ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

太宰府天満宮、七夕の宴(~縁)、ルーツ探し!

2011年07月09日 | 趣味と交遊

短冊の 夏の夜の夢 風に乗る
 18時半、バイクにカメラバッグと三脚をのっけて天満宮へ。まだ明るい太鼓橋の水上舞台の準備に関係者は忙しそう。浴衣姿のアジアの女性らしきグループが飾られた七夕のもとで写真をとりあっている。太鼓橋をのぞむ絵馬堂の前はすでにアマチュアカメラマンの三脚が場所取りで据えつけられている。

 今年の七夕祭りは副題に「縁(えにし)」と設定されている。去年も山鹿灯篭踊りのデモンストレーションがあったが今年もきてくれている。天満宮と山鹿が菅原道真の絡みで縁があるとのこと。今回は地上、水上の両舞台で楽器や踊りのコラボレーションを展開しようというわけだ。

 予定の20時、舞台は地上から水上にうつりライトアップされた幽玄の世界の中で太鼓、ダンス、筝曲と尺八、ハープ、山鹿灯篭踊りが演じられる。水面にその姿がうつり幻想的。

 写真を撮るほうは三脚が乱立、前のカメラマンの肘が邪魔になったり大変。脚立と2M以上の三脚を用意して撮影する猛者もいる。ライトアップとはいえ幽玄の世界の演出で明るくはない。ISOをあげてとらないと被写体ブレをおこす。800に設定していたが10秒以下のシャッターでは遅い。おもいきって1600や3200にあげて少々のノイズはがまんして撮ればよかったが押し合いへしあいでできず。これは反省点。

 さて今回テーマの縁について。人間というのは男と女が何かの縁で結ばれ、そして子供がうまれ、成長し、何かの縁で異性と知り合い、結婚し、子供をつくるか、うまくいかずに離婚したりする。仏教でいう「輪廻」「無明」の世界である。子からすれば産んでくれと頼んだ覚えはないということだ。先祖がいいことをしていてくれれば子供にそれが伝わる。因縁の世界である。
 ある本に定年後は自分のルーツ探しをせよとあった。たまたま私の場合、両親から祖父母のことについてはあまり話をしなかったのでどんな仕事をしていたとか詳細は定かではない。まして祖父母の親のことになると明治初めの人ということになり江戸時代が近い話にもなる。この流れ、ルーツがわかれば、現在の自分にどんな血が流れているかわかることになる。
 とりあえずは本籍のあった大阪西区のホームページを開き、メールで祖父母の除籍謄本を依頼した。郵便局で750円の小為替を発行してもらい、返信用切手、免許証のコピーをいれて送った。1週間くらいで返信がきて、読みにくい青焼きの文字をたどってゆくと驚くべき事実を発見することになる。親の知られざる一面や他県からどうだこうだといった記述があったりで非常に興味がそそられた。家系図の完成とプラスアルファの人間模様を探求する推理小説まがいの話になってきた。
コメント
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