vagabond の 徒然なるままに in ネリヤカナヤ

エメラルドグリーンの海,溢れる太陽の光,緑の森に包まれた奄美大島から,乾いた心を瘉す写真をお届けします。

TOKIO Daybreak

2007-12-04 23:32:46 | 

東京の夜明け。
この空の下,2000万の瞳が蠢き出す。


空気が乾いている。
人,人,人.........移動速度が速い。
しばしの滞在,みるみる間に肌と心がかさつく。


今年は「花」で小ブレイクし,土曜ドラマ「ジャッジ ~島の裁判官 奮闘記~」の主題歌「路の途中」でも抜擢された奄美大島出身の中孝介。
残念ながらNHK紅白歌合戦は落選(出場者はこちらなど)。
ポップジャム,トップランナー,ドラマ主題歌等でそれなりにNHKへの貢献度はあったと思うが,知名度がまだ足りなかったというところか。
黙々と歩み続ければ,歌声は一人ひとりの心に染み込み,いつか華やかな夜明けも訪れるよ,孝介くん!

【2007.11.18 東京 Canon EOS 5D with Canon EF24-70mm F2.8L USM(SILKYPIXでRAW現像)】
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瀑霧 (その2)

2007-07-17 22:21:55 | 

すべての穢れを削ぎ落としてしまえ。
目の前に歩むべき道が現われるまで。

お待たせしました。
霧島市の千里ヶ滝の続きです。
この滝は,落差約75mと,霧島山中で最も高い落差を誇る壮大な滝です。
(ただし,この写真の滝は,何段かに分かれている滝のおそらく最上段の滝なので,50m程度の高さでしょうか?)

この日の薩摩地方は大雨。
滝の創り出す轟音に身がすくみます。

震えを押さえつつ滝壺脇に佇み続けると,滝と豪雨の織りなす波状の音~不思議なことに寄せては返す潮騒のようにあるリズムで波動が変わります~が,鼓動のリズムと同期化し始めるような錯覚に陥ります。

奄美地方は台風通過後ぐずついた天気が続いています。
奄美の滝も追っ掛けて見たいです。

【2007.7.8 霧島市(千里ヶ滝) Canon EOS 5D with Canon EF24-70mm F2.8L USM(SILKYPIXでRAW現像)】
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瀑霧

2007-07-08 21:50:29 | 

篠突く雨に刺されながらその瀑布に辿り着いた時
ボクは自分の無力さに打ちのめされそうになった

【2007.7.8 霧島市(千里ヶ滝) Canon EOS 5D with Canon EF24-70mm F2.8L USM(SILKYPIXでRAW現像。ノートリミング・ノーレタッチ)】
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時間がないのでこの一枚だけ何とかアップしました
続きは,ボチボチと...お楽しみに♪

早暁の船出

2007-05-19 22:41:40 | 

しばらく飛び回っていましたが,先ほど,やっと島へ戻ってきました。
奄美大島の湿り気を帯びた空気や濃厚な草いきれを体中で感じると,ほっとします。
シマッチュに近付いてきましたかね?
島の寄り合いでは,懲りもせずに,ヨネヤウガミンショラン(今晩は)と言い続けて,その度に滑っていますが
(島の人はほとんど使わないんですね)

写真は鹿児島の桜島と桜島フェリー越しに見る朝日です。
朝日は見るたびに元気をくれます。
それに,桜島と鹿児島市街地とを24時間せっせと往復している桜島フェリーの船出の風景を見ていると,朝日のくれる元気もいつもよりもパワーアップする気がします。
早暁の情景はいつどこで見ても素敵です。

【2007.5.19 鹿児島市 Canon EOS 5D with Canon EF24-70mm F2.8L USM(SILKYPIXでRAW現像)】
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旋回

2007-02-18 22:22:21 | 

トンビがくるりと輪を描いた。


薩摩富士を眺めながらこんな風に飛べたらさぞ気持ちよかろう。


やがて空が紅く染まった。

【2007.2.10 鹿児島県指宿市 Canon EOS 30D with Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM & Canon EF70-200mm F2.8L IS USM(DPPでRAW現像)】
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久々に本格ドラマを見ました。
NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」です。
(トンビでハゲタカをちょっと連想したので,感想めいたことを書いておこうと思います)

1997年から2000年ころの日本では,不良債権処理の嵐が吹き荒れました。
「不良債権」というのは,今から考えても非常に悩ましい問題だったと思います。
非常に大雑把にいえば,戦後の成長,中でもバブル期の地価・株価の上昇を前提に組んだ(銀行が組ませた)借金やその前提としての担保は,「その土地・株にはそれほどの価値がないよ」と誰かが叫んだ途端,紙切れ同然になってしまいました。
「王様は裸だ」と民衆が叫んだのと同じです。
それまで豪華な服をまとっていると思っていた(思い込もうとしていた)土地等にそれほどの価値がないということに気付いてしまったのです。
その後の数年間,金融監督庁(現在の金融庁)の強い指導の下,金融機関が不良債権を回収に血眼になりました。
非常にヒステリックな状態です。
そんな中で,活躍したのが外資系ファンドでした。
このドラマは,瀕死の状態の企業と金融機関に対して,情緒を抜きに合理的・経済的思考のみを武器に,猛然と襲い掛かることから「ハゲタカ」と呼ばれることも多い外資系ファンドのファンドマネージャー(大森南朋)と,それに対抗する日本の銀行のエリート社員(柴田恭兵)のせめぎ合いを描くドラマです。

