ブルガリア戦雑感・・・チームの為に闘うこと

2006-05-11 | サッカー日本代表

村井選手・・・残念でしかたない。頑張ってたからね。
久保も足首が微妙みたいが(汗)一人情報戦でありますように(滝汗)
スコットランドも格闘技サッカーだから、怪我だけは本当に気をつけて。

観戦記にするといつもと変わらない文面になりそうだから雑感で。
試合詳細はランキング内の代表記事(ランキングへ)を。新聞より面白いからw

今回の敗戦という結果を受けて、批判的な意見は多いようだ。
しかし個人的には昨日の試合、そう悲観するものでもないかなと感じている。
今はチームが完成される課程における最終段階。
チームの弱点を知り、修正し、強みを最大限に引き出す
それが出来る(必要な)選手達を監督が選考する時期だからね。
そう言った意味では、アクシデントから偶然に齎されたものかもしれないが、
昨日は様々な選手を試す事が出来たし、収穫はあったんじゃないかなと。
結果はまぁ、「いつも終了間際の”運”に恵まれてんのは日本だけじゃないよ」
という戒めちゅーことでいいんじゃないかな(苦笑)

失点シーン。
1点目は最終ラインの1対1の弱さも重大な問題だが、
中盤にまるで守備の意識がなかった事も大きい。
そしてロスタイムでの失点はポジショニングの甘さと、
やはりジーコも言うようにあの時間帯での不用意なファールが問題。
俊輔同僚のペトロフがいなくて良かったと心から思ったよ(苦笑)
昨日だけじゃない。
ここにきて守備面での問題が噴出し、また修正もされてきていない。
メディアがあほみたいに「FW、FW]と騒いでいるが、
焦点をあてるべきは守備にあるんじゃ・・・。
長身相手だと宮本がセンターの3バックは厳しいんじゃないかな。
最終登録メンバーが発表されて合宿でも入れば、アピールのために中盤が
上がりっぱなしという状況も無くなると思うから、
少なくとも1点目のような失点は無くなるとも思うけど・・・
そりゃ攻撃したいのも、得点に絡みたい気持ちもわかるが、
中盤は守備をする事が十分チームの貢献にもなるわけで。
自分に与えられたポジションの仕事をしてこそのアピールだと思うぞ。
選手達が一人一人が感じなきゃいけないことじゃないかな。
それがジーコの言う自主性でもあるんだと思う。

攻撃面決定力不足細かい連携ミスなど、相変わらずの部分は多い。
しかしながら昨日はここ最近の試合とは全く違った印象を受けた。
それはやはり最後のアピールの場ということで、”当落線上”と言われる
選手達のプレーによるところが大きい。
(逆に言えば、”当確”と言われる選手達との温度差が大きかったわけだが・・・)
とてもアグレッシブなさサッカーを終始見せてくれたし、
何よりボールへの執着心がいつもの日本代表には感じられないものだった。
技術的なものや、冷静さには欠けるものの闘志は感じたよ。
もちろん「アピール」から来るプレーなのだが、
それが決して独り善がりではなく、
「チームの為に自分がやってやる」そんな気持ちを強く感じる事が出来た。

例え最悪ジーコが下す決断に、その想いが報われなかったとしても、
その想いが『23人』に残すものは本当に大きいよ。

温度の低かった選手は彼らのプレーに客観的に見れば、
自分に何が足りないかを知るだろう。
それを知った時、次に何をすべきか―。
それは是非スコットランド戦で表現して欲しいと心から願っている。
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