「いつかティファニーで朝食を」に引き続き、こちら。小さな旅館を営む物静かな男性と、其処にフラッとやって来た若く美人な女性とのお話しになっているのだけれど、あっと言う間にその場に溶け込んでしまった女性の行動が色々な展開を呼び、スピード感があって、非常に面白いのだった。詳細はこちらにて。人には様々な理由があり、今ある現実とは違う場所に身を置きたくなってしまう事がないとは言えないと思うのだけれど、例えば、今、私が突然何処かへ消えてしまったりした場合、心配をしてくれる人は居るのだろうか、困る人は居るのだろうか、探してくれる人は居るのだろうかと、この漫画を読みながら、ちょっとばかし考えてしまったりもした次第なのだった。自分の存在価値とは如何に。