20世紀の日本には,2つの転換点があったと思います。
一つは,太平洋戦争,もう一つは,バブル崩壊からその後の不良債権処理にかけて。
いずれも,日本人にとっては非常に苦い経験です。
特に不良債権処理は,当時の借主側からすると,「何故だ!」と叫びたくなるような理不尽な状況もあったように思われます。
しかし,この転換点があったからこそ我々の現状があるのも事実です。
そして,この不良債権処理とそれに続く21世紀冒頭の構造改革を経た今なお,我々の国の形をどのようなものにすべきなのか必ずしも定まっていないというのも悲しい現実です。
しかも,今も,サッポロビールの買収等,外資系ファンドの攻勢は続いています。
そのような状況で,今後我々がどのように旋回していくのかを考える上でも,フィクションではあれ,わずか10年前の「革命」の模様をおさらいしておくことには大きな意味があるように思います。

肺ガンから復帰したばかりの柴田恭兵が熱演しています。
病み上がりのためかセリフ回しには苦労しているようですが,眼光の鋭さは相変わらずです。
何かとお騒がせのNHKですが,伝統の土曜ドラマの枠はまだまだ健在のようで何よりです。
3月24日までの6回シリーズです。

吹き飛ばす

2007-02-17 17:52:44 | 

風が桜島を吹き飛ばそうと思い切り吹き付けているかのようだ。
それでもビクともしない桜島。
ドッシリと頼りがいのある安定した存在。


春も間近。
風は北から南へと方向を変えたのだろうか。
桜島が吹き出す灰が人々を悩ませたのも少しばかり過去のこと。
今は,気象情報が届ける「桜島上空の風向」だけがその名残を漂わせる。


遠く指宿から眺めた朝靄の中に浮かぶ桜島。
鹿児島の人にとってきっと桜島は特別な存在。

【2007.2.11 鹿児島市・指宿市 Canon EOS 30D with Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM & Canon EF70-200mm F2.8L IS USM(DPPでRAW現像)】
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働く

2007-02-16 22:49:41 | 

ミツバチはせっせと働く。


菜の花から集めた花粉で作った花粉ダンゴを後肢にくっつけていく。


まだ咲き始めたばかりの花からもせっせと吸蜜。


今年は暖冬のせいか,昨年に比べるとミツバチが少ないような気がする...
早春の陽光が暖かく差し込む。


菜の花の黄色に囲まれながら,飽きることなくミツバチを眺める。
働きづめの毎日,こんな贅沢な時間の過ごし方も,ま,いいか。


せっせ せっせ せっせ
花粉ダンゴも随分大きくなった。
【2007.2.11 鹿児島県指宿市 Canon EOS 30D with Canon EF-S 60mm F2.8 USM(DPPでRAW現像)】
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朝焼け 11.02.07

2007-02-15 23:37:45 | 

今日は指宿の朝焼けをお届けします。
夜明け前の空はどこで見ても何度見ても美しい。


大隅半島から日が昇る。




陽差しを浴びて進んでいく船。
この船は,奄美大島から鹿児島へ行く人々を運んでいる。
船の中からも同じ太陽を眺めていた人がきっといるはず。

ところで,マグロはえ縄漁船に「当て逃げ」をしたとされる「白い大型船」は,奄美市のマルエーフェリーの所有する貨物フェリーだったようだ(こちらの記事)。
島の関係する船だったとは非常に残念。
しかも以前にも漁船と衝突をした過去のある船のようで…
いずれにしても,最近多発しているともいわれる大型船と漁船の衝突事故。
今回の事故の原因を徹底的に明らかにして,再発防止に努めて欲しい。



朝陽を浴びて悠然とトンビが舞っていた。


たおやかな山並み。

(写真をちょっとだけ大きめにしてみました。横幅800pixelです。ディスプレイで見づらければ教えてください!)

【2007.2.11 鹿児島県指宿市 Canon EOS 30D with Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM & Canon EF-S 60mm F2.8 USM & Canon EF70-200mm F2.8L IS USM(DPPでRAW現像)】
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薩摩富士と菜の花

2007-02-12 22:54:59 | 

定番中の定番の写真ではありますが,薩摩富士と菜の花畑の写真をアップします。
この場所の眺め,広々していて,菜の花畑越しに薩摩富士に手が届きそうで,大好きなのです。

昨年も同じ場所の写真をアップしましたが,成長がないなあ今年は,逆光にならないよう早い時間に行こうと思ったのですが,到着した時には,既に太陽が高く昇り,かなり不利な条件になってしまっていました。
そこで,逆光でしか撮られない写真を何枚か撮りました。
太陽の中に煌めく菜の花の雰囲気が伝わります?


