ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

130512 妻の64回目の誕生日

2013年05月13日 | マイ家族

 玄関には嫁いだ娘から届いた百合の花の匂いがかぐわしく漂っている。ガーデニングが趣味の妻に毎年誕生日に花が届く。昨日は二人の孫ともどもやってきてバースディケイキを食べている。いつも会っているようなものだけれど習慣のようなもの。わたしも2週間くらい前にたまたま入っていた宝飾店のチラシをみて何か気にいったものを選んだらと声をかけたが結局気にいったものはなかったようだった。この1週間はちょっとしたことで妻とは冷戦状態。結局プレゼントはなし。昨日も出先の私に先にケーキ食べるよとメールが入っていたような次第。そして今日、朝から写経会に出かけた。武蔵寺、天台宗。最澄、弥勒菩薩

 先日の藤祭りの写真をA4にプリントして住職に贈呈。写経のあと、いつもの法話。贈呈した写真を参加者に披露された。フィッシュアイで撮った藤の写真と藤祭りのときの住職のあいさつをしておられるスナップ。「三辞三譲」という言葉があるとのこと。あまり遠慮ばかりしていてはかえって失礼ですよ。気持ちよくいただきましょう。まあ贈呈した写真がほんとにありがたいのかどうかと今思えば感じるような話ではあるがね。

人間の最高の幸せは安穏な状態でいられること。金がいくらあっても心が穏やかでなければせんなきこと。安穏を邪魔する心の中の鬼を退治せねばならない。そのために普段から4つの努力が必要。ひとつは布施。ギブ&ギブ。金でなくともよい。笑顔で施す「顔施」。見返りを期待しないこと。二つは愛語。やさしい言葉使い。忠告するときも、ちょっと言い過ぎたかもしれないけれどわかってほしい、という言い方をすれば素直に受け止めてくれる。三つ目は利行。よいことをする。四つ目は同時。おなじ立場にたってさしあげる。その4つの心をもって努力をすればこだわりがなくなり、軋轢がへり、自身にも眼に見えない神仏のご加護が得られますよというわけ。まあ月1の写経会をつうじて大分気持ちも穏やかになりつつはあるが修行不足というかすぐカチンとくるのはだめだね。

すし名人に電話してテイクアウト。妻の誕生日の夕食はやすものの白ワインとたらふくの寿司。たべきらずに残ったのを夜食代わりにたべて今ブログをしたためている。あらためて4つのテーマを自然にできるようやってみることにしよう。


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