連日テレビでは俳優の高畑親子の問題で大騒ぎをしている。性欲、食欲は人間の本能の問題。人間だれしも悩まされる問題。かの親鸞も比叡山での血のにじむような修行でも性への煩悩になやまされ解脱できず下山してしまった。夢の中で聖徳太子がでてきて、ありのままに生きよというおつげで開眼、僧は妻帯してはならないという戒律をやぶり妻帯する。そしてゆるぎなき浄土真宗の道をひらく。
先般なくなられた日本の民間経営コンサルタンとの草分け、大御所の田辺昇一氏が著書「心に革命を起こせ」の中で、性エネルギーの転換が凡人を天才にすると述べている。英雄、色を好むなどと言われ性欲の旺盛な人はバイタリティがあるなどと言われる。しかし性欲と性行為は別のもの。肝心なのは性エネルギーを乱費せずそれを仕事やスポーツほか各自の目標に転化させることが成功の秘訣であると・・・親の七光りでテレビの仕事にありつけ、目の前にはかわいい女の子がうようよいる芸能界、性欲をコントロールする理性、たがが外れた息子の浅はかさだし、やはりすでに芸能界に身をおいている母親の息子への教育不足と言わざるをえないね
しかし人間というのは懲りない存在だ。いくつになっても、どんな地位にあっても、性本能の前にひれ伏してしまい馬鹿なことをやってしまう。若い頃は熱中すべきものを持つべきだし、結婚すれば夫婦仲がよく家庭円満であるということがやはり道を外さない、はずれない基本ではないだろうか。離婚や不倫を肯定する社会は決してろくな結果をもたらさないことは当事者が一番わかっていることではないかね。今、日本の問題は芸能界とつるんで害毒をながすテレビマスコミ界ではないか・・・・・
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