93歳で昨年末なくなられたタナベ経営創業者田辺昇一氏のお別れ会が三日の日、リーガロイヤル大阪で行われ、出席。日本の経営コンサルタンとのパイオニアとして中堅中小企業の発展に絶大なる貢献をされた氏の功績があらためて再認識されるとともに、氏の薫陶をうけ、ともにがんばってきた同胞や氏の志を継承している現役の人たちとの再会をはたし誠に貴重な一日であった。
朝、6時半に家をでて、軽キャンをJR二日市駅横の駐車場において博多駅にむかう。2日間の駐車料金2000円也。このほうが何かと便利でリーズナブル。駅から自宅までタクシーで1800円ほど。バスで片道310円だからね。4日の夜11時半くらいの帰福になるのでそのまま車中泊、5日早朝は天拝山にのぼって自宅には9時帰還というプラン。
8時4分の「のぞみ」にのって、久しぶりに日経新聞を買って大阪に向かう。現役時代を思い出す。10時40分、新大阪につき、Uさんに電話をしようと思ったのだがそのUさんの名前が浮かばない。ボケの症状かね、がっくり。とにかく地下鉄で大阪にでる。高層ビルがさらにふえてるね。桜橋口からホテルのシャトルバスにのり約10分。ホテル2Fクロークは参会者であふれ3Fの会場にあがるとすでに献花する人たちの長い列。正面に菊の花に囲まれた田辺昇一氏の穏やか笑顔の大写真。氏と出会って40年、しみじみと感慨がわきあがる。
12時献花を終え、会長社長に挨拶をして隣の立食懇談の会場に入る。いきなり宮崎のTさんが満面の笑みで近づいてきた。今は独立してコンサルをしてるがともに戦った同胞。コンパニオンから水割りをもらってとにかく会場をぐるっと回る。Kさん、Nさん、Dさん、広島時代のM女史、Kさん、30数年前、預かり社員制度で福岡にきておられた広島のY社長があいさつに来られたのには驚いた。Sさん、Mさん、Tさん、そしてUさん。現役で大活躍の東京のNさん、Oさん、福岡のMさん、北陸のOさん、Tさん、あげきらないほど多くの懐かしき人たち。会場に掲示された企業発展の歴史をかたるモニュメント。13時、現役役員幹部に見送られて参会。大変有意義なお別れ会でした。
その後1Fの喫茶コーナーでS、M、U氏らと歓談、3時U氏と場所を梅田のグランフロント北館に移動、ドイツビールを楽しみながら歓談。18時、先般、死傷事故のあった新阪急ホテル前、ロビーでタナベ同期のMさん、Uさんと6年ぶりに再会、Mさんのコンサル先の32番街のステーキハウスで21時まで歓談。気の置けない同期生はやはり最高だ。しかし、昼から食べたり飲んだりの連続で胃がパンク状態。21時、福岡での再会を約して二人と別れ22時前、京阪関目の弟宅に到着。腹ぱんぱん、苦痛で弟に失礼してやすませてもらう。
翌朝、まあ胃の調子はなんとかおさまったがやはり少々重い。24時間ぶろに入らせてもらい、イオン洗浄機付きシャワーで洗髪、高級高質シャンプー&シャワーで頭すっきり。ジェットバスをオンにして全身マッサージ。弟の家は5~6年前に一条工務店で作ったものだが完全断熱やミクロンレベルの空気清浄、空調、床暖房というわけで我が家と違って相当ハイレベル。無水調理なべで作ってもらった朝食、昼食、そして話題満開、休みなき歓談をして13時半に辞去。できてすでに22年になるが行ったことがなかった梅田スカイビルをめざす。
35階まで高速エレベーターであがり、入館料800円を払って、あとはエスカレーターで屋上へ。ぐるっと淀川から大阪湾まで見渡せる。あいにくカスミがかかったような空だったが眺望はすごい。
15時半、大阪駅を経由して新大阪へ向かう。ここでもくまモンが活躍している。
新大阪でみやげに伊勢の赤福餅を買い、地下食堂街で味噌汁付きかつ丼を食べる。胃の調子は大分戻っている。17時35分の博多行きこだま(レイルスター)にのる。実はこの列車、JTBで片道5000円で買ったもの。値段は三分の一だが時間は倍、5時間かかる。各駅停車の新幹線初体験。600ページの青春の門、第七部「挑戦編」をこの「こだま」、移動書斎で読もうという目論見。ワンカップとカニカマを仕込む。
新大阪、新神戸、西明石、姫路、相生、岡山、新倉敷、福山、新尾道、三原、東広島、広島、新岩国、徳山、新山口、厚狭、新下関、小倉、博多。クイズに出てきそうだがみんないえる人は少ないのではないか。各駅をスナップしていったが同じ景観ばかりで当て外れ。ライトアップされた福山城をばっちり撮るつもりがいまいち。徳山の工場夜景は反対側で写真は思惑外れ。アルコールがはいると眠くなるので「青春の門」も500ページどまりで博多に10時40分についてしまった。そして在来線にのりかえて二日市へ。軽キャンパーのシェラフにもぐりこんだのは午前零時。中身多彩な二日間の大阪旅でありました。
翌朝5時半起床、駐車料金二日分2000円を払って出庫、セブンイレブンでモーニングコーヒ&卵サンド。トイレをすませて天拝公園横の駐車場に車をとめ、標高220Mの天拝山にのぼる。菅原道真のつくった短歌を詠みながら頂上へ。朝日は樹木が邪魔でまともに見れない。最初は体が重かったがしだいにこなれて7時すぎ頂上へ。展望台は塗装工事中ということでブルーシートがかかっていたが確かにさびでぼろぼろ。手すりが穴だらけ。
いきかう登山者たちとあいさつを交わしながら下山。帰宅は8時半でした。まだまだ元気ですね、吾輩は!!!
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