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S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

211029 長崎本線軽キャン車中泊その2、おおうお神社海中鳥居、絶景日の出スポット桜の里展望台探索!!

2021年10月29日 | 軽キャン車中泊ドライブ

 15時に諫早、白木峰こすもす高原を出発して、有明海岸沿いの道の駅太良をめざす。先日、海苔の種付けが解禁になり沖合に海苔網の景観が姿をあらわす。

道の駅手前5分の所に大魚神社(おおうおじんじゃ)の海中鳥居に立ち寄る。ちょうど干潮の時間帯で3つの鳥居が干潟に並んでいるのがみえた。満潮は23時21分、そのころには赤い鳥居が海中に先端をのぞかせる景観となる。

町の紹介によると多良岳を背に、有明海に面した太良町には、昔から有明海とともに歩んできた歴史があり、海中鳥居を有する大魚神社にも、有明海に関する伝説が語り継がれているとのこと。約300年前、住民たちは、満潮時には沈んでしまう沖ノ島(太良町)に酔った悪代官を残して懲らしめようとし、そこに大魚(ナミウオ)が現れて、代官を助けたとのこと。この悪代官は、それ以来改心し、大魚神社と海中鳥居を建立したとされている。今でも、海中鳥居には、豊漁と海の安全を祈願する人たちが訪れ大切にされている。

有明海はムツゴロウの住む豊かな干潟の海。干潟の特徴として、満ち潮と引き潮の差が大きく、その海沿いにある太良町は、その差が最大6メートルにもなることから、「月の引力が見える町」といわれているとか。太良町の海に浮かぶ大魚神社の海中鳥居も、干潮時には歩いて鳥居の下を通ることができる。私も歩いてみました。

 

また、日の出や月夜など、時間と潮位の組み合わせで、いつ見ても飽きさせない景色が写真家も魅了し、インスタバエするということで人気の撮影スポットにもなり、私もその一人として立ちよった次第。しかし作品にするには星の光跡を入れたり一工夫がいる。

道の駅太良に立ち寄りトイレ休憩、裏手の岸壁には地元の中学生の書いた壁画が多良町をアピールしている。

次の目的はここから2~30分先の白石町にある朝日の絶景スポット「桜の里展望台」を探すこと。グーグルマップによると塩田川にかかる百貫橋を渡った先のセブンイレブンの店付近に登り口がありそう。店にナビをセットして出発。

ありました。橋を渡ったところに桜の里の道路標識。左折したがそれからが不明。強烈な西日が塩田川に反射してまぶしくも印象的な景観。結局、曲がってからの行き方がわからず、セブンイレブンの店に立ち寄る。

あたりは暗くなり橋にもライトがはいり長崎本線に並行しているようだ。なんとこの店に近くに住んでいる女性がいて、いろいろ説明してくれたがなにせ口だけの説明でわかりにくい。

「おでんでお酒を飲みたい」と言って車中泊の許可をとりつけ、ワンカップとおでんを調達。その女性にプリントアウトしたグーグルマップをわたして書いてもらうことにする。わたしは車に戻り車内窓にマルチシェードを貼り付け車中泊体制に。そのなかで夕食。おでんにお酒。久しぶりのロングドライブでの疲れ、緊張をお酒でゆるめる。ほっとするひと時。長崎本線の通過する列車音がシェード越しに聞こえてくる。軽キャン1畳のスペースは物理的には狭いが薄明かりの中で気分的には大宇宙の空間にいる気分でくつろげる。くだんの女性は午前1時まで仕事と言っていた。がんばるね。

21時、店に行き、女性に再確認。駐車場横の細道を行って、魚源という居酒屋と公民館風の建物の間の細い道を進むのがキモのようだ。あとはほぼ道なりにのぼってゆき、桜の里の看板にでたらすぐらしい。車で10数分でいけるという。ただし夜初めてゆくのは離合も難しいのでやめた方がいいと勧められた。あす薄明かりの6時頃出ることにしよう。

ところがところがである。車に戻りしばし本に眼をとおし、寝ようとしたが眼がぱっちりさえて眠れない。結局うつらうつらしながら5時を迎えてしまった。導眠剤でもあればよかったね。店でトイレをすませホットコーヒを頼み車で朝食。持参のメロンパンとバナナが定番。外に出る。

一番列車がやってくる。朝焼けが美しい。この後の桜の里展望台探訪はまた明日のブログで・・・・

 

 

 

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