればという気持ちでいる限り、
この状況の打破は難しいような気がする。
ジローも言うように”やってきたことは間違いじゃない”と思う。
しかしやってきた事を活かせるか活かせないかで結果は全く違うよ。

「まだまだ、これから」
この言葉をあと何回聞けば良いですか岡ちゃん。
いや、このままでは聞けるうちはまだいいのかもしれない。
確かに残り試合数を考えればまだまだなんだよ。
まだまだ諦める事さえ許されないくらいに道のりは長い。

昨日の試合はどこを取ってもポジティブな内容ではなかったけれど、
完敗という結果を転機に変えることが出来れば、
昨日の試合さえも意味を持つと思うんだよね。
ただ試合をこなすだけじゃ、選手達にとってもチームにとっても勿体無いよ。
今のマリノスは今季掲げた”攻撃サッカー”の実現は出来ていない。
だからといって本来の強さである”守備的サッカー”もできない。
チームとしての明確な目標も意欲もイマイチ伝わってこない。
今、変える時じゃないですかね。
今、変わらなきゃいけない時じゃないですかね。
勝てない本当の理由をもう一度考える時かもしれない。
”まだまだ、これから”と言えるこのチャンスを掴もうよ。

日本平まで遠征された皆さんお疲れ様でした。
いよいよ23日、自分の応援も再開します。
めちゃくちゃハジケてやるぜ!!
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