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太王四神記 レビュー #006

2008-05-11 | 太王四神記
#006『陰謀の序曲

撃毬(キョック)の試合で、公平であるべき太子タムドクが一部族の黒軍の選手として参加したと判明し、場は騒然となる。王はタムドクを霊廟(びょう)に閉じ込めるよう命じ、スジニと黒軍の選手たちはヨン家の牢(ろう)に投獄される。
タムドクは監視役である第3近衛隊のカクタンと勝負をして勝ち、霊廟(びょう)を抜け出すとヨン家へ向かう。そして黒軍選手たちの釈放を求める代わりに、ヨン・ガリョにある約束をする。
2人の話を盗み聞きしていた火天(ファチョン)会の大長老は、ヨン家に取り入るため、まずはホゲの心をつかめとキハに指示。美しい姿でろうそくに火を灯(とも)すキハをホゲが見つめていると、隣室ではヨン・ガリョと大長老が見守るなか“朱雀の心臓”が光りだす。同時刻、牢(ろう)で寝ていたスジニに一瞬、前世の黒朱雀の記憶が蘇る…。

宮殿の貴族会議では、重臣たちがタムドクの太子廃位を主張。すると王は大神官を呼び出し、タムドクの出生の秘密を語らせる。(引用NHK)


やるなあ,パパ.

前回のレビューで大長老が勘違いする経緯を「偶然タムドクとスジニが近くにいたから」だと予想しましたが,どうやら違いますね.

火天会はチュシン国を手中に入れるためにチュシン王に取り入らないといけない.
そのため,タムドクが太子の座を退き,ホゲが太子となってしまってからでは取り入る隙がなくなる.
そこでキハの朱雀の守り主としての力を利用する.

ヨン家に朱雀の心臓,キハと共に向かったわけですが,そこで朱雀の神器が光り輝くわけです.
なるほど,たしかにあの場所にはタムドクはいませんね.なので予想はハズレ.

ならばやはりキハに反応しているのか.
事実,朱雀の心臓は元々カジンのものなので,キハがその力を使える&反応するのも納得がいきます.

でもここはあえて言います.
あれはスジニの危険を察知して光ったんだと.
撃毬大会で光ったのはタムドクが近くにいたからだと.

カリョは貴族会議でタムドクの行為を非難,ホゲを新しい太子にしようとしますが,そこに天地神堂の大神官が登場.
17年前にチュシンの星が輝いた夜,チュシン王として生まれたのはタムドクであること.天地神堂がチュシン王として認めることができるのはタムドクだけであると証言する.

で,失敗.カリョは火天会と手を組み,ホゲをチュシン王,キハを朱雀の守り主であることを部族長達に披露するわけですな.
そう,キハが朱雀の力を使えないわけがないんですよ.元々カジンのものなんだから.
キハは後ろ姿がきれいなんだけどなあ.

それよりもタムドクとホゲが17であることに改めてびっくりです.
絶対に嘘としか思えない.
そうするとキハは21とか22ぐらいですかね.

やっぱりタムドクも自分がチュシンの星の下に生まれたことはしらないんだね.

ヒョンミョンとヒョンゴが神器のこと話してたけど,青龍,朱雀,玄武のことはいいとして朱雀が話題にあがらないのはどうしてでしょう.

知らないわけではなくて,火天会が持っていることを知っているからなのか.それともあれは伝説の話をしただけだからなのか.
スジニを育てるとき,国内城に向かうときに,黒朱雀の話をしていたから知らないわけはないか.

キハの立場もやっと理解しはじめました.
キハはあくまで火天会の人間で,国内城に火天会が介入するために神官になった(させられた)わけですか.


あれ,火天会の目的はチュシン王の確保・支配?
現時点でホゲがチュシン王だと大長老は思っているわけだから各部族長の息子を拉致して即位に賛成させようとしていると思わせるのはなぜでしょう.

もし本当にホゲがチュシン殴打とすればタムドクは自動的に王座を退くはずです.ならばあんな方法をとらなくてもいいのではないのか.

あの時点でタムドクこそがチュシン王だと認識したならば王家に取り入ればいいんじゃないですかね.

あのよくわからない儀式でもチュシン王と朱雀が目覚めた雰囲気は全くなかったですし.なんかヴァーッ!て出てくるのかと思ったら,拉致シーンだけだった.

だってチュシン国の復活を願っているなんて嘘でしょう?
本当は高句麗(チュシン国)の実権を握りたいだけなんでしょう?

うーんよくわからん