死期が迫って、最後に食べたい、飲みたいもの何ですか?と聞かれたら、うな丼に生ビールと答えるかもしれませんね。今年の土用の丑は30日。今日も猛暑。早朝、農園にいって、ミニトマト20個、なす2本、ミョウガ10個など収穫、雑草畑になりつつあるわが畑を少しばかり整理、でも大汗。そして楽しみの夕食、うな丼。収穫してきたミニトマトもおいしく味付けされ、ナスは辛子ずけ、冷ややっこにはミョウガなどあしらわれ、主役のウナギをひきたてる味覚に。
冷やしたグラスに缶ナマをそそぎ、最初のひとくち、思わずぷわーっと声が出る喉ごし。こってりしたウナギ、どこ産か確認はしませんでしたがうまければよし。熱中症予備軍の身体にエネルギーが注入されたような感じですね。奥様ありがとうございました。ハワイに行くわけでもない、上高地、軽井沢にいくわけでもない、トマムにいくわけでもない、リッツカールトンにとまるわけでもない、年金生活わが家のささやかなる至高の幸せのひと時でした。
ところで土用と言うのは立春、立夏、立秋、立冬など四季の変わり目直前の18日間をいうらしく、特に夏の土用の丑の日が有名で栄養価の高いウナギを食べる習慣が江戸時代から続いているとか。日本の昔からの行事、24節気72候では「大暑」の「次候」土潤いてむし暑しの頃だがアナゴや枝豆が旬の食材になっている。旬を楽しめるのはありがたいこと。
昨夜も暑かったがわれわれ昭和世代では熱中症なる言葉はなかった。日射病と言うのはあったがどうやら暑さのレベルが昔とは違うようだ。40度に近い暑さと言うのは想像できないが四季をたのしむどころの騒ぎではなくなるでしょうね。危険を伴う暑さと言うこと。
日本のみならず地球規模で温暖化の危機は目の前にきている。これを科学技術で太陽熱の地球への直射量を減らす研究がすすんでいるとか?????!!!。未開の僻地では日の出とともに活動をはじめ、日没とともに休み寝る。これが相変わらず不夜城を維持しながらエネルギー使いぱなしの生活をやめようとしない。これは資本主義も共産主義も変わらない。眼先楽しければそれでよしという享楽主義。行きつくところまでいかねければわからない人間の愚かさでしょうか・・・・