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南極条約

2006-09-02 | スターゲイト テクノロジー 総合
プレミア放送がいよいよ明日に迫ったところでアトランティスチーム発足の要因となった『南極条約』について復習しておきますか。



『南極条約 Antarctic Treaty』
(条文環境省ホームページ PDF注意)
(地域環境-南極条約 外務省)

南極地域の平和的利用を定めた条約。
1959年12月1日に、当時南極での調査を行っていた日本、イギリス、アメリカ合衆国、フランス、ソビエト連邦(現ロシア)等12カ国が南緯60度以南についての平和維持を目的として採択。

主な内容として
1.南極地域の平和的利用(軍事基地の建設、軍事演習の実施等の禁止)(第1条)
2.科学的調査の自由と国際協力の促進(第2、3条)
3.南極地域における領土権主張の凍結(第4条)
4.条約の遵守を確保するための監視員制度の設定(第7条)
5.南極地域に関する共通の利害関係のある事項について協議し、条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催(第9条)



SG1 S8#155『新しい秩序 前編』でウィアー博士がスターゲイトの使用自粛の理由のひとつとして挙げたのが、第1条について。その後、南極のエンシェント砦の調査、アトランティス捜索のために12カ国以上から選ばれた民間人、軍人によってアトランティス探検チームが結成されるわけです。その中には日本も入ってるみたいです。



2006年6月現在、南極条約締約国は45カ国。そのうち
アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、チリ、中国、エクアドル、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、韓国、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、ポーランド、ロシア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、イギリス、アメリカ、ウルグアイ、ウクライナ
の28カ国は「南極条約協議国 Antarctic Treaty Consultative Parties」と呼ばれ、条約に基づき「南極条約協議国会議 Antarctic Treaty Consultative Meeting」を定期的に行っている。
その他締結国に
オーストリア、カナダ、コロンビア、キューバ、チェコ、デンマーク、エストニア、ギリシア、グアテマラ、ハンガリー、北朝鮮、パプアニューギニア、ルーマニア、スロバキア、スイス、トルコ、ベネズエラ
の17カ国。



こんなものか。どこで読んでも書いてある内容は同じです。
12カ国以上というのは気になりますが、マッケイはカナダ人なのでカナダは参加していることになります。
「南極条約とは何なのか」なんてことは知らなくても楽しめるはずです。むしろいらない。
あと24時間です。