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181006 京大本庶教授、ノーベル医学生理学賞受賞、小野薬品株価戻る!癌闘病、年1000万円つかって生き永らえたい!?

2018年10月06日 | アフターセブンティ

 季節の変わり目、例によって、鼻の奥がむずむずしてきてくしゃみ連発、鼻炎カプセル1錠のむと1時間ほどで効いてきてくしゃみは収まるが気分は風邪症状で倦怠感、クウオリティオブライフが低下する。金曜の夕方、かかりつけのO内科でアレルギーの薬を含めて薬をもらう。肺の音には異常ないようだがなんとなく身体が熱っぽい。といって熱は6度6分くらいだが。

 がん患者が抗がん剤を飲み続ける苦しさはこんなものではないに違いない。吐き気がしたり、頭髪がぬけたり、まわりにあたりちらかしたい気分だろう。

 京大の特別教授本庶氏がノーベル医学生理学賞を受賞した。免疫細胞のブレーキ役となるPD1を発見したというのが授賞理由。それが大阪の小野薬品との共同開発?でオブジーボという癌の免疫治療薬が実現、2016年4月28日、小野薬品の株価は最高値を付けた。

それまで8~900円でずっと横ばいだったのが5800円まで急上昇。しかしながら薬価が高すぎるということで厚労省命?で大幅にさげられ1年後には2000円台に株価下落。そして今回の本庶教授のノーベル賞受賞によりあらためて革命的癌医薬オブジーボが脚光をあびて株価が3600円まで回復。売上高経常利益率が24%、自己資本比率が87%、!!

 小野薬品は大阪の中堅医薬品メーカーだがもともと財務内容はいい。当初肺がん治療薬として売り出したようだが胃がんなどにも効能が追加され、開発コストも吸収されて業績はさらによくなる見通し。

 

 しかし薬価が引き下げられとはいえ、癌患者が1年間投与し続けるとなると1000万円はかかるとか。それに効果が発揮できる人はすべての癌患者ではなく2割程度らしいがこのあたりがこれからの開発テーマになるとか。

 働き盛りのビジネスマンや若い患者には朗報にはちがいなかろう。しかし私のように73になった年金生活者がどうしても生きていたい、生きなくてはならないという必要性や願望が薄い人間には1000万円も工面して生き永らえたいとは思わない。天命とおもってあるがままに任せてもいいと思っていますがご同輩の方々はいかがでしょうか?

 老人の医療費負担が年金財政改革のおおきな足かせになっているわけだから癌で死ぬ人が減るのは良いにしても政府としてはいたしかゆしではなかろうか?しかし医学、手術機械、医薬品などの発展進化はすごいものですね


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