この構図もお気に入りのものです。
60mmレンズの描き出す透明な空気や距離感が好きです。


近くの池田湖では,ちょいワルおじさんが水上スキーをしていました。
何もこんなに岸辺でやらなくてもよいのに,観光客に見て!といわんばかりに菜の花畑の近くを何度も往復していました。
気持ちよさそう!



最後にもう一枚薩摩富士を背景に菜の花畑を。
黄色の再現かなり難しいです。
色々試しましたが,今回はこれぐらいで...
もうちょっと煌びやかでありながらも淡い色合いだったのですが。
他日を期したいと思います
【2007.2.11 鹿児島県指宿市 Canon EOS 30D with EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM & Canon EF-S 60mm F2.8 USM & Canon EF70-200mm F2.8L IS USM(DPPでRAW現像)】
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お花が笑った

2007-02-12 00:09:17 | 

所用で薩摩半島へ行ってきました。
ついでに温泉と菜の花の町 指宿 にも立ち寄りました。


指宿の菜の花はちょうど見頃。
太陽を体中に浴びてニッコリ笑っているかのようでした。


肥料もたっぷり与えられているようで,次々と花が開くようです。


背景は開聞岳です。
お日様に向かってスクスク伸びていきます。


またまたPicasa2でちょっといじってみました。

【2007.2.11 鹿児島県指宿市 Canon EOS 30D & EOS Kiss デジタルN with Canon EF-S 60mm F2.8 USM(DPPでRAW現像)】
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ところで,リンナイ製の開放式小型ガス湯沸かし器の使用中の事故のことが話題になっています。
そう言えば我が家もリンナイ製。
気になって調べてみると…なんと,問題になっている機種の一つ「RUS―5RX」(1993年製)でした。
新しいガス湯沸かし器を買わねば。

思い起こせば,使用中に火が消えることがときどきあったけれど,あまり深く考えずに使ってました。
使う時は,必ず換気扇を回していたけれど,すすが溜まって不完全燃焼になって一酸化炭素が発生するのならば,換気扇を回すぐらいで効果があるのだろうか?
(確かに,一酸化炭素は空気より軽いから換気扇を回すだけでも随分違うのかもしれないが…)
いずれにせよ,経年によりすすが溜まって不完全燃焼になり易い構造なら,定期的なクリーニングを義務付けるなり,一定年限以上の使用の禁止を明示するなりして欲しいものだ。
それによって多少お金が掛かっても構わない。
生命には換えられないのだから。
末筆ながら,亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。

平和

2007-02-02 22:46:16 | 
もしも神様がいて私の願いを3つかなえてくれるとしたら...
希望するもの それは......

平和



そして.........希望


さて ここはどこでしょう?
園内に咲き乱れていたこの花は何でしょう?
(この場所はもちろん知っていますが,花の名前は知りません

~花の名前は,「エリカ・ホワイトディライト」と分かりました(2007.3.7追記)~

【2007.1.7 Canon EOS Kiss デジタルN with Canon EF-S60mm F2.8 USM】
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イカロスのように(その2)

2007-02-01 21:50:32 | 

手を伸ばせば届くほどに感じられた太陽もやがては隠れ 残照だけが眩しく輝く。


隙間を見付け最後まで光を届けてくれる太陽。


やがて闇がすべてを覆い尽くす。
イカロスは太陽を目指し程なくして地へ墜ちた。
同じように太陽に憧れても 私は決して地へ墜ちることはない そう信じたい...

【2007.1.9 飛行機から Canon EOS 30D with Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM】
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イカロスのように

2007-01-31 21:39:06 | 

太陽に魅入られたイカロスのように
雲を突き抜けて
空高く舞い上がる


この空はどこまで続いているのだろうか...

【2007.1.9 飛行機から Canon EOS 30D with Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM】
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彫る(その2)

2007-01-30 22:43:48 | 

玄武岩が波で彫られた7つの洞穴「七ツ釜」。






こちらは「めがね岩」。
キリリと引き締まった柱状節理が眩しい。

【2007.1.9 佐賀県唐津市(七ツ釜) Canon EOS 30D with Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM & Canon EOS Kiss デジタルN with Canon EF70-200mm F2.8L IS USM】
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彫る

2007-01-29 22:36:27 | 

幾多の年月を経て玄界灘の荒波に彫られた玄武岩。
海の力強さと大地の懐の深さを感じる。


この季節,玄界灘は群青。

【2007.1.9 佐賀県唐津市(七ツ釜) Canon EOS 30D with Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM】
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