福岡県立図書館所蔵の23年前の週刊現代7月24日号から10冊分、筑紫野市図書館に入荷し早速受け取りに行く。現在の週刊現代は表紙は縦書きだが23年前のは横書きで文字も小さい。
23年前といえば私がまだ47歳の頃。今、話題の清原が25歳、松井秀喜が19歳。この当時から清原はちやほやされ、銀座のクラブママと浮名を流し、カネと名声を得た男で馬鹿なのが必然的に陥る女と酒への傾斜。騒がれて巨人に入団した松井秀喜が全く打てず2軍落ちが心配されていたとか、大関まであがった貴ノ花がまわりとの不協和音で横綱への壁に当たっているとか。今はどこにいるかわからない小沢一郎が自民離脱で新生党を作ったとか政治腐敗問題も相変わらず。ヘアーヌードがでたあたりかまだ取り扱いがおとなしい。今はめちゃくちゃ。まあ週刊誌の記事などは如何に部数を伸ばすかが至上命題だから基本的に紙面構成はかわらない。
そして入手目的の五木寛之の「青春の門」第八部「風雲編」。不朽の大河小説待望の連載再開第一回という見出しで独特のタッチの奥村なんとかさんの挿絵が雰囲気を醸し出している。シベリア旅立ちの前の奈良、斑鳩への単独行から始まっている。この大河小説、その当時ですでに2200万部を超す超ロングセラーであったらしいね。
まあ当時の世相はさしおいて、風雲編を読み進めてゆこう!!
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