ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

170903 福岡県展写真部門初入選、反響大。わが家の蜘蛛さんありがとう!

2017年09月03日 | 趣味と交遊

 福岡県美術展覧会実行委員会から29日、封筒で審査通知結果が送ってきた。5~6年前に写真部門に応募したときにはハガキで今回は展示されないことになりましたとの通知。すなわち選外、落選ということ。今回は封筒できたので開けてみると入選証も一緒に入っていた。選外だと引き取りにもいかねばならないし、合評を聞きにもいかねばならない、無駄骨が生じる。今回は展覧会最終日の10月1日に福岡県立美術館に行って16時からの審査員による入賞入選作品および自分の作品の講評を聞いて18時から搬出すればよい。しかし入選してほっとした。自分なりに完璧と思っていなかったからね(8月1日と5日のマイブログご参照)

 今年の春、晴れた朝10時ごろ、わが家の門扉に体長1cmにも満たないほどの小さい蜘蛛が直径4~50センチほどの網を作っており、斜光をうけてキラキラ光っていたのを網の下から、ペンタックスK-20Dにマクロレンズを装着して不自然な姿勢で苦労しながら切り撮った。

 上の写真は県展に出品したものではないが、蜘蛛の巣が斜光をうけてオーロラのように見えたり、長い橋のように見えたりするのを30枚ばかり撮った。マクロレンズは被写界深度が浅いのでカメラがちょっと前後するだけで大きく見え方が変化する。その中のベストショットとおぼしきのをキタムラカメラに持参。例によってクリスタルのお任せプリント(実は機械任せ)で出した。

 出来上がったのはパソコン画面で見るのとはだいぶ様相がちがい、色の出方も満足できなかった。担当のHさんにクレームをつけたら機械焼きだから仕方ありません。イメージ通り色を出したかったら事前に2Lくらいでプリントして、その色見本を添付して1000円アップで依頼すればある程度期待に応じてくれるとのこと。まあ全紙大のその作品をあらためてチェックしてみると光の光線具合で色彩も出るようなので審査会場の明るさ、光線状態も含めて5人の審査員の方々を信頼することにして出品したという次第。Hさんは入賞はともかくこの幻想的なタッチは入選は間違いないですよと言ってくれていたのが当たったようだね。

 9月2日に西日本新聞朝刊に入選入賞者リストが掲載され、早速数名の人たちが激励やお目出とうのメール、電話をいただいた。柳川や大川、久留米などの市美展で入選入賞してもこれほどの反響はなかったがさすが福岡県美術展、西日本新聞ってところでしょうか!

 我が家の蜘蛛さん、なんという種類の蜘蛛なのかわからないがありがとうございました!!

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170902 同じ写真仲間、太宰府「アンダンテ写真展」を見てジムへ。夜、妻と九博、ラスコーナイトへ!

2017年09月02日 | 写真愛好会

 われわれの写真愛好会の先輩格にあたる太宰府「アンダンテ」写真同好会の写真展をみるべくイキイキ情報センターにでむく。

 写真に一家言をもつセミプロ級のメンバー。なかなかの力作ぞろいで刺激になり参考になった。会長のTさん、今までどちらかというと奇をてらった写真が多かったが原点回帰したとのこと。オーソドックスな心にしみる風景写真をだしておられた。Kさんによるとフイルム写真でしょうとおっしゃる。たしかに空気感のある味わい深い写真でした。そのKさんのヒガンバナの写真、赤の誘いという作品、まさに妖花のおもむきですね。これからの撮影のヒントにしたい。

 会場奥のトレーニングセンターに行き汗を流す。自転車こぎ20分70Kcal,ウオーキング&jogging30分150Kcal,大胸筋プレス20×2、ダンベル5Kg10×20×10、スクワット30回など。シャワーをあびてさっぱり。週2回ペースに近づいてきたが体調は良い。

 夕食後妻とナイト九博(17~20時)へ。特別展・世界遺産ラスコー展が明日最終日。18時九博の駐車場に止め3Fの特別展会場へ。昼間は多かったようだがナイトコースはちょうどよい込み具合。

現代人の祖先クロマニヨン人が2万年前、フランス、ラスコーの洞窟に壁画を残した。600頭に達する圧倒的な数の動物画が残されており、1mm以下の精度で再現された実物大の動物壁画が展示されている。

投槍器など狩猟生活をするための道具類が展示されており面白い。

後期旧石器時代、2万年前、想像を絶する世界だが我らの祖先が生きていたのだからね。マンモスの牙やトナカイの頭蓋骨などがなまなましい。1時間あまり太古の世界にひたったあと外に出る。ヒヤッとしてもう秋の気配。

九博の夜景が美しい存在感を示している。近くのディスカウントストアによって焼酎、甘酒、アイスコーンなど入手して帰宅。今日もまずまず元気に一日を終えることができました。感謝!

 

 

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170901 パープル写真展終了。朝夕涼し。久方ぶりにハリルジャパンがスカッとさせてくれました!

2017年09月01日 | 写真愛好会

 24節気では処暑の次候。天地始めて粛し(さむし)、ようやく暑さが収まり始め、夏の気が落ち着き、万物があらたまる時期とされている。まったくもって旧暦の24節気はよくあてはまる。一度は行ってみたいと思っている富山市の「おわら風の盆」がはじまるがもともとは作物の無事を祈る風鎮めの祭りだったらしい。二百十日でまた台風の心配な9月長月(ながつき)に入った。

わが写真愛好会の年2回目の地元パープルプラザでの写真展が昨日、閉幕。

 

筑紫野再発見と自由課題の2テーマを設定、14名のメンバーが各2点を出品、去年より3倍の芳名録記帳やアンケート回収の実績があがった。

 顧客誘引の大型ポスターを入り口に作ったり、午前中当番を毎日つけたり、西日本新聞に取材依頼、新聞掲載など増客作戦の成果だろう。愛好会は結成10年を超すクラブだが、うかうかするとマンネリになりかねない。高齢化が進む中、元気のあるものがどんどん意見を出していかないとだめですね。アンケート結果は4日の例会ででてくる。どんなふうにお客さんは感じてくれたか楽しみだ。

 岡山在住の息子が福岡での会議出席のついでに自宅に立ち寄り、母親の手料理に舌鼓をうって、昨日かえって行った。44歳、男のゴールデンエイジ、私もその年には沖縄の支社長をして、仕事漬けになっていた。メンバーからのメールに回答を発信している息子の姿をみて、私も当時のことを思い出す。まあ元気にがんばってもらいたいものだ

 サッカーW杯アジア最終予選、過去勝てていないオーストラリア戦、来年のワールドカップロシア大会の出場権をきめる天王山。去年9月の最終予選初戦、ホームでのアラブ首長国連邦戦で2対1で敗れて本戦出場が危ぶまれたが、ハリルホジッチ監督の大胆采配に若手がこたえてくれて快勝、ロシアへの切符を手にした。

 フル出場のベテラン長友がゴール前にできたスペースにクロスをいれて22歳のFW浅野が走り込みドンピシャの先制ボレーを決め、後半37分押され気味のなか21歳の井手口が強烈なミドルシュートを決めてくれた。本田、香川の旧勢力をベンチに引っ込めて若手を思い切って使った監督の絶妙の采配。日本サッカーも世代交代期をむかえたようだ。

 まさにサポーターはじめテレビの前でみている日本人が期待する、サッカーのドンピシャゴールの取り方のモデルケースを見せてくれた。ひさしぶりにスカッとさせてもらいました。

 しかしハリル監督の半生は壮絶ですね知りませんでした。現役引退後戻った旧ユーゴスラビア、友人同士だったものが獣のように殺し合う、宗教が違うだけで憎み合う。17年間の選手生活の報酬をビジネスに投入したがすべて破壊された。なにもかも失ってフランスに移住、サッカーの指導者資格をとるのに3年もかかったとある。監督と選手のメンタルギャップが想像できるね。来年6月、ロシアでのハリルジャパンの戦いぶりが楽しみだ。

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