この高さ十数mはあろうかという巨大なガジュマルがあったシマは,喜界島の手久津久でした。
昨日のタイトルの理由は...FORTUNEさんはお分かりかと思いますが,喜界島出身の兄弟デュオ「doki doki」と絡めました。
doki dokiは,グループ名はちょっとベタですが,爽やかな歌声で,深いテーマをストレートに歌い上げていて,70年代のテイストを感じさせるデュオです。
「チバリヨ」(注:頑張れよの意味)や「特攻花」(特攻花という花の名前の由来については,
こちら)は,飽きの来ない素朴で深い味わいを持っています。
(
こちらで視聴できます)
というわけで,この日の私は,この巨大ガジュマルにdoki doki!でした。
はじめて本格的に旅をした喜界島。
ガイドブックの情報が乏しいのはもとより,喜界町のドライブマップでも,この巨大ガジュマルの場所はよく分かりませんでした。
そこで,道端でサトウキビを刈り入れていたおじいさんに場所を聞いてみたところ,なんとわざわざカブに乗って案内してくれました!
感謝感激!!!
忙しい中案内をしてくれたお爺さんには何度も頭をさげるしかお礼の気持ちの表しようはありませんでした。
本当に,ありがとうございました。
奄美大島のシマジマでもそうなのですが,こういう経験をすることがよくあります。
お仕事をされているわけなので,あまりお邪魔をしてはいけないとは分かっているのですが,こういう瞬間,島に住んでて良かったぁと心から思います。
地図や看板が整備されていると旅もし易いのですが,整備されていないとこういう出会いもあるので,それはそれで旅の楽しみも増すかな,などと最近は感じ始めています。
シマは,人々が静かに生活しているところ。
静穏な生活環境を乱さないように心掛けつつ,住んでいる人と出会ったら笑顔で挨拶さえすれば,シマの迷路の中にあえて迷い込んでみても許されるのでは,と考えています。
名瀬の街中(というのが悲しいですが)で観光で来られた人から道を聞かれたら,同じように案内してあげようと思うのですが,残念ながら,聞かれた経験がありません...
(それどころか,お店に入ると未だに観光客と間違われます
)
でも,もし道を聞かれたら親切にして上げますよ~
このガジュマル,根の張り方が強靱で,非常に見応えがありました。
夢中で何枚も写真を撮りましたが,毎日ガジュマルだと飽きるでしょうから,こちらも追々アップしますね
【2007.10.21 喜界島・手久津久 Canon EOS 5D with TOKINA AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5(SILKYPIXでRAW現像)】
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