初夏新緑の難所が滝再訪。孫が遠足で親同伴で動物園にいくというので6か月の乳児のお守に宇美町まで妻とでかけた。8時から16時まで、家内はお守、私はつい先日購入した登山靴のためし履きで今年の2月、氷爆を観にいった難所が滝を再訪。初夏の太陽の光をとおした新緑は目にも鮮やかでフィトンチッドを身体いっぱい浴びてきた。
しかし三郡縦走路をへて宝満山にぬける河原谷コースの登山道は雑木林と岩場ばかりで景観は期待できず、足元が極めて悪く、登山靴のはきおろしにはむいてなかったこと反省、おまけに帰り道も迷ってしまい一瞬ギクッとしたが川沿いにおり元来た道に合流、ほっとした。
途中、小さな滝となって緑の木々の色をうつした水のしたたり、しぶきを写真に収め、やっと来たかいがあったと昭和の森の駐車場に13時下山。靴下をぬいでチェックすると案の定右足指のつけねが靴づれしていた。
そんなことがあって翌日、新聞の映画案内をみると「岳」が目に入る。さっそくワーナーマイカル筑紫野にでかけた。今回で5回目のスタンプをおしてもらい次回1回は無料で観れる。ところで小栗旬、長沢まさみ主演のこの映画、感動しました。北アルプスの美しさもさることながら人間愛にもね。
原作は小学館漫画大賞に輝いた石塚真一の人気コミック「岳ーみんなの山」を南穂高現地ロケで映画化した山岳救助隊を描いた人間ドラマ。山を知り尽くし、命の尊さを知り尽くした山男「島崎三歩」を小栗旬が熱演している。アイゼンを外して、滑落、クレバスに落ち込んだバカ者を助け出した三歩が「よくがんばった」「ありがとう、感動した、生きた君にあえて」「また山にもどってこいよ」という場面は感動的だった。
東日本大震災の被災者に安易に頑張ってよとは言えないが復興のあかつきはよく頑張ったねとは言えるね。救助隊長だった父親をなくした娘(長沢まゆみ)が救助隊員になり、きらいだった父親の実像に目覚め、レスキュウ隊員として成長してゆく姿が描かれているが、仕事一筋に生きた父親像というのは概して理解されにくものだ。
映画はいい。もやもや気分を一掃させてくれる。
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