地域の市民文化祭に所属する写真クラブが出品。いつも例会につかっているコミュニティセンターが会場。前日に設営、搬入、展示を終了、13~14日にかけてガーデニングから水墨画に至る26のクラブやピアノやカラオケ、日舞など36のサークルが日頃の研鑽成果を発表する。
去年の春、地元の写真クラブにはいって初めての出品がこの文化祭だった。今年は「新年を待つ観世音寺」を出品。
去年の大晦日、夜の11時ごろ、ライトアップされて金色堂のように輝く観世音寺の新年をまつ静寂の雰囲気を描写。しんしんと冷え込む中で除夜の鐘が打たれ始めた中での撮影であった。そんな時に携帯がなり、義母が救急車で運ばれ、元日の昼まで対応に追われたことをあらためて思い出される。カメラはペンタックス20D、絞り優先F4.5、シャッターは4分の1、ISO400、三脚使用。
20作品が出品されているが力作ぞろいだ。「姿見」という作品などはトンボの影が葉に映っているのをじっと見ているような作品だが決定的瞬間をとらえるまで3日通ったというからその執念はすごいね、感心する。いずれにしても見る者をして感動してもらうには撮影者の感性と準備と粘りがものを言いそうである。
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