寂寥感漂う素敵な風景だと思いませんか?
今年の夏に訪れた旧士幌線のタウシュベツ川橋梁の風景です。場所は,北海道の帯広から自動車で1時間強の糠平湖の湖畔です。
1988年3月まで電車が走っていたそうなのですが,まるで古代ローマの水道橋の遺跡のようですよね。糠平湖は人造湖で,水位が低い時には,橋の全貌が見渡せ,高くなったときには湖面に水没するらしいのですが,私が訪れたときには,中ぐらい。
近くから見るとこんな感じで
橋の上部は相当崩落していました。
周囲は,いつクマが出てもおかしくないような大自然の真っ直中で,訪れたときには,人っ子一人おらず,吸い込まれるような静けさでした。
つい十数年前まで鉄道が走っていたというのが信じられないぐらいの「廃墟振り」でした。
大自然の前には,人間が作ったものは,微弱なものだなあとしみじみ思いました。
モノクロ写真を満載して日本各地の廃線を紹介した「日本列島廃線紀行」(文春文庫 PLUS)を読んで,シミジミした気分になり,フトこの夏のことを思い出したのでアップしてみました。
私は,鉄道ファンではないのですが,「廃墟」が結構気になるたちなので,機会があれば「廃墟」を紹介してみたいと思います。
今年の夏に訪れた旧士幌線のタウシュベツ川橋梁の風景です。場所は,北海道の帯広から自動車で1時間強の糠平湖の湖畔です。
1988年3月まで電車が走っていたそうなのですが,まるで古代ローマの水道橋の遺跡のようですよね。糠平湖は人造湖で,水位が低い時には,橋の全貌が見渡せ,高くなったときには湖面に水没するらしいのですが,私が訪れたときには,中ぐらい。
近くから見るとこんな感じで
橋の上部は相当崩落していました。
周囲は,いつクマが出てもおかしくないような大自然の真っ直中で,訪れたときには,人っ子一人おらず,吸い込まれるような静けさでした。
つい十数年前まで鉄道が走っていたというのが信じられないぐらいの「廃墟振り」でした。
大自然の前には,人間が作ったものは,微弱なものだなあとしみじみ思いました。
モノクロ写真を満載して日本各地の廃線を紹介した「日本列島廃線紀行」(文春文庫 PLUS)を読んで,シミジミした気分になり,フトこの夏のことを思い出したのでアップしてみました。
私は,鉄道ファンではないのですが,「廃墟」が結構気になるたちなので,機会があれば「廃墟」を紹介してみたいと思います。