ジーコ&川淵にもの申す!!

2004-10-15 | サッカー日本代表
いやぁ願っていた通りシンガポール戦は消化試合となった。
いいんだこれで、うん。
やはり欧州組の招集は無しとのことですが、いいです。
最後の一次予選、精一杯国内組を応援しに行こう!と思っていた。

しかーし!【カズ・ゴンらベテラン組み招集を示唆】
はぁ???すいません、これはW杯予選ですよ?
今までジーコや川淵は色々批判もされてきたけど、今回ほど腹の立ったことは無い。
この人達本当にW杯の事わかってるんですか?と問いたくなる気持ちにもなるよ。
別にベテランを観たくないから言ってるんじゃない。
こういう試合は大賛成だ。
(ご苦労様という意味での花道作り?ってしかし印籠渡してるみたいで、彼らに失礼だよな。)
でもやるんだったらそれは別に親善試合でも機会を設けるべきでしょ。
シンガポール戦はあくまでもW杯予選なんだ!!

折角の機会を今までベンチ組みだったメンバーや、
Jで活躍する未だに招集されていない新しい力を試す試合にしなくてどうするの?
これからの日本代表の未来を、代表の育成をどう考えてるのですか?
国際試合の経験の貴重さと重要さを理解しているのですか?
今のまんまのメンバーが最終予選、そしてドイツ大会で必ずしも戦えるとは言えない。
もし一気に故障者とか出た場合はどうするんだよ?
今はたかが一次予選を突破したに過ぎない。最終予選はすぐそこだぞ。
こんな浮かれた気分で大丈夫なんだろうか?
いや大丈夫じゃないだろうな、そんな気持ちじゃ。

アジアの他最終予選進出国はもう最終予選の準備を着々と始めている。
そう、一次予選通過ごときで浮かれっぱなしの国なんて普通ありえないんだ。
もしかして、もう最終予選は勝てるって油断してるんじゃ…?
そう疑われてもしょうがないだろうね。
日本のどこに油断できるほどの余裕があるというのだ。
日本はまだまだW杯に出られるのが当然の国ではない。
少なくとも選手達は冷静にもう先を見ていますよ。
どこかの人達とは違って。
因みに最終予選の日程は2月9日、3月26日、30日、
6月4日、8日、8月17日、9月3日、7日=プレーオフ

そしてカズらは辞退はなしですか?
もちろんカズには敬意を持ってる。
でもね、偉大なら偉大な大人の姿を見せて欲しい。
イングランド元代表・シアラー。私の最も好きな選手の一人だ。
彼は偉大なイングランド代表FWであった。そして偉大な選手だ。
98年仏W杯でオーウェンとコンビを組んでいた選手。
そしてこの大会で当時18歳だったオーウェンが大活躍した。
この姿を見たシアラーは「彼ならイングランドを任せられる」と代表引退を表明した。
今でもシアラーは、プレミアでも当然活躍している。
その後、もう一度代表に復帰しないかとの要請も彼は断りつづけた。
シアラーだけじゃない。新しい話では、今年のアテネ五輪でも
伊代表のバッジオがOAで話がきたが「若い人に道を譲りたい」と断った。
日本を見ていると、彼らの姿がすげーカッコイイと思えて仕方ない。

でもカズらを責める気持ちはないよ。(矛盾してるか…笑)
もう一度…って気持ちも十分わかるからね。
それに多分今ベテラン組みが日本を背負って戦った姿を見たとしたら
すげー感動すると思う。やっぱ昔を思い出すもん。
復活楽しみな思いもあるし、嬉しい気持ちもあるし…
でもその反面、世界をみてると日本でもシアラーのようなカッコイイ大人が
いないものかと期待してしまうんだよな…
やっぱり今の時期、たとえ消化試合でもW杯予選でやることではないと思う。

そんなことより問題なのは、そもそもこの時期にこんな【企画】を
考えているジーコと、それに感動しているキャプテンのお気楽コンビの存在なんだ。
シンガポール戦は「イベント」じゃねーぞ。
最終予選、そしてドイツ…先へ繋がる試合を観たいんだ。

最後にお気楽な方達に言葉をおくる。
【勝って兜の緒を締めよ】

日本サポの現状。

2004-10-15 | サッカー日本代表
オマーン戦。
完全なるアウェーの中で響く日本サポーターの声。
私には相手の応援より、その声が大きく会場を包んでいたように思う。
本当に感動した。そして感謝した。
そしてこれからももっと日本代表の力になりたいと、改めて決意した。

そんな気持ちの中読んだある記事の言葉。
「川口のミスに喜んだ」
一瞬見間違えたのかと思って見なおしたが、やはり間違えではない。
愕然とした。呆気にとられてしまった。
(おそらく他選手を応援しているのだろう)
別に中傷する気もないし、怒っているわけでもない。
ただ、まだまだ日本のサポーターはこの程度でしかないのかと思うと、
とてつもなく悲しい、切ない気持ちに襲われた。
熱いサポーターはいっぱいいるのにねぇ…

オマーン戦を振り返ってみた。

2004-10-15 | サッカー日本代表
テンプレの具合が思った以上にいいので、暫く気が済むまでこれで。
喜びの余韻を楽しむと言うことで。

いやぁー未だに疲れがとれない。
13日深夜、以上に緊張していたせいだ。
このblogで散々前向きなこと書いてきたけど、実を言えば胃が痛くてね…
日本代表を信じていないとか、相手がオマーンだとか言うんじゃなくて
やっぱりスポーツは何が起こるかわからなし、
ましてやW杯予選だもん。余裕~♪って方がおかしいよね。

さて。試合序盤はだいぶ元気なオマーンに苦しめられた日本。
相手の勢いに圧倒されてしまうのか、やはり日本は相手の様子を観ていると
いうよりかは、スロースターターなんだという印象を受ける。
最初は左のアレも相手に追いついていけず、
ボランチもやや消極的な感じで簡単にぺナルティエリア前まで繋がれた。
背後の相手へのマークを気にしすぎてボールへのチェックが甘いようだった。
それでも最初はバタバタした守備陣もすぐに安定し始めた。
試合が進むと、徐々にオマーンの勢いはなり、完全日本の試合となったわけだ。

守備陣では、やはりまこちゃんに感謝
あれはほんと日本を救ったよ。
もし失点してたら試合はわからんかったよ。
あの場面、宮本と能活はちゃんと声を掛け合わなきゃいけないね。
あの手のミスってよくあることだし。
まぁーこれからのいい勉強になったということで。
それにしても、祐二の頭ってスゲ―なーって改めて思った
ことごとく中央にきたボール跳ね返してたもんね。
オマーンはスピードも技術もあるけど、日本に対して最後の精度が悪い。
そして浮いたミドルばかり打ってくれたことで日本はだいぶ楽だった。
これも日本守備陣が真中を固めて、コースを消しているから
簡単には相手も打てないということだろう。

中盤では、最初こそはボランチも相手に引っ張られすぎな感もあったが
かなり落ち着かせたボールさばきと、バランサーを巧くこなしていたと思う。
しかしもっと攻撃的にいってもいいんじゃない?
小野と俊との絡みが、俊がためて小野が飛び出していくってのも
もっと欲しかったな。そのために小野があそこにいるんだから。
アレも前半半分くらいから良くなってきたね。
それとアレには鈴木通訳殿の代理お疲れ~と言おう(笑)
俊輔は、前半は守備に時間を取られてしまった。
ボランチが両方かなり低い位置を取っていたため、中盤から相手を
追い込み、下がざるを得なくなってしまった。
しかし後半になるとだいぶ攻撃的にもなり、あのアシストも生れた。
終始感じたのは、かなりいい意味で余裕のプレーをしていたなと思った。
相手に徹底マークされているのを利用したファールの誘い方、
相手に囲まれても動じず、相手を巧くいなし、そして身体が強い。
イタリアで鍛えられた技術を存分に魅せつけた感じだねー。
あのアシストだって、一回フェイントかけて相手を振って、
倒れ込みながら、あの精度…たまんねぇ

オマーン・マチャラ監督の言葉。
「日本には中村がいて、我々には中村がいなかった。
すべて中村が日本に勝利をもたらした」
すげー絶賛!!嬉しいねぇ。
そんなに俊が欲しいなら…やりません(きっぱり)
でも俊自身は実に謙虚だし、自分の悪いところも冷静に受け止めてる。
彼がもっと上をめざし、成長しようとしていること…それが何よりも嬉しい

そして今回は何よりも師匠に感謝させてください。
いやぁー素晴らしかったよ、あのヘディング!!
アジア杯を共に戦い、俊と鈴木は何かお互いに感じ合うものが
生れたのかもしれないね。
それだけ美しく息の合ったコンビネーションだった。
師匠~最高っす
師匠は相変わらずファール取りもお盛んでしたね。
でも前線での少しオーヴぁーなコケは主審取ってくれませんんでしたね…
それにしても師匠のありがたいお言葉には悶絶でした(笑)

「僕は普段の試合で活躍できないんで、大事な試合の時こそ実力以上のものを
出して貢献しようというのが、僕のスタイルなんです。」

「普段の試合で活躍できないんで…」って…
泣けてきたよ…おかしくて。。。
そして追い討ちをかけるような協会幹部のお言葉。

「いつもの鈴木なら決められない見事なヘディングだった」
なんか誉められてるんだか、コケ下ろされてんだか…(苦笑)
しかも自虐しちゃってるしねぇ…(笑)
でもほんと今回の鈴木は良かったと思う。
気合を十分感じたし、ボールへの執着も自信もみなぎってた。
とりあえずお疲れ様、師匠。

で、高原そして加地はどうだったん?
高原は全然迫力がなくてさ。
相手の当たりにも勝てないし、スピードにも乗れない。
あとプレーがワンテンポ遅いように感じた。
ためてシュートを打つのなら、久保のように相手を見てコースを見極めて
から打つ必要があるのではないだろうか。
やはり試合感というか、病気だったことが身体の切れが戻らないことに
影響しているのだろう。
これから復調して、もっと頑張って欲しい。

そして加地…今更なんだけどね。
深いところではスペースを埋めようって動きはわかるんだけど、
攻撃も守備もどっちつかずのプレーが多い。だから中途半端なんだよ。
サイドは相手攻撃に対して早くにチェックしに行ってもいいんじゃん?
なんか加地って相手の攻めにやたらと逃げる動きするんだよ。
下で抑えればいいけど、しまいには田中と二人重なって
相手に一気に抜かれるし…はぁ。。。
あとライン際でのプレーが雑。必ず相手ボールにする。
もう少しマイボールにする努力してもいいんじゃん?
基本的な技術がまだまだ代表レベルではないと感じる。
それでも今回は頑張っていたほうか。

一部では懸念されていた審判。
やはり思った通り、綺麗なジャッジをしてくれたと思う。
公平さは当たり前なのだけれど、昨今の審判問題を考えると
あの中国審判陣には素直に感謝したい。
通訳退席はしょうがないと思う。
主審もキレ過ぎだとは思ったが(汗)、それ以上に日本ベンチも冷静さを
失っていたからね。ちょっとうるせーなって思ったもん。

それにしてもオマーン戦の日本は実に冷静だった。
これがアウェーでの戦いかと。
試合直前まで「敗退危機」と大騒ぎしていたことが、まさに
取り越し苦労だったというような「負けないための試合」だった。
そんな日本代表をみて、やはりアジア杯は日本にとって重要且つ
いい経験だったのだと改めて感じたのでした。
もちろんこれで終わりではない。
自信と経験を持った日本はもっとやれるはず、もっと強くなれるはず。
このままドイツへ真っ直ぐ、そして確実にたどり着こうではないか


